今回の「京都案内」は、京北で見られる「黒文字」という木の葉から作った飴「しんしん飴(くろもじ飴)」を紹介します。ハーブ・アロマの香油に使われる材料なので香りの良さはお墨付きで、それを飴にしたものが「しんしん飴」です。
では「しんしん飴」とはどのような飴なのでしょうか、紹介します。
しんしん飴 とは?
![しんしん飴とは、これの飴のことです](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-09-11_193744.jpg)
しんしん飴とは、これの飴のことです
今回の「京都案内」は、京都の京北で売られている「しんしん飴」を紹介します。
しんしん飴?
これは商標で、実際には「木の葉を使った飴」なのです。
いわゆる「ハーブ飴」に近いもので、「京北樹々の会」という京北の皆さんが、地元の落葉低木であるクスノキ科の樹木「くろもじ」という木の葉を使った飴です。
よい木の香りがし、身(しん)と心(しん)に伝わってくる飴ということから「しんしん飴」と名付けられました。
クロモジの日に売られていた「しんしん飴」
![9月6日は「クロモジの日」らしいです](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-09-11_200938.jpg)
9月6日は「クロモジの日」らしいです
この「しんしん飴」ですが、なんと9月6日に京北の道の駅「ウッディ京北」で店頭販売していたのです。
クロモジの木というのは、とても良い香りのする木で、葉をお茶や飴にすることができます。
最近では、アロマ油(精油)でも売られていたりします。
漢字で書くと「黒文字」です。
皆さんは、蕎麦屋さんとかで「黒い楊枝」を見たことがないでしょうか。
「黒文字楊枝」というのですが、その材料にもなっています。
くろもじ飴・くろもじ茶 紹介
![くろもじ茶や飴が売られていました](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-09-11_202100.jpg)
くろもじ茶や飴が売られていました
今回は「くろもじ茶」と「くろもじ飴」を買ってみることにしました。
お茶を飲ませてもらったのですが、クスノキのような爽やかな香りがかなりするので、ずいぶんと美味しいお茶だなと思ったからです。
![ちなみに3つで1000円でした(1個350円)](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-09-11_202258.jpg)
ちなみに3つで1000円でした(1個350円)
ちなみに飴のオススメは「ミックス味、ミルク味」ということでした。
普通の「くろもじ飴」も食べてみましたが、他の味を混ぜた方が若干おいしく感じました。
特に「みるく味」というのが、香りと甘さに深みがあって好みの味でした。
![くろもじの味は?](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-09-11_202727.jpg)
くろもじの味は?
くろもじの味ですが、表現するのは難しいのですが・・・・
香りの良い木材の香りです(笑)
こういうとアレなのですが、杉の木なんかとは違って、もっと味わいやすい木の香りがします。
お茶の飴ってのがよくありますが、それの味わいに森林浴の香りが追加されたような味わいの飴なのです。
伝わるかどうか分かりませんが美味しい飴であるのは間違いありません。
しんしん飴 どこで買えるの?
![京都市右京区「ウッディ京北」で売られていることも?](http://osumituki.com/wp-content/uploads/2017-08-21_210851.jpg)
京都市右京区「ウッディ京北」で売られていることも?
高級楊枝の材料「クロモジ(黒文字)」の葉には、香油が含まれており、その良い香りを使った飴が「しんしん飴」です。
今回は京都・京北で買いましたが、京北特有のものではないので他地域でも売られていることがあります。
他にも「アロマ油、石鹸、香水」にも使われており、香りの良さでは実績があります。
今回は「9月6日(クロモジの日)」に購入しましたが、2016年頃から他の日でも扱っていたようです。
問い合わせなど、気軽にできる道の駅なので、ちょっと遊びに行ってみるのも良いでしょう。
京都府京都市右京区京北周山町上寺田1−1
営業時間:9時~17時(ソフトクリーム販売)
定休日:
URL:http://fuw.jp/woody/