三面大黒天 @京都・圓徳院 秀吉の秘宝(念持仏)『世界の何だコレ!?ミステリー』で紹介

京都のお寺に眠る豊臣秀吉の秘宝「三面大黒天」が2019年4月17日放送の『世界の何だコレ!?ミステリー』で紹介されます。タレントのあばれる君が京都は東山の高台寺にある寺院「圓徳院」を訪ねて、そこで通常非公開の秘宝「三面大黒天」を見せてもらうという企画内容です。

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京都のお寺に眠る豊臣秀吉の秘宝「三面大黒天」が『世界の何だコレ!?ミステリー』で紹介


京都の圓徳院、ここに豊臣秀吉の秘宝「三面大黒天」があります

京都の圓徳院、ここに豊臣秀吉の秘宝「三面大黒天」があります

京都のお寺に眠る豊臣秀吉の秘宝(念持仏)が2019年4月17日放送の『世界の何だコレ!?ミステリー』で紹介されます。

予告では「京都のお寺に眠る秀吉の秘宝」と書かれており、タレントのあばれる君が京都市東山区にある「圓徳院」で撮影ロケしている様子が映っていました。

この圓徳院にある豊臣秀吉の秘宝とは「三面大黒天」のことです。

あばれる先生が調査するのは、京都のお寺に眠る「秀吉の秘宝」!秀吉といえば、信長に仕え、最後は天下人までのぼりつめた出世人。その秀吉が拝み続けたと伝わる仏像を特別に見せていただく。その仏像は「3つの顔」を持つあまり見慣れない姿で、あばれる先生からも驚嘆の声が!秀吉がこの仏像を愛した理由とは?そして、あばれる先生が見つけた仏像に隠された矛盾点とは?

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三面大黒天 とは?


京都のお寺に眠る秀吉の秘宝「三面大黒天」

京都のお寺に眠る秀吉の秘宝「三面大黒天」

三面大黒天は豊臣秀吉が拝み続けたと伝わる仏像です。

3つの顔をもった大黒天様のことで、福徳信仰の象徴として豊臣秀吉が念持仏としたといわれています。

顔は「大黒天毘沙門天弁財天」で、右顔が毘沙門天、左顔が弁財天となっています。

大黒天(正面)
毘沙門天(右顔)
弁財天(左顔)
顔は「大黒天、毘沙門天、弁財天」で、右顔が毘沙門天、左顔が弁財天

顔は「大黒天、毘沙門天、弁財天」で、右顔が毘沙門天、左顔が弁財天

豊臣秀吉が出世を続けていた時代に念持仏とした尊像です。

北政所によって圓徳院に持ち込まれて今でも現存し、一度の仏礼拝で三尊天のご利益が得られるということで、いかにも豊臣秀吉らしい合理的な考え方が垣間見られる仏像と言えます。

ちなみに「大黒天=福の神毘沙門天=勝利と子宝弁財天=学問と教養の神」として今でも信仰されているものです。

三面大黒天は圓徳院にふたつ存在する


圓徳院にある三面大黒天のひとつは「圓徳院北庭」で見ることができます

圓徳院にある三面大黒天のひとつは「圓徳院北庭」で見ることができます

実は、圓徳院にはふたつの「三面大黒天」があります。

ひとつは圓徳院で保管されている「木造の三面大黒天」で、もうひとつが圓徳院北庭で見ることができる「素焼きの三面大黒天」です。

木造の三面大黒天(430年前のもの)
素焼きの三面大黒天(400年前のもの)

木造の三面大黒天


木造の三面大黒天(レプリカ)

木造の三面大黒天(レプリカ)

木造の三面大黒天、つまり本物の豊臣秀吉の秘宝(念持仏)です。

こちらは430年前のものとされ、木造であるため同じものは2つとありません。

上の写真はそのレプリカで、社務所にて1体2万円で授与されているものですが、本物は圓徳院にて保管されています(非公開)。

素焼きの三面大黒天


素焼きの三面大黒天(400年前のもの)

素焼きの三面大黒天(400年前のもの)

一番最初の写真にあったのは「素焼きの三面大黒天」で、約400年前のものとされています。

こちらのものは圓徳院北庭で自由に見ることができますので、誰でも行けば見ることができるものです。

素焼きであるため複製は可能であるものの、こちらも木造のものと同じくらい古いものです。

京都・圓徳院について


圓徳院北庭園にある三面大黒天

圓徳院北庭園にある三面大黒天

圓徳院は東山の円山公園(八坂神社)南側にあり、ねねの道の途中にある寺院です。

高台寺の一角にあり、共通の拝観券があって一緒に見て回ることもできます。

木造の三面大黒天は圓徳院にあり、そちらは非公開となっています。

圓徳院の北に別途入口がある。そこが圓徳院北庭園で「三面大黒天」がある

圓徳院の北に別途入口がある。そこが圓徳院北庭園で「三面大黒天」がある

素焼きの三面大黒天は圓徳院の北に別途入口があり、そこは無料で拝観することができるようになっています。

カフェ(茶寮)もあり、三面大黒天のお守りなどがあるのはこちらになります。

三面大黒天だけを見たいなら、圓徳院北庭園へ行けば良いでしょう。

京都府京都市東山区下河原町530
拝観時間:10時~17時
拝観料:500円(圓徳院の拝観のみ)
公式サイト:http://www.kodaiji.com/entoku-in/idx.shtml

世界の何だコレ!?ミステリー 2019年4月17日 予告


世界の何だコレ!?ミステリー 2019年4月17日 予告は以下のとおりです。

視聴者投稿は(1)お寺に眠っていた巨大な丸石?(2)運動場に生えるワカメ?…驚きの正体▽特別公開!秀吉が祈り続けた「3つの顔をもつ仏像」▽座敷わらし調査、今夜は超異変
■静岡県のとあるお寺のご住職から「本堂を整理していたところ、不思議な形の石が出てきました。とにかく形が不思議なんです、調べてください!」との投稿が。ロッチ中岡創一が現地調査へ!確かにその物体は“まんまるの巨大な石”を周りから別の石が包み込むような、不思議な形をしている…正体を探るべく専門家の元に持ち込むが、プロも悩む代物…そして意外な結論にたどり着いた!
■あばれる先生が調査するのは、京都のお寺に眠る「秀吉の秘宝」!秀吉といえば、信長に仕え、最後は天下人までのぼりつめた出世人。その秀吉が拝み続けたと伝わる仏像を特別に見せていただく。その仏像は「3つの顔」を持つあまり見慣れない姿で、あばれる先生からも驚嘆の声が!秀吉がこの仏像を愛した理由とは?そして、あばれる先生が見つけた仏像に隠された矛盾点とは?
■今回は過去に類を見ない超衝撃の出来事が!お邪魔させていただくのは宮城県のとある商店。そのお店の中には「蔵」があり、そこに座敷わらしがいるのでは?と密かにうわさになっているそう。いつものように泊まり込みで深夜調査に挑む原田龍二!そして、スタジオも大騒然の奇妙な事態が
■「雨が降ったあと、地面から大量のワカメが生えてくるんです。海も近くにないのに、必ず出てきてとても不思議です」ワカメらしき実物を専門家に持ち込み調査をお願いすると、地球の環境に関する興味深いお話を聞くことができた!

京都近郊の街ネタ
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ノーディレイ

京都市在住の著者「ノーディレイ」が毎日京都の街中を100km以上巡って探してくる飲食新店の中からおすすめ出来るお店を選んで紹介しています。口コミサイトや他グルメブログで紹介されていない店舗を優先して紹介しているので他ではレビューされていない魅力的な飲食店が多数掲載されています。しかし、弱小ブログであるためすぐにドメインパワーの強い似たようなサイト(街中調査をしないでネット情報だけで飲食新店を探すサイト)に新店舗情報を引用および流用されるため鳴かず飛ばずで10年以上ブログを運営してきました。毎日の京都街歩きで見つけて掲載したグルメ(飲食新店)は3500軒以上(街ネタを含めると4700件以上)ある新店ハンターの先駆けです。特に京都のラーメン新店やカフェ新店の情報は掲載が速いことで知られています。X(旧Twitter)のフォロワーには京都の飲食店経営者やマスコミ関係者が多く京都のグルメ情報の情報源(一次ソース)ブログとも言われています。

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