鴉鵲待つ(うじゃくまつ)という新潟県長岡市「成田屋電設の社屋に書かれている言葉」が2020年5月24日放送の『ナニコレ珍百景』で紹介されるそうです。味は「腕の良い職人さん募集中」ですが、すぐに分かる人がいない遊び心のある言葉ですね。
鴉鵲待つ @ 新潟県長岡市「成田屋電設の社屋に書かれている言葉」が珍百景で紹介
2020年5月24日放送の『ナニコレ珍百景』で、新潟県長岡市にある謎の看板「鴉鵲待つ」が紹介されると予告されていました。
この「鴉鵲待つ」はの読みは「うじゃくまつ」で、意味は「腕の良い職人さん募集中」です(出典)。
本来は「鴉(あ)鵲(じゃく)」と読むべきなのですが、紹介される看板は「うじゃく」と読むそうです。
鴉鵲(あじゃく)というのは分かりやすく言えば「鴉(カラス)と鵲(カササギ)」でどちらも鳥の種類です。
鴉(あ)はよくいるカラスです。
鵲(じゃく)はカラスの仲間ですが、お腹が白く、背が黒い鳥カササギのことで、カササギにとってカラスは天敵です。
では「鴉鵲待つ」の「鴉(あ)鵲(じゃく)」は「カラスとカササギ」のことなのでしょうか?
たぶん、そうではありません。
本来は「鴉(あ)鵲(じゃく)」と読むべきなのですが「うじゃく」と読ませることから「鴉(あ)鵲(じゃく)」は「烏鵲(うじゃく)」のことです。
鵲(カササギ)の同義語「烏鵲(うじゃく)」という言葉に「烏(う)」の同義語「鴉(あ)」を当てた言葉のはずです。
そのため、鴉鵲は「鴉(カラス)と鵲(カササギ)」という意味ではなく「鵲(カササギ)」を指していると解釈すべきなのかもしれません。
これを「腕の良い職人さん募集中」という意味で使っているわけですが、「鵲(カササギ)」って頭の良い鳥です。
もちろん「鴉(カラス)」も頭の良い鳥ですが、頭の良いカササギを待っているということで「腕の立つ=職人」を待っているという意味で使われているのでしょう。
補足:放送を確認したら「鴉(カラス)と鵲(カササギ)」という意味で頭が良く(カラス)技術のある(カササギ)人を募集するメッセージで、誰一人これを見て募集に来た人はいないそうです。でも読みは「うじゃくまつ」なんだそうです。
「鴉鵲待つ」は成田屋電設の社屋に書かれている言葉
この「鴉鵲待つ」ですが、新潟県長岡市北陽にある会社「成田屋電設」さんの社屋に書かれている言葉です。
国道8号線の長岡東バイパス沿い、物流倉庫や工場の多いエリアです。
これを見たところで「腕の良い職人さん募集中」という意味が理解できる人はゼロなので、ちょっとした遊び心だと思います。
言葉遊びの好きな社長さんがいるのかもしれません。
でも、それで『ナニコレ珍百景』で紹介されるんだから儲けもんですよね!
ナニコレ珍百景 2020年5月24日 予告
ナニコレ珍百景 2020年5月24日 予告は以下の通りです。
★日本全国の驚きの光景…動物・珍名・赤ちゃん・すべり台一挙紹介▼山口…ネコ救世主は小学生▼大分…廃校で暮らす80歳▼新潟…玄関に行き着く案内板「国道入口」
▼新潟・長岡…読める?謎の看板「鴉鵲待つ」&家の玄関へ続く案内「国道入口」調査▼神奈川・秦野…透けて見える山▼三重・紀宝…垂直に切り立った山▼富山…田んぼの中に謎のドア★名作選クイズ★大分・宇佐…奇跡!母乳が出た母犬代わりの老犬▼東京…穴を掘り続ける犬▼大阪・堺…リュックで背負われるヤギ▼広島…カギを開ける天才オウム▼東京…セクシーなスッポン▼名古屋…カメラに静止するニワトリ▼カワイイ赤ちゃん続々▼山口…小学生がネコの命を守る社会貢献▼大分・豊後高田…廃校で暮らす80歳▼岡山…カン違いで人命救助した中学生▼長野…高さ65cm低すぎる街灯▼松山城…高すぎる水飲み場▼愛知…手も届かない高さに蛇口▼岐阜…高さ15cm鉄棒▼宮古島…砂に埋まったスベリ台を調査▼珍すべり台続々▼秋田・男鹿…話すガードレールの怪…珍現象を解明▼秩父…山頂に謎の巨大パネル▼福岡…珍名歓迎!10万種売るハンコ店▼埼玉…「珍男子」さん他