京都では12月16日深夜から雪もしくはミゾレが降る朝になりました。10時前には街中では雨も止んで晴天となっていますが、その時に我々は北区の山中で遭難しかけていたのです。9時前までは結構吹雪いている地域もあり、北区の山中では吹雪になるなどしていたからです。
ということで、いきなりですが「京都秘境ハンター」始まります!
12月16日朝の京都は市街地でもみぞれが降るなどしました
昨日書いた気象台の予測とおり、12月16日の京都は暗いうちからみぞれ雪が降り始め、7時の夜明け頃には雨になったり雪になったりする朝になりました。
京都市街地では積雪までとはいかず、10時前には晴天となり雨も雪も止みました・・・・がしかし!
実は山間部ではかなり吹雪いており、我々は積雪でバイク移動を断念せざるをえない状況に陥っていたのです。
京都市内は降雪もしくは雨
さて、話は少しさかのぼりますが・・・・我々は朝7時前から積雪を確認するためにバイクで京都を北上していました。
京北・弓削(ゆげ)に行くか、もしくは鞍馬から花脊まで行けば必ず積雪していると考えて移動していたのです。
今回は(京北に行く国道162号は車が多いので)すぐに標高が高くなる鞍馬から花脊に抜けるルートで行こうと上賀茂神社の鴨川まで来たところ・・・・
西賀茂山頂ではかなりの積雪になっているのを確認できました。
見た感じでは、この鴨川が雪の節目のようで、鴨川より東側は雪が少ないのですが、西側は山の頂上で冠雪を見ることができました。
山間部では積雪(冠雪)・吹雪になっているようなので行ってみました
そこで、当初考えていた鞍馬には行かずに、府道61号を通って「雲ケ畑~持越峠~真弓」のルートで西の山頂を目指すことにしたのです。
見た感じだと1kmも走らずに吹雪の中に突入できるようにも思えました。
京都市北区の京産大付近で気温は1℃とかなり寒い状況
先ほどの上賀茂神社から1kmほど北上すると、いきなり吹雪になっていました。
温度計は1℃を表示しており、この温度計を境に西側では吹雪、東側は雨となっています。
ふと、十三石山を見上げると山頂では冠雪しているのが確認でき、このまま雲ケ畑まで行けばかなり吹雪いていると予測できました。
京都・雲ケ畑は吹雪の状態
さらに3kmほど進んで雲ケ畑まで来ると、大粒の雪が吹雪いており、一部では積雪も観測できました。
西の山中「持越峠(半国高山)」はさらに吹雪いているようで、山頂は雪でよく見えない状況になっていました。
この感じだと持越峠は(車の通りが少ないので)轍(わだち)もないほど積もっていると予測されましたが、とりあえず行けるところまでは行ってみようと先に進むことにしましたが・・・・。
「式内巌島神社」付近であまりの吹雪で立ち往生となってしまいました(笑)
京都府京都市北区雲ケ畑中畑町54
持越峠は積雪3センチほどありました
雲ケ畑中畑町では、あまりの吹雪のため撮影もできないほどになっていました。
防寒服でも凍えて、カメラのレンズにも雪が積もるほどの猛吹雪となっていました。
さて、少し後に吹雪が止んだので持越峠の手前までは行っみたのですが、一気に吹雪いたために積雪がひどくなり、バイクがスリップして先に進めなくなってしまい、今回はここまでで断念としました。
12月16日朝の京都市内の降雪まとめ
ということで、今回は京都市中心部から鴨川をずっと北上するように降雪模様を見てきました。
・12月16日朝方から京都では降雪が見られた
・京都市北区の山間部はみぞれか降雪
・雲ケ畑中畑町では吹雪
・持越峠は積雪3cmほどありバイクはスリップするため移動を断念
・京都市街地はみぞれか雨
・10時前には止んで晴れてきました
街中は雨程度のところがほとんどで通勤には影響するほどではありませんでした。
しかし、あまりの寒さに通勤されている方々も心なしか早足で歩いていました。
京都市北区や右京区の山間部では冠雪や積雪も見られるなど、地域によって結構違いがあります。京都ではこれは珍しいことではなくて、意外とちょっと標高が高くなるだけで天候が荒れているのはよくあることではあります。
ということで、次回の「京都秘境ハンター」は・・・・
「京都市内にあるアノ偉人も使ったガイドブックに載らない謎の井戸!」をお届けします!
お楽しみに!