今回は初詣にも使える「京都の一風変わった個性的でユニークな寺社仏閣(神社や寺)」を選んでみました。大大吉が出る神社、やたらと凶が出る神社、黄金の鳥居、銀色に輝く鳥居、回転する神社、縁切りと縁戻しの神社、ワンピースの麦わらの一味が来た神社、三本柱の鳥居、坂本龍馬が通った神社、ハイテクおみくじ、国家試験の合格御守など珍しい神社やお寺を11選しました。
ユニークな場所ばかりなので、京都観光の際に訪れる候補の参考にしてください。
面白い京都の寺社仏閣 11選
2018年も1月3日になると、ほとんどの方は「初詣」が終わっていると思います。
しかし、数日かけて「いくつもの神社で楽しむ」という初詣もあって良いはずで、普通の神社の初詣ではなく「面白い初詣」を楽しむという方法もあるはずです。
そこで今回は「京都の一風変わった個性的でユニークな初詣スポット」を紹介したいと思います。
まだ「初詣」に行っていない方も、1月5日~6日は週末ですぐに休みになりますので、短い時間でも楽しめる面白スポット的な神社がオススメです。
大大吉が出る神社
お正月の神社では、新年の運勢を占う「おみくじ」が人気です。
大吉~吉まで、何が出るかはお楽しみですが、大吉のパワーアップ版「大大吉(だいだいきち)」が出る神社もあります。
それが、京都の「伏見稲荷大社」です。
おみくじの最高峰「大大吉」が出るのは、京都の伏見大社本殿にある「おみくじ」です。
値段は200円で、お詣りへ行った際には1回引いてみてはいかがでしょうか。
大大吉のおみくじが京都にあると言います。場所は京都の「伏見稲荷大社」です。では実際に大大吉のおみくじは伏見稲荷大社のどこにあるのでしょうか?
やたらと凶が出る神社
こちらの「おみくじ」は、反対に「凶」が出ることで知られている神社です。
その神社とは、京都市の「建勲神社(けんくんじんじゃ)」で、船岡山の山頂にあります。
かつては寂しい場所でしたが、ここ数年はゲーム「刀剣乱舞」のブームで参拝客も多くなってきました。
この「建勲神社」では、 凶が3種類あって「小凶、凶、大凶」
値段は200円で、今年の運だめしにいかがでしょうか。
やたらと凶が出るおみくじが京都にあるというので、早速「凶」を出しに京都市北区の神社「建勲神社(けんくんじんじゃ)」に行ってきました。ここは刀剣乱舞スタンプラリーの「宗三左文字(そうざさもんじ)」のフォトスポットでもあり、ネットで「やたらと凶が出るおみくじ」と話題の場所なのです。
黄金の鳥居がある神社
京都には数多くの神社がありますが、金色に輝く「黄金鳥居」が見られる神社もあります。
その黄金鳥居があるのが「御金神社(みかねじんじゃ)」で、二条城から徒歩数分の所にある小さな神社です。
夜にはライトアップされた黄金の鳥居が金色に輝き、参拝は24時間可能になっています。
御金神社は金運アップの神社としても知られており、境内には黄金に輝く金運アップの「御守、神札、おみくじ」など様々な神社グッズが売られています。
お金にまつわる神社ということで、商売をされる方などにオススメの神社と言えます。
京都には24時間黄金に輝く神社があります。深夜でも参拝でき、キンキラに輝く黄金の鳥居は夜の街を照らすネオンのように輝く神社です。その神社とは「御金神社(みかねじんじゃ)」という神社です。今回の「京都案内」はこの金運アップが期待できるという「御金神社」に実際に行ってきました。
ジェラルミンの鳥居とエンジンがある神社
鳥居は朱色が当たり前と思われていますが、銀色に輝く鳥居が京都にはあります。
それが「飛行神社」にある「ジェラルミンの鳥居」です。
ジェラルミンは軽量であるため飛行機の機体材料で使われている素材で、名前の通り「飛行神社」というのは飛行機の祖である二宮忠八が建てた神社です。
鳥居の近くに飛行機「栄光 F-104J」のエンジンが奉納されており、全長5メートルにもなる長いエンジンの実物を見ることができます。
