【京都グルメ】日本最古の飲食店「一和・かざりや」あぶり餅はどっちが古い?年末年始の営業情報も!「一和・かざりや」京都府京都市北区(紫野エリア)で「あぶり餅」を食べてきたので紹介します。
この記事は京都にある和菓子「一和・かざりや」の「場所・評判・定番メニュー・値段・営業時間・駐車場の有無」について知りたい人におすすめの紹介記事です。
【京都】一和 かざりや あぶり餅 – 日本最古の飲食店はどっちが古い?
京都府京都市北区(紫野エリア)の氏神「今宮神社」参道には京都でしか食べられないという「あぶり餅」のお店が2店舗あります。
ひとつが「一和(一文字屋和輔)」で日本最古の飲食店と言われ、創業は西暦1000年(長保2年)とされています。
もう一店舗が「かざりや」で、創業は西暦1637年(寛永14年)とされています。
あぶり餅はどんなお菓子?
あぶり餅は竹串の先に小さいお餅をさして、きな粉をまぶして炭火でおこげを付けた焼き餅です。
白みそのタレをタップリつけて食べる甘くて美味しい京都のおやつのひとつです。
昔から地元で愛されているお菓子で、濃厚な甘味があるのが特徴です。
炙った餅の香ばしさに、お餅の香り、そして白みそのタレの甘味が見事にマッチングしています。
お餅は店頭で炙っており、それを見るのも楽しいグルメです。
一和 あぶり餅 実食レビュー
日本最古の和菓子屋さん今宮神社参道の右側にある「一和」さんで、あぶり餅を食べましたので紹介します。
一和さんは西暦1000年に創業したという歴史あるお店で、古風な店内は昔ながらの雰囲気です。
軒先に「茶席」があり、奥にも「お座敷」があります。
四名以上だと、混雑状況にもよりますがだいたい座敷に案内されます。
ちなみに、お座敷は1階と2階の両方にあります。
あぶり餅は、たっぷりと黄な粉をまぶして炭焼きしてあります。
それに白味噌の甘いタレを付けて、お茶と一緒にいただくようになっています。
炭焼きなので、こんがりと香ばしい味わいです。
かざりや あぶり餅 実食レビュー
今宮神社参道の左側にある「かざりや」さんで、あぶり餅を食べましたので紹介します。
一階に広いお座敷があるのと店舗がキレイなので、今宮神社で「あぶり餅」を食べる場合は「かざりや」さんに入ることの方が多いです。
白みそのタレがとても濃厚な甘さで美味しいです。
甘味はガツンと来るほどで、味わいとしては濃厚なキャラメルのような甘さがありました。
一和・かざりや どちらの「あぶり餅」が美味しいのか
京都でも今宮神社の参道にある2店舗でしか食べられない「あぶり餅」は一和・かざりや どちらの「あぶり餅」が美味しいのか気になる方も多いことでしょう。
近くに住んで何度も食べているのが「あぶり餅」なので、その経験で比較してみます。
まず「一和」と「かざりや」でお餅の大きさや形は変わりません。
どちらも食べ比べてみた感想として、香ばしさは「一和」で、甘さは「かざりや」かなと思いました。
・どちらの「あぶり餅」も美味しい
・お店の雰囲気は「一和」が古くて雰囲気がある
・座敷は「かざりや」の方が広いが、「一和」は二階席もある
・茶席はどちらも同じ広さくらい
・一和の「あぶり餅」の方が香ばしい
・かざりやの「あぶり餅」の方が甘味が強い
・白みそのタレは「かざりや」の方が多いと思う
・お餅の大きさや形は、どちらも同じ
・京都ツウは一和を選ぶとか言われていますが、地元の私は「かざりや」で食べることが多い
一和 かざりや あぶり餅の値段
一和・かざりや、どちらもあぶり餅の値段は同じ600円(11本)です。
これはお店で食べていく場合の値段で、お持ち帰りの場合は3人前からとなっています。
お土産・お持ち帰りは何人前からなのか
あぶり餅はお持ち帰り(土産)もできるので、家で食べるために持って帰る方もいらっしゃいます。
お持ち帰りの値段は「3人前1800円・4人前2400円・5人前3000円」で、一和もかざりやも同じ価格です。
一和 かざりや の座敷
あぶり餅は、どちらのお店でも「軒先の茶席もしくは座敷」で食べることができます。
軒先で食べるのもまた粋なものですが、席が空いていれば暖房もあるお座敷で食べることもできます。
お座敷は広く、15畳ほどあるお部屋が複数あって、かなりの人を収容できます。
冬は寒いので座敷がオススメです。
元旦正月の混雑状況
元旦正月の混雑状況です。
お正月(元旦)の「あぶり餅」を買い求める人でかなりの行列になります。
行列は100人くらいになることもあって、待ち時間はだいたい1時間~2時間くらいです。
12月中旬から年末までは休業
あぶり餅のお店「一和」も「かざりや」どちらも「年末に2週間休み」になります。
これは意外とご存じない方が多いようで、年末に今宮神社へ行くと「やってないの?」と困惑している方を結構見ます。
日程はその年で変わると思いますので12月中旬から年末までは公式ページなどで確認したほうが良いでしょう。
あぶり餅とお正月の関係
では、なんでお正月に「あぶり餅」を食べる方が多いのでしょうか。
初詣に来て、今宮神社名物を食べる方が多いのは当たり前なのですが、あぶり餅には「厄除け」のご利益があると言われており、元旦正月に食べる方が多いのも理由のひとつです。
あぶり餅は竹串の先についていますが、この竹串は今宮神社の「斎串(いぐし)」という清められた串であるため、地元では縁起が良い食べ物と言われています。
今宮神社境内の提携駐車場について
あぶり餅のある参道にコインパーキングがあって、あぶり餅の2店の提携駐車場になっています。
店舗を利用すれば60分無料のチケットがもらえますので、それを使ってください。
9時~18時までは最初の60分が100円で、以後30分100円のコインパーキングです。
月極駐車場と一緒の場所にありますので、案内板をよく確認してからご利用ください。
ただし、元旦正月はかなり混雑しますので駐車場は満車になるとの、正月価格で値上げになりますので電車とバスがオススメです。
京都「一和・かざりや」の場所や最寄り駅からの行き方
一和・かざりや への行き方です。
この「一和・かざりや」さんