今回の「京都案内」は、一乗寺にある「こだわりの多い天然酵母のパン屋 こせちゃ」さんを紹介します。麹と米で発酵したパンなどがあり、食材にも種子島の「洗双糖」を使用するなど拘りを感じるお店です。「こせちゃ」というのはスペイン語で「収穫」を意味し、野菜や果物を使ったパンを手作りしているお店です。
発見困難店なので、ぜひ探してみてください。
こせちゃ 京都・一乗寺の発見困難パン屋
今回は京都のパン屋「こせちゃ」さんという「麹と米の天然酵母で作ったパン」を販売しているお店を紹介します。
一乗寺下り松の近くにある「発見困難パン屋」なので、ご存じでない方も多いと思います。
さらに営業日が「日曜日~火曜日」の3日間だけというのも訪問する際には注意したほうが良いでしょう。
では、この「こせちゃ」さんとはどこにあるどのようなお店なのでしょうか。
天然酵母の手作りパンの店「こせちゃ」
この「こせちゃ」さんは、スペイン語で「収穫」を意味する言葉で、季節の野菜や果物を使ったパンを手作りしているパン屋さんです。
保存料などの添加物は使用せず、ドライイーストの代わりに麹と米で発酵させたパンになっています。パンによっては、ホシノ天然酵母や自家製ぐみの木の実の酵母も使っているそうです。
麹と米で発酵させることで「ほんのり甘味」がつき、もっちりとした食感のパンになります。
材料にもこだわりが多く、上白糖と比較して「カルシウムは50倍、ミネラルは20倍」の栄養がある種子島の「洗双糖」を使っているなど、かなりのこだわりのあるお店と言えます。
・麹と米の酵母をメインに使っている
・ホシノ天然酵母、自家製ぐみの木の実の酵母を使うパンもある
・季節の野菜や果物を使ったパン屋
・こせちゃ = Cosecha でスペイン語の「収穫」の意味
・塩分、糖分、油脂類は控えたパン
・膨張剤、保存料は不使用
・北海道、滋賀県産小麦を使用
・天日海水塩を使用
・種子島の「洗双糖」を使用
・または北海道のてんさい糖
・島根県産牛乳を使用
・北海道よつばバター、なたね油を使用
切り干し大根パン 168円
こせちゃのパンは、季節の野菜や果物を使ったものが多く、値段も168円~300円程度のものです。
今回は「切り干し大根パン 168円」と「グランベリーとくるみのパン 259円」を食べてみました。
切り干し大根パンは、麹と米で発酵させたパンに「惣菜の切り干し大根」が入っているという珍しいパンです。
ご飯のお供ですが、パンでも合うみたいで美味しいパンになっていました。
値段は168円とお気軽なお値段です。
グランベリーとくるみのパン 259円
こちらは「グランベリーとくるみのパン」です。
天然酵母には「自家製ぐみの木の実の酵母」を使っており、もっちりとしたパンにグランベリーの甘みがよく合っているパンになっています。
値段は259円で、大きさのあるパンになっていました。
こせちゃ パンの種類
パンの種類は季節によって変わりますが、レパートリーは多く、訪問した日は15種類ほどのパンやクッキーがありました。
12時頃に訪問した時には結構売れていたのですが、女性店主さんによれば「今日は珍しく多く出たのですが、普段はありますよ」とのことでした。
・グランベリーとくるみのパン 259円
・くるみあんぱん 168円
・きんぴらごぼうパン 168円
・切り干し大根パン 168円
・きなことピーカンナッツのケーキ 157円
・野菜のクッキー 250円
こせちゃ への行き方(アクセス方法)
では、この発見困難なパン屋さんはどこにあるのでしょうか。
わかりやすくいうと「曼殊院通」の「一乗寺下り松」の近くです。
叡電の「一乗寺駅」から東へまっすぐ行くと「白川通」があるのですが、それを横断して「曼殊院通」を「八大神社参道 鳥居」まで行きます。
鳥居は左へ「曼殊院通」に沿って進みます。
すると、右側に坂道があるのですが、それを入るとお店があります。