京都市右京区、嵐電「太秦広隆寺駅」構内に世にも珍しい「仏像の自動販売機」があります。値段は安いものだと500円から、種類豊富な仏像を販売する仏像の自販機です。おみくじやお守りなども一緒に販売していました。
京都には仏像を売る自販機がある?!
京都には仏像を売る自販機があります。
値段は500円~1000円、大きさ2cmほどの小さな仏像がたくさん売られている自動販売機です。
それがあるのが国宝彫刻第1号である「宝冠弥勒」が安置されている「広隆寺」のスグ近く、嵐電「太秦広隆寺駅」のホームです。
太秦広隆寺駅の嵐山方面行きホームの西寄りにあり、少し後ろ側にあるので目立たずあまり話題になることはありません。
しかし、そこでは確かに仏像が自動販売機で売られているのです。
ということで近づいてみましょう!
仏像の自動販売機
これが太秦広隆寺駅のホームにある仏像の自動販売機です。
高さは1メートル80センチほど、白色の自動販売機で1000円札も使えるものです。
見た感じでは相当前からある自販機のようです。
正式名称は・・・・
名物 仏像/御守/お御籤自動販売機
と書かれていました。
お御籤は「おみくじ」のことですね。
この「仏像の自動販売機」では大きさ2cm~3cmほどの仏像が売られており、種類は数えたところその数なんと・・・・
40種類
もありました。
値段は500円~1000円で、値段によって大きさや精巧さが異なるようです。
ご利益のある動物シリーズなどもあり、中には大黒様のような姿をしたものもありました。
40種類もあるので選ぶのに迷いそうです。
おみくじは「何が出るかなお守り」で、値段は300円~700円で販売されていました。
何のお守りが出てくるのか分からない「ミステリー自販機」の類で「人生はリスクとリターン」とか「人生はチャレンジの連続」と書かれていて茶目っ気もあります。
あとは「おみくじ」が100円で販売されており、なかなか楽しめる自動販売機です。
下部にはこの【仏像の自動販売機】の由来が書かれていて、この自販機の歴史は古く前世紀に遡りますとも書かれていました。
20世紀なのか19世紀なのかは不明ですが、販売主がなぜ仏像を販売し始めたのかも書かれているので、立ち寄った際には読んでみると良いでしょう。
仏像の自動販売機は太秦広隆寺駅にあります
では、この仏像の自動販売機が販売されている場所についてです。
京都市右京区の嵐電「太秦広隆寺駅」嵐山方面行きホームにあります。
上の写真の赤い矢印のところなので南側です。
販売はもちろん24時間なので、いつでも購入可能。嵐電のホームも路面電車が走っていない時間でも入れる場所にあります。
すぐ北側には京都最古の寺「太秦広隆寺」もあるので、観光客の方がたぶん買っていったりするのでしょう。
京都にはまだまだ面白いものがありますね!
また何かあったら「京都秘境ハンター」でお知らせします。