飛行機に関するものが境内にたくさんあり、ゼロ戦のプロペラ(機首部)も境内には置いてあるので、歴史好きの方にオススメの神社です。
今回の「京都案内」は京都府八幡市にある飛行機の神社「飛行神社」に行ってきました。ここには「ジュラルミン鳥居」に自衛隊の主力戦闘機だった「F-104J(栄光)」のエンジンや、大阪湾から引き揚げられた「零式艦上戦闘機の機首部」(ゼロ戦)もある見ごたえのある神社です。
回転する神社
京都には「回って向きを変える神社」があります。
神泉苑という平安時代の庭園の雰囲気が残る歴史ある場所にある「恵方社」と呼ばれている神社です。
日本で「回転する神社」が見られるのは「神泉苑・恵方社」だけです。
大晦日の夜に、次の年の「恵方」の方角で向かせる祭式が行われ向きを変えるという珍しい神社です。
二条城のすぐ近くにもかかわらず参拝される観光客はまだ少なめなので、京都の穴場的な観光地と言えるでしょう。
京都には「くるくる回転する神社」があります。場所は二条城のすぐ南にある平安京の遺構で華麗な庭園のある「神泉苑」という場所です。京都の絶景スポットで、今は桜も咲いておりパワーアップした状態です。そこに「恵方社」というのがあり、それが「回転する神社」なのです。
縁切りができる神社
普通の神社であれば「縁結び」の祈願をすることができますが、京都には「縁切り」を祈願できる神社もあります。
それが「櫟谷七野神社(いちいだにななのじんじゃ)」で、拝殿の前には縁切りを祈願する「石盛」が置かれています。
なんとも珍しい神社ですが、この櫟谷七野神社はの「7」は、七神のことで「春日明神(奈良)、伊勢(三重)、石清水、賀茂、平野、松尾、稲荷」が祀られているという最強神社でもあるのです。
外からは見えない場所にあるので、まだ「あまり知られていない神社」でもあります。
それでも「縁切りと縁戻しが祈願できる」ということで、参拝者はいるようでした。
今回の「京都案内」は京都でも屈指の隠れた神社です。それも「謎の石盛」による願掛けが行われているという神社です。その神社とは京都・西陣にある「櫟谷七野神社(いちいだにななのじんじゃ)」と言います。この神社は「縁切りと縁戻し」を願う人々が参拝する神社なのです。
最強の漫画キャラが集合した神社(麦わらの一味)
大人気漫画『ワンピース』の主人公たち「麦わらの一味」をご存知のことでしょう。
この「麦わらの一味」が参拝に来た神社が京都にはあるのです。
それが「車折神社(くるまざきじんじゃ)」の摂社「芸能神社」と呼ばれる神社で、芸能人やタレントに歌手など「芸能」に関わる方々が玉垣を奉納しており、その玉垣を見ることができる神社です。
こちらが「麦わらの一味の玉垣」です。
「モンキー・D・ルフィ」や「ナミ」に「サンジ」などおなじみの主人公たちの名前が書かれた玉垣が10本並んでいます。2017年に初めて見たものなので、2019年の中盤くらいまでは見ることがでるはずです。『ワンピース』のファンの方はぜひ見に来てください。
2018年の元旦正月に京都の車折神社(くるまざきじんじゃ)へ初詣する場合の注意点や見るべきスポットを紹介します。実際に現地へ行っている地元民の記事なので、お守りや絵馬に御朱印の値段(初穂料)などもほぼ網羅してあります。初詣の混雑具合や、駐車場の行列も近くに住んでいるので、その経験で書きました。
日本でここだけ「三本柱の鳥居」
一般的な鳥居は2本の柱ですが、京都でも最古級と言われる「木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)」には、3本柱の鳥居「三柱鳥居(みはしらのとりい)」が実在しています。
珍しい神社で、3本の鳥居は日本でも唯一「三柱鳥居」だけです。
観光客は来たりしませんが、地元では信仰の厚い神社です。
三柱鳥居(みはしらのとりい)は境内の左奥にあり、その姿はまさに神秘的とも言える佇まいです。
