京都で柿といえば「大枝柿」です。今回の「京都案内」は、もうすぐ旬を迎える富有柿(ふゆうがき)の特産地「洛西大枝」の柿ストリートを早々に紹介しておきたいと思います。京都市内にも近い国道9号の沓掛(くつかけ)付近から柿畑が広がって、柿狩りができるのが京都「洛西大枝」というエリアなのです。
大枝柿の旬は10月中旬~11月ですよ。
京都で柿といえば「大枝柿」
そろそろ「秋の味覚」が出てくる時期ですが、京都にも秋の味覚がたくさんあります。
そのひとつが「柿」ですが、「京都に柿ってなんかありましたっけ?」という方は、ぜひ「大枝柿(おおえのかき)」を知っておいてください。
京都の洛西大枝は、柿の有名な産地なんです。
大枝柿ストリート
国道9号線を亀岡方面に向かうと「沓掛(くつかけ)」という交差点があります。
そこを左折すると「大枝西山街道」という通りになるのですが、縦貫道の脇を通る道で、しばらく進むと斜めに入る道があります。
そこが通称「大枝柿ストリート」で、柿農園さんが多くあって、10月10日(おいしいのは11月入ってから)くらいから色鮮やかな柿が大量に売られる通りになるのです。
秋の味覚といっても、柿が食べごろになってくるのは11月に近くなってからです。
だいたい10月10日頃から、そろそろ出てくるという感じで、9月29日の時点では「大枝柿ストリート」でもまだ今年の柿は「早生柿」があるか、もしくは和歌山産など他地域のものが並んでいるだけでした。
10月も半ばくらいになれば、ここらへんの柿農家では一斉に「柿狩り」ができるようになり賑やかになってきます。
早生柿
9月末だとまだちょっと早いですのですが「早生柿」が売られていたりもします。
一山100円~500円、大きさでお値段変わりますが「清原農園」さんで売られていました。
地元の方に聞いたのですが、やっぱり「今はまだ早いよ」ということで「食べるなら10月半ばくらいからで11月に入ってからがいいよ」と教えていただきました。
一応、別のお店で「熟した柿」もあったのですが、お店の方に聞いたところ「和歌山産」ということで、食べるなら「大枝産が出回ってからにしたほうがいい」とも教えてもらいました。
富有柿(ふゆうがき)
大枝の柿は品種でいうと「富有柿(ふゆうがき)」と呼ばれるものです。
果肉がやわらかく甘い柿として知られている柿の代表格ともいえる品種です。
大枝の街道を歩いていると、この「富有柿(ふゆうがき)」という看板がたくさんありました。
大枝柿 まとめ
ということで、今回の「京都案内」は少し早めに京都の特産品「大枝柿」を紹介しました。
旬は10月~11月で、甘くてやわらかい「富有柿(ふゆうがき)」の柿狩りや露店販売が行われているのが、洛西大枝の「柿ストリート」です。
京都で柿といえば「大枝柿」なので、ご存知の方も多いでしょう。
今からチェックしといて、旬になったら家族で柿狩りとかいかがでしょうか?