今回は京都にある「豆腐屋さんで食べるカレーうどん」を紹介します。お店の名前は「百珍工房」さん、ネット地図には登録されていません。また、紹介もほぼありません。お店は豆腐店ですが、中に入るとカレーうどんがあるうどん屋さんでもあるという稀有なお店だからです。
最新情報:こちらの店舗は閉店しています。
京都には豆腐屋さんで食べるカレーうどん屋さんがある
今回の「京都ランチ」は京都市左京区下鴨にあるお豆腐屋さんの「カレーうどん」です。
豆腐屋さんで食べるカレーうどん?
そうなんです。
お店はお豆腐屋さんで間違いないのですが、入店すると「うどん屋」さんになっているのです。
お店の名前は「京豆腐 百珍工房」さん。
もちろん、豆腐店も絶賛営業中!
さて、どんな豆腐屋・・・・いや「うどん屋」さんなのでしょうか!?
百珍工房 @京都・下鴨へ行って来た
百珍工房さんは北大路通の「いいちょ」さんの南側の細い道を南へ下がったところにある豆腐店です。
見た感じは割烹っぽいお店で、豆腐料理のお店にも見えます。
しかし、入店すると・・・・
広さは三畳程度、ほんと豆腐が売られているくらいのスペースしかなく、そこにカウンターが7席分詰め込んであるという店舗なのです。
この店頭と店内のギャップにまず驚きました。
店内では豆腐が売られているのですが、そこにカウンターが設置してあって、メニューを見るとカレーうどんがあることがわかります。
ここは明らかに豆腐店でありながら、うどんのお店でもあるのです。
メニューを見ると明らかに京うどんのお店です。
きつねうどん 750円
カレーうどん 800円
冷やしつけうどん(きつね)800円
うどん(たぬき=刻みきつねのこと、あんかけ)
ちなみに「たぬき」は京都では刻みきつねの餡掛けうどんのことです。
豆腐屋さんで食べるカレーうどん 実食レビュー
今回は名物と思われるカレーうどんを食べてみることにしました。
店頭に書かれているのもカレーうどんだし、他の人が食べていたのもカレーうどんでした。
このカレーうどん、見た感じは濃い目で餡もトロッとした感じに見えるのですが、実際には結構サラッとした汁になっています。
出汁はほんのり甘みもあり、スパイシーではあるものの出汁の美味しさを楽しむ京うどんらしい味わいです。
天かすが入っているのもいいですね。
正直いって・・・・
出汁はかなり美味しいです。
ただ、麺が細めの平打ちというか乾麺かなという感じです。
これはかなり残念ではあるのですが、前述のように意外とサラッっとした汁なので、麺に汁がなじむように細めの麺にしたのかもしれません。
でも、出汁が美味しいのでかなりいけてるカレーうどんだと思います。
この出汁を使った「豆腐ごはん」も付いてくるのですが、良い出汁で美味しくいただくことができました。
おから・千切り大根もついてきます。
お店の雰囲気はかなり上級者向けで、お客さんも地元の常連さんという感じですが、出汁は味わってみていただきたいです。
なお、地図には未登録で紹介記事もないお店です。
我こそはというツワモノは一度行ってみてください。
百珍工房 営業情報
では、この稀有な「うどん店」というか「豆腐店」である百珍工房さんはどこにあるのでしょうか。
賀茂川の東側、北大路大橋を東へ、ラーメン店「いいちょ」さんがあるところの信号を南へ下がって徒歩2~3分くらいのところです。
建物は下鴨葵館と書かれており、暖簾が出ているので分かると思います。
営業時間は「11時頃~14時頃」とややアバウトですが、ランチ時間帯であれば開いているようです。
営業時間:11時頃~14時頃
定休日:不定休