今回の「京都パン屋ブログ」は、2018年4月12日に新店オープン予定の「パンの田島 新京極店」についてです。関西では京都に1店舗だけ、つまり関西初出店ですが、関東では2016年に1号店が開店後、2017年に一気に店舗数を拡大しています。いま流行りの「コッペパン・揚げパン専門店」で、甘味系&惣菜のコッペパンが200円程度で販売されています。「日本レストランシステム株式会社(NSR)」の新業態で、平たくいうとドトールコーヒー関連会社の新ブランドです。
では、この「パンの田島 新京極店」さんはどんなパン屋さんなのでしょうか。
京都・河原町三条付近で「パンの田島 新京極店(仮称)」が開店準備中
だいぶ前といっても今年入ってからですが、京都の新京極通で「パンの田島」が開店準備をしています。
「コッペパン・揚げパン専門店」なのですが、いつ開店なのかちょくちょく見に行っていました。
しかしながら、情報が少なく、まだ工事中で2018年4月12日にオープンということしか分かっていません。
仮に「パンの田島 新京極店」と呼びますが、場所は「MOVIX京都」のお向かいという若者向けのショップが多い新京極通りの北端にお店はあります。
この道は通勤などで朝から人どおりがありますので、営業時間は「8時~20時」くらいになると思われました。
定休日などはたぶん不定休(年末年始)だと思いますが、なぜそう考えるのかというと、実は「パンの田島」というのはドトールコーヒーのグループ会社が運営するブランドだからです。
パンの田島とは?
「パンの田島」というのは、前述のように「コッペパン・揚げパン専門店」で、2017年から東京では吉祥寺や阿佐ヶ谷に学芸大学前さらには自由が丘などのオシャレっぽい町で次々と出店しているパンのテイクアウト&イートインのカフェです。
カフェのコーヒーには「田島オリジナルブレンドコーヒー」というのがあるのですが、コーヒー自体は「ドトールコーヒー」が焙煎したものとのことで、表には「COFFEE by DOUTOR」と書かれた看板も設置されています。
ということでドトールの系列店なのですが、正確には「ドトール・日レスホールディングス」のグループ会社である「日本レストランシステム株式会社(NSR)」の新業態です。
2016年に横浜市港北区綱島に「パンの田島 1号店」をオープンさせており「コッペパンと揚げパンの専門店」として「焼き立て 揚げたて 作りたて」をキャッチコピーにして展開してきました。
コッペパンは「つぶあん・チョコクリームを使った甘味系の他にハムカツなどを使った惣菜系」を主力に、揚げパンもあります。
価格帯は「甘味系 200円~240円、惣菜系 250円~350円、揚げパン 140円~220円」で、競争が激化しているコッペパン業界なので高めの設定ではありません。
惣菜系はホットドッグのような食べごたえのあるものもレパートリーされているので、ちょっとした食事(軽食)にもなりそうです。
パンの田島 新京極店 2018年4月12日 新店オープン!
ということで、2018年4月12日 朝8時からオープンということで、早速「パンの田島 新京極店」へ「コッペパンや揚げパン」を買いに行って来ました。
二階建て、一階が販売フロア・二階がイートインフロア(42席)となっており、物珍しさからか立ち止まって見ていく方も多くいらっしゃいました。
行列といったこともなく、注文して作り終えるまで待つこと数分で購入が可能です。
パンの田島 新京極店 パンの種類と価格について
惣菜コッペパンの種類は15種類あり、価格帯は250円~450円となっていました。
たまご 250円
ハムレタス 300円
ツナポテト 300円
肉じゃがコロッケ 300円
やきそば 300円
コンビーフポテト 350円
ダブルホットドッグ 350円
厚切りハムカツ 350円
からあげタルタルソース 350円
ナポリタンドッグ 350円
チーズちくわ 350円
海老カツたまご 350円
チキンカツ 350円
厚切りとんかつ 450円
ジャムなどの甘いコッペパンは少し安く、価格は12種類ほとんどが200円台(200円~240円)となっていました。
いちごジャムマーガリン 200円
練乳ミルク 200円
ピーナッツマーガリン 220円
黒豆きなこクリーム 220円
カスタードホイップ 220円
いちごジャム練乳クリーム 240円
ラムレーズン練乳クリーム 240円
生キャラメルチョコチップ 240円
生チョコクリームチョコチップ 240円
つぶあん黒豆きなこクリーム 240円
つぶあん宇治抹茶クリーム 240円
個人的なオススメは「揚げパン」です。
6種類ありサイズは小さめですが、値段は140円~220円でシンプルながらも魅力的なラインアップとなっています。
半熟卵ビーフシチュー 220円
カニクリーム 220円
揚げコッペパンきなこ 150円
揚げコッペパン 140円
ピロシキ 220円
パンの田島 店内の様子
入店すると、すでに注文を終えた方が数名ほどコッペパンができるのを待っていました。
注文してから作るので少し待ちますが「作りたて、揚げたて」がキャッチなので待つのが当たり前です。
今回は「ダブルホットドッグ(350円)、半熟卵ビーフシチュー(220円)、いちごジャムマーガリン(200円)」を注文したのですが、待ち時間は5分かからないくらいでスグに出て来ました。
イートインフロア(42席)は2名席がほとんどですが、奥にはソファ席もあって4人客などにも対応しています。
シックなニス塗りの木と白い壁が基調の店内は、最近よく見るデザインですが、一部の壁に灰色を施すなど、なんとなく古い学校校舎みたいな雰囲気もあります。
歩きなどで行く場合はイートインで休憩するのが良さそうです。
パンの田島 新京極店「コッペパンと揚げパン」紹介
ダブルホットドッグ(350円)は大きなソーセージを2本丸々使った贅沢コッペパンです。
でも、このサイズのソーセージが2本で350円なら納得価格かなと思います。
レタスにマスタードとケチャップで味付けされており、柔らかいコッペパンと一緒に食べるとなかなか美味しい一品となっていました。
ピロシキと迷ったのですが、揚げパンは「半熟卵ビーフシチュー(220円)」を食べてみました。
中には半熟卵とビーフシチューという組み合わせで、味に工夫がありそうなので注文してみました。
香りの良いビーフシチューが、半熟卵によって少し柔らかい味わいになっていました。
さて、甘いコッペパンは「いちごジャムマーガリン(200円)」をいただくことにしましょう。
こちらはシンプルでいかにもコッペパンらしいです。
コッペパンは表面がシッカリしたタイプで、甘さは控えめのイチゴジャムにマーガリンのコッペパンです。
シンプルなものも良いのですが、個人的には「惣菜コッペパン、揚げパン」は食べごたえがあってオススメかなと思いました。
パンの田島 新京極店
この「パンの田島 新京極店」ですが、開店日は2018年4月12日です。
関西では初出店となる「パンの田島 京都店」ということになりますが、今後の展開を考えて店名は「パンの田島 新京極店」もしくは「パンの田島 河原町三条店」などのようになると思われます。今のところ可能性が高いのは「パンの田島 新京極店」という店名候補です。
場所は「新京極三条」下がった所で、新京極通の河原町三条付近です。最寄り駅は「京都市役所前駅」か「三条駅」ということになり、どちらからも徒歩5分程度の場所です。