京都の人が使う言葉「たいぼって(たいぼる)」の意味がワカラン!


京都の人が使う言葉「たいぼって(たいぼる)」の意味がワカラン!

京都の人が使う言葉「たいぼって(たいぼる)」の意味がワカラン!

東京から京都へ移住してきて戸惑うことが多かったのが京都の人が使う「京ことば(京都の方言・京都弁)や関西弁」です。

有名なのが「ほっこり」で、これはテレビやネットなどの影響で京都以外に住んでいる方でも知っている言葉でしょう(記事)。

他によく聞くのが「じゃまくさい」という言葉ですが意味は「面倒くさい」であり「邪魔」という意味ではなかったのに驚きました(記事)。他にも「炊いたん」とよく言いますが京都に来てしばらくは「京都の人は土星の衛星(タイタン)が好きなんだなぁ」と思っていました(記事)。

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「たいぼって(たいぼる)」の意味は「大事に取っておく」


「たいぼって」の意味は「大事に取っておいて」

「たいぼって」の意味は「大事に取っておいて」

そんな私が京都で聞いて意味が分からなかった言葉はまだあります。

今回はそのひとつ「たいぼって(たいぼる)」を紹介。

初めて聞いた時は「大砲撃って?」って聞こえましたが、 言った当人に確認したところ違いました。

正しい意味は「大事に取っておく」ということらしいです。

京都の言葉かどうか不明だったので調べたところ方言辞典などでは兵庫県の方言に「たばう・たばる」があり意味は「貯える」となっていました(出典1)。また、YAHOO!知恵袋の記載では質問者は「京都の実家で何かを大事に取っておくことをたいぼると表現することがある」と記述があり、それに対する返信として『東条操編「全国方言辞典」東京堂出版』に「取っておく・貯えるの意味の京ことば」として「たばう・たぼう」があるとの記述もありました(出典2)。

話していた方は兵庫にゆかりがあるのかもしれませんね。

では、また機会があれば「京都の人がなにを言っているのかワカラン」シリーズとして書いていきますのでお楽しみに!


京都や近郊の他府県を巡って見つけたその土地独特の言葉の意味や使い方を紹介しています。