京都の鎖国パン(ご当地パン)を一挙紹介します。京都で有名なご当地パンといえば「ニューバード、コロナの玉子サンド、志津屋のカルネ」などで、テレビでもよく紹介されていますが、まだまだたくさんの鎖国パンがあるのです。
京都の鎖国パンを一挙紹介します
今回は、京都にある「鎖国パン」を一挙に紹介したいと思います。
鎖国メシというのは、その当地でしか食べることができないグルメのことで、鎖国パンはご当地パンのことです。
では、京都にある鎖国パンには、どんなパンがあるのでしょうか?
パッと思いつくだけでも、実に13種類ほどあります。
・コロナの玉子サンド
・志津屋のカルネ
・進々堂のハムオニオンカイザー
・志津屋のビーフサンド
・ゲベッケンの出汁巻きパン
・照り焼きサンド
・ぶんぶんの電車パン
・松の柴漬けパン
・キキダウンステアーズベーカリーのししゃもパン
・柳月堂のハイジパン
・アリカのハムエッグパン
・天狗堂ロール
ニューバード
京都にある鎖国パン、その筆頭は「ニューバード」でしょう。
揚げパンで、中にはカレーパウダーで味付けされたソーセージが入っている惣菜パンです。
京都にかつて存在した「西湖堂製パン」のチェーン店「バード(Bird)」系列店で販売されていた京都府民のソウルフード的なパンです。
値段は130円程度、現在でも京都のいくつかのパン屋さんで売られています。
※このパンに関する詳しい内容(販売店、値段)はこちらの記事を参照してください。
コロナの玉子サンド
京都のカフェに行くと、特に観光客の多い中心部では「玉子サンド」をメニューにしているお店が多くあります。
パン屋さんでも販売されている京都では非常にポピュラーな鎖国パンです。
発祥というか、京都で玉子サンドを有名にしたのが木屋町にあった「コロナ」さんですが、店主さんが高齢で引退してしまいました。
その味を引き継いだのが「喫茶マドラグ」で、二条城の近くにある喫茶店です。
それがテレビやネット記事で紹介されて、他のカフェなどでもメニュー化されるに至った京都のご当地パンと言えるパンのひとつです。
※このパンに関する詳しい内容(販売店、値段)はこちらの記事を参照してください。
志津屋のカルネ
京都のソウルフードとしてテレビなどで紹介されることが多いのが「志津屋のカルネ」です。
値段は170円しますが、パンズにハムと玉ねぎを挟んだだけのシンプルなパンです。
シンプルではあるものの、玉ねぎの風味とハムの旨味がパンとよくあっており、京都でもよく知られたパンのひとつです。
※このパンに関する詳しい内容(販売店、値段)はこちらの記事を参照してください。
進々堂のハムオニオンカイザー
さて、前述の「カルネ」ですが、京都の有名なパン店「進々堂」でも似たパンが販売されています。
それが「ハムオニオンカイザー」で、値段は225円です。
カルネと同じく、ハムと玉ねぎをパンに挟んだものですが、マヨネーズで味付けされているのが特徴です。
テレビやネットで紹介されるのは「カルネ」ばかりですが、この「ハムオニオンカイザー」も京都の鎖国パンのひとつと言えます。
志津屋のビーフサンド
京都で昔から愛されているソウルフードとも呼べるパンは、有名な「ニューバード、カルネ」といったパンではありません。
実は・・・・
カツサンド
なんです。
これ、京都の老舗料亭でもメニューになっていたりするほどです。
トンカツをデミグラスソースに浸して食パンに挟んだものですが、京都でもファンの多いパンです。
写真は「志津屋のビーフサンド」で、値段は297円からです。
ゲベッケンの出汁巻きパン
2019年6月8日放送の『鎖国メシ』で、ウド鈴木さんが紹介したこともあるのが、伏見区にあるゲベッケンさんの「だし巻きパン」です。
柔らかいソフトパンの中には出汁巻玉子が入っており、過去には1日2000個も売れたという人気パンのひとつです。
京都は「出汁巻玉子」の専門店があるほどの「出汁巻き王国」で、京都の旅館やホテルの朝ごはんの定番とも言えるのが「出汁巻玉子」なんです。
それをパンに挟んだものが、前述の「コロナの玉子サンド」であったり「ゲベッケンの出汁巻きパン」なんです。
※このパンに関する詳しい内容(販売店、値段)はこちらの記事を参照してください。
ぶんぶんの電車パン
関西の電車やバスを形どったユニークなパンを販売しているのが宇治市にある「ぶんぶん」さんです。
こちらの店主さん、かなりのマニアさんで、店内には電車の模型なんかもあったりするほど電車好きなパン屋さんです。
それゆえに、いろいろな種類の電車パンやバスパンが売られていたりします。
値段は1個253円、30種類ほどの電車・バスのパンが販売されています。
※このパンに関する詳しい内容(販売店、値段)はこちらの記事を参照してください。
松の柴漬けパン
京都で有名なお漬物といえば、まぁこれはたくさんあるのですが、そのひとつが「柴漬け」でしょう。
その柴漬けをパンにトッピングしたものが「松」さんという白川通今出川にあるパン屋さんの「しば漬けパン」です。
モノとしては白あんの入ったアンパンなのですが、なぜか柴漬けがトップングされているというパンで、京都でも珍しいパンのひとつです。
ちなみに、値段は120円です。
※このパンに関する詳しい内容(販売店、値段)はこちらの記事を参照してください。
キキダウンステアーズベーカリーのししゃもパン
最近、テレビや雑誌でも紹介されるようになった京都の鎖国パン(ご当地パン)の中に、ししゃもをクロワッサン生地で巻いた「ししゃもパン」というのがあります。
京都市右京区の花園駅から徒歩15分くらいのところにある「キキダウンステアベーカリー」という発見困難店にあるパンです。
この「ししゃもパン」は、本ブログ(お墨付き!)が初めてネットで紹介して有名になったパンのひとつです(お墨付き!で紹介して有名になったグルメはたくさんあります)。
パッと見は何やら美味しそうに見えないのですが、実はものすごく美味いというパンなのです。
ま、騙されたと思って一度食べてみてください。
※このパンに関する詳しい内容(販売店、値段)はこちらの記事を参照してください。
柳月堂のハイジパン
京都の出町柳駅前にある1953年創業の老舗パン屋「京都・柳月堂」さん。
こちら、あまりメディアなどでは紹介されないのですが、京都の地元の方々が長年愛してきたパン屋さんのひとつです。
そこで売られているのが「ハイジパン」で、やわらかすぎるパンからはイーストの香りがプンプンと漂ってくるという懐かしいパンです。
値段は85円ほど、安くて美味しいということで、京都・出町柳ではかなり売れているパンのひとつです。
※このパンに関する詳しい内容(販売店、値段)はこちらの記事を参照してください。
アリカのハムエッグパン
甘いパン生地に、塩味のハムエッグがアンマッチなパンが「アリカのハムエッグパン」です。
これもあまり知られていませんが、ジャニーズ(嵐)の大野智さんがジュニア時代に毎日のように食べたと言われるマニアックなパンなんです。
伏見区の深草にあるパン店「ArikA」さんの名物パンで、値段は200円です。
※このパンに関する詳しい内容(販売店、値段)はこちらの記事を参照してください。
天狗堂ロール
さて、最後に紹介する「京都の鎖国パン」は・・・・
天狗堂ロール
です!
二条駅から近い三条通にある創業から100年近いという老舗パン店「天狗堂海野製パン」さんで販売されている名物パンです。
値段は110円、高級発酵バターを巻き込んだロールパンのような白パンのようなものですが、唯一無二なパンのひとつです。
※このパンに関する詳しい内容(販売店、値段)はこちらの記事を参照してください。
京都の鎖国パン(ご当地パン)まとめ
ということで、京都の鎖国パン(ご当地パン)まとめでした。
今回はまだテレビなどでもあまり紹介されていない京都の鎖国パン(ご当地パン)も含めましたので、他のまとめサイトよりも詳細で商品数が多くなっていると思います。
本ブログ(お墨付き!)は地元密着ブログで、日々街なかを探していろいろなグルメを見つけてくるブログなので、こういった記事は得意中の得意としています。
セレクションしたパンは、いずれも京都の地元の人々が愛しているパンばかりです。
ぜひ、このまとめを見て、自分好みのパンを探してみてください。