観光名所の近くではないため、まだあまり知られていませんが、嵐山へのアクセスで使う「太秦天神川駅」の近くにあります。「京都ツウを名乗るなら見るべき神社」なのでお詣りされてみてはいかがでしょうか。
今回の京都案内は「日本唯一の三柱鳥居」がある京都・太秦天神川「木嶋坐天照御魂神社」に行ってきました。三柱鳥居(みはしらとりい)は日本でもここにしかない珍しい3本柱の鳥居です。
坂本龍馬が通った神社
京都の「四条大宮駅」の近くに、幕末の志士・坂本龍馬が通った神社があります。
その坂本龍馬に所縁のある神社とは、三条商店街のアーケードから細い路地裏にある「武信稲荷神社(たけのぶいなりじんじゃ)」のことです。
「龍馬・おりょう」がよく訪れ、すぐ隣の「六角獄舎」に投獄された「楢崎将作(おりょうの父親)」の身を案じたと言われています。
「龍馬・おりょう」に関連する「御守、絵馬、おみくじ」もあり、坂本龍馬ファンであれば一度は訪れておきたいスポットです。(おみくじの初穂料は100円)
駅からのアクセスもよく、三条商店街というアーケード商店街もあるのでランチを食べがてら観光してみると面白いでしょう。
今回の「京都案内」は、京都にあるユニークな神社「武信稲荷神社」の紹介です。武信稲荷神社は「名づけの神様」として知られていますが、他にも「龍馬おみくじ、龍馬絵馬、御朱印」などあってユニークな神社のひとつです。
最新ハイテクおみくじがあるお寺
神社には「おみくじの自動販売機」が設置されていたりもしますが、もっとハイテクなIC技術を駆使した「おみくじ」が、嵐山の「虚空蔵法輪寺」にあります。
それが「電伝みくじ」と呼ばれるハイテクマシンです。
珍しい電気・電子の神社「電電宮(でんでんぐう)」という神社が「法輪寺」の境内にあるため「おみくじもハイテク」になっているのです。
こちらが「電伝みくじ」です。
番号を選ぶのに電子ルーレットが使われているのですが、内容も「恋愛みくじ」で星占いまで付いているものです。値段は100円で観光地の嵐山にあります。嵐山観光に来られた際に立ち寄ることができます。
正月は、京都の嵐山にある寺「法輪寺」と「電電宮(神社)」へ初詣をしてみてはいかがでしょうか。実は、ちょっと面白い系の寺社仏閣なのです。「電電宮」という聞きなれない神社、そして牛と寅の狛犬がいる「法輪寺」には「電伝みくじ」という最新の「恋占いマシーン」まであるのです。
理容師・美容師の為の神社
もうひとつ京都の嵐山にあるユニークな神社が「御髪神社(みかみじんじゃ)」です。
こちらは「髪」にまつわる神社で「献髪、髪の祈願」ができる神社なのです。
また「理・美容師の国家試験」の合格祈願ができる神社としても知られています。
こちらが「理・美容師 国家試験 合格守御髪神社」と書かれた合格祈願のお守りです。
「御髪神社」は小さい神社で2年ほど前までは訪れる方は少なかった神社ですが、最近はよく紹介されているので参拝客も多くなってきました。ちょっと前までは心霊スポットとか言われてたような場所ですが、嵐山の名所「竹林の路」にあるので、嵐山観光の際に訪問することができます。
今回の「京都案内」は、地元にある「御髪神社(みかみじんじゃ)」の絵馬やお守りなどを紹介します。御髪神社は「日本唯一の髪の神社」で頭髪祈願や献髪(けんぱつ)ができる神社として知られています。そのためか、髪の毛に不安のある有名人の絵馬がたくさんある神社でもあるのです。
京都の一風変わった個性的でユニークな寺社仏閣 まとめ
ということで「個性的でユニークな寺社仏閣」を選んで紹介しました。
2018年の初詣には、こういった寺社仏閣へ行ってみるのも良いものです。
普段から京都に住んで、京都を歩き回っているマニアがお薦めする「他ではまだほとんど紹介されていないスポット」を紹介していますので、初めて聞くような寺社仏閣も多かったと思いますが、選りすぐりの11選になっています。