「バスタオルの洗う頻度は?」と問われて、月に1回という方は、バスタオルから玉ねぎが腐ったような匂いがしませんでしょうか?
この臭い、実は雑菌が大繁殖した匂いで、普通の洗濯ではまったく取り除くことができません。今回はそれを完璧に取り除く方法を記事にします。
バスタオルを洗う頻度はどれくらいがいいのか
この「バスタオルの洗う頻度は?」という話は、論争の種となっており、「毎回派」と「何度か使ってから派」が討論を演じてきました。
私も「一か月に1回洗う派」として参戦してきましたが、お風呂場が玉ねぎくさいのは、洗わないバスタオルのせいだということに気が付いてからは、「毎回派」に寝返りました。
「毎回派」
・不潔すぎい~
・え? ふつう洗うでしょ?
・さわりたくない・・・「何度か使ってから派」
・毎回バスタオルを洗うような奴とはつきあいたくないね。
・きれいな体を拭いてるんだから、そんな汚れてねーよ
・神経質すぎんだよ!
まず、第一に
お風呂のお湯はすぐに汚くなります。
これは、入浴前に体を洗うことで、ある程度なんとかできますが、銭湯や温泉などの共同浴場では、たまに「洗わないで入る○カたれ」がいます。
そのひとりがいるだけで、お湯は激汚れてしまうのです。
そうでなくても、家庭でも共同浴場でも、何人かで入る場合は結構汚れます。
独身でひとりでも、自宅では体を洗わずに入ることが多いので(寒いから)、お湯は結構汚れています。
よって、バスタオルも汚れているのです。
多少の汚れでも大繁殖するバスタオルの細菌
さほど汚れていないように見えるバスタオルでも、使った後は「キチンと干す」ことを心がけないと、驚速で細菌が大繁殖して、玉ねぎの腐ったような匂いが強烈になります。
・濡れたバスタオルは細菌が大繁殖する
バスケットにバスタオルをポイッとしたり、洗濯機に放り込んで2日くらいすると、玉ねぎの腐ったにおいが強烈にしだして、洗っても洗っても落ちません。
これは、巷で売っている「除菌洗剤」や「匂いを消す」などと謳われる家庭用コンパクト洗剤であっても決して落ちません。
ベッキーが「効果がなければ返金!」と言っているCMがありますが、それでも玉ねぎの腐った匂いは落ちません。(何度も試しました)
そうなる前に、100円ショップでも売っている「バスタオルハンガー」を使って、すぐに干す習慣をつけます。
これをやっておくと、細菌の繁殖を抑えることができます。
冬場や梅雨時は、エアコンのところに干します。
暖房をつけると、ものの数分で半乾きになりますので、あとは室内干しにします。
30分くらい暖房の下に置いておくと、完全に乾きます。
バスタオルのにおいを消す方法
これはひとつしか手段がありません。
いわゆる「酸素系漂白剤」を使います。中身は「過炭酸ナトリウム」と「界面活性剤」です。必ず、「粉末タイプ」にします。こちらのほうが液体より強力です。
「酸素系漂白剤」は、アルカリ性で、だいたい8~11pH程度のアルカリ度があります。
アルカリはタンパク質を溶かすので、肌がツルツルしますが、害があるわけではありません。バスタオルにもちょうど良いです。
一番の効果は、「酸素系漂白剤」には「除菌効果」があることです。「除菌」することで、「消臭効果」もあります。
洗い方も簡単です。
・40度以上のお湯にコップ半分くらいのワイドハイターを投入
・コスト高になるが、柔軟剤入り液体洗剤を入れてもよい
・20分以上つける
・よくすすぐ
これだけで、腐った玉ねぎの匂いが完全に無くなります。
また、除菌するので、再度の繁殖を抑える効果があります。
私は、銭湯や温泉にかなり行きますが、毎度この方法で洗濯しています。
下着なんかも、これで洗っていますが、黒い色のものと一緒に洗うと、色移りするので注意したほうが良いです。
バスタオルは定期的に買い替える
あと、タオルはこまめに買い換えてください。
バスタオルは買い替え時が分かるように「白色」のものがオススメです。
というのも、バスタオルも使っていくうちに除菌しても落ちない汚れから異臭を放つのですが、バスタオルのフチに薄茶色い色が出てきたらサインです。
竹繊維タオルは肌触りも良いのでオススメです。