遂に京都で南北問題が起こったようです。そうです、京都市内に「南北別信号」が設置されたのです!(?)「南北別信号」とか検索しても出てきませんが、我々はついに実物の「南北別信号」を撮影することに成功したのです。
で、南北別信号って何なのでしょうか?
京都にある「南北別信号」
京都には聞き慣れない信号機「南北別信号」という新しい信号機があります。
最近設置されたようで、新しい信号の上に「電光掲示板」まであるという最新式の信号機です。
8/14の京都は晴れたり曇ったり、北野天満宮に直撃の雷が落ちたらしいとの噂もあり(実際には別の場所)、そんな中での撮影なので少し暗いですが、頑張って撮影してきました!
確かに「南北別信号」と電光掲示板に表記されている?!
電光掲示板に明らかに「南北別信号」と表記されていました。
場所は、桂上野(かつらかみの)の交差点で、桂川街道と府道132号線の交差点です。
桂川街道は桂川に沿っているバイパスです。短い路線ですが、道が広く空いているのでお店もそこそこある通りです。
そこにあるのが「南北別信号」と電光掲示板で表示されている信号です。
南北別信号 とは?
では「南北別信号」とは何なのでしょうか?
取材に行った温泉担当によれば、対向車線が青でも、自車線は赤である信号だと言います。
実際に観察していると、対向車線が進んでいるのに「青になるまでお待ちください」と表示されて赤信号のままだったそうです。
実はこの「桂川街道」なのですが、少し特殊でこの先は行き止まりなのです。
そのため、「桂上野」の交差点でほとんどの車が右折するのです。
前は「右折信号」が設置されていたのですが「どうせみんな右折しかねーんでしょ?」というわけで、右折車がスムーズに進行できるように反対車線が青の時には赤信号で、青の時は実質的に「右折専用の青信号になっている」という話なのです。
南北別信号 まとめ
ということで、この京都にある「南北信号」ですが、南北朝とか南北問題とかまったく無関係で、右折する車の多い道に設置された青信号が対向車線と同期しない信号でした。
・京都の桂川街道の桂上野交差点に設置されている。
・「青になるまでお待ちください」と「南北別信号」と電光掲示板で表示
・反対車線が青でも、こっちは赤という信号
ということで、これは見に行くっきゃないですよね!(?)