京都・京北「古道トロ峠」が2017年11月5日に開通予定となっています。当日は通り初めが実施され「黒田ふれあいまつり」も開催されます。下黒田町~灰屋町を結ぶ林道のことで約3kmほどの距離があります。昭和30年頃までは使われていましたが、近年は廃林道となっていました。
それを地元の有志の方々が整備して復活させたということです。
古道トロ峠 2017年11月5日に開通
2017年11月5日、京北・黒田で昭和30年頃まで使われていた古道「トロ峠」が整備され開通することになっています。
といっても、林道で徒歩でしか行くことはできません。
当日は「黒田ふれあいまつり」が開催されるので、そこでお披露目ということになっています。
・下黒田町~灰屋町を結ぶ林道
・距離は約3km
・徒歩で2時間30分ほどの行程
・黒田防空監視哨 跡がある
・距離は約3km
・徒歩で2時間30分ほどの行程
・黒田防空監視哨 跡がある
「古道トロ峠」は、国道477号沿いの集落「黒田」にある「春日神社」の脇くらいから府道361号を最短で結ぶ林道のことです。
平安京へ物資を届ける道として「京道」と呼ばれていた道の一部区間です。
峠には昭和20年頃に「黒田防空監視哨」が設置され、米軍爆撃機が発見されると京都府庁にあった「京都監視隊本部」に連絡して空襲警報が発令されていた時期もありました。
黒田ふれあいまつり
古道トロ峠の通り初めは、ガイド付きで行われるということで事前登録制になっていました。
申し込みは事務局へ公式サイトから可能で、告知サイトでは「旧黒田小学校グラウンド」で集合となっています。地域外の方にも分かりやすくいうと「京北研修センター」で集合ということです。
開通当日は「黒田ふれあいまつり」が開催され「新鮮やさい市・イノシシ肉の屋台、窯焼きピザ屋台・寿司屋台・ふるまい餅」など、ちょっとしたイベントが開催されます。
古道トロ峠の事前申し込み制は面倒ですが(保険の関係)、「黒田ふれあいまつり」は行けば見ることができます。