京都独特の焼肉タレ「洗いダレ」とは
京都の焼肉店には京都独特のタレ「洗いダレ」というものがあります。
この「洗いダレ」というのは分かりやすく言えば「焼肉のタレ」のことなのですが、名前の通りに「タレを洗い流すタレ」という珍しい焼肉のタレです。
これ京都独自の食文化で「焼肉の名門 天壇」が発祥とされています。
この「洗いダレ」は1965年に「焼肉の名門 天壇」が創業してからずっと変わらぬレシピで提供されています。
たぶん「昆布出汁・白醤油・酢」を合わせたものだと思いますが、サッパリとした後味でほんのり酸っぱいタレです。
なぜ「洗いダレ」と呼ばれるかというと、焼く前のお肉に甘いタレが使われているのですが、焼いた後に「洗いダレ」にくぐらせることで余分な脂とタレを洗い流してサッパリとさせて食べるから「洗いダレ」と呼ばれています。
今回は「焼肉の名門 天壇 西院店」で「洗いダレで食べるロース焼肉」を食べてきました。
お店に入店して私が感じた店内の感じ(雰囲気)は?(コロナ対策など)
西院駅の南側、リオホテルの地下一階にある「焼肉の名門 天壇 西院店」さんへ行ってきました。
テーブルは広く、席数も多く、とても高級感にあふれたフロアです。
コロナ対策は「検温・手指消毒・マスク」など。
テーブルに通されるとすぐに換気がスタートされます。
このお店のランチメニューは?
天壇ではお昼に焼肉ランチが提供されており、値段は1320円~2090円程度(税込)です。
お肉は「ロース・ミスジ・カルビ・ホルモン」があるのですが、天壇さんといえば「ロース」がオススメになります。
ライスはおかわり可能、サラダにスープに惣菜がセットになっています。
コロナ禍以前はビュッフェ形式だったのですが、今はワンセットでメニュー全品が提供されています。
特上ロースランチ(2090円)
ミスジランチ(2090円)
ロースランチ(1408円)
カルビランチ(1408円)
ホルモンランチ(1408円)
実食レビュー
今回は「ロースランチ(1408円)」を注文しました。
お肉は薄切り大判が3枚、天壇では普通のロース肉扱いですが、他店だったら高級肉レベルのものです。
お肉は甘いタレで浸した状態で提供されます。
ロース肉は軽く焼きます。
良いお肉はサッと焼いて食べるのが美味しいからです。
さて、これが「洗いダレ」というものです。
どう使うのかというと・・・・
焼いたお肉を「洗いダレ」にくぐらせて食べるのが京都独特の食べ方です。
お肉についた余分な脂が洗い流されてサッパリとします。
また、昆布出汁と酢でできた「洗いダレ」につけることでほんのり酸っぱさも加わります。
でも、お肉は元から甘いタレが付いているので甘くて、それがまたご飯ととてもよく合います。
普通の甘いタレもあるので、好みで使いわけると良いでしょう。
ちなみに天壇のタレは激ウマなんで「洗いダレ」を使わないで食べても超絶美味しいです。
このお店への行き方は?(駐車場の有無など)
焼肉の名門 天壇 西院店の場所は西院駅の南側にある「リノホテル」の地下一階です。
セブンイレブンとかモスバーガーがあるビルです。
住所でいえば「〒615-0021 京都府京都市右京区西院三蔵町17」で、地図で見たい場合はこちらをクリックしてください(Google Mapsが開きます)。
駐車場・駐輪場はないのですが近くに提携コインパーキングがあります。
またバイク駐輪場が同じ区画の西側にあるし、南側にもあってバイク駐輪場には困らない立地です(60分100円、上限300円)。
営業時間は2021年3月17日までは時短営業で「11時~20時」となっていました。
食事予算「1500円~4000円」
ランチ営業「あり」
ディナー営業「あり」
営業時間「11時~15時・7時~23時」
定休日「不定休」
駐車場・駐輪場「提携駐車場あり、近隣にバイク有料駐輪場あり」
住所「〒615-0021 京都府京都市右京区西院三蔵町17」
地図「こちらをクリック(Google Maps)」
公式「https://www.tendan.co.jp/saiin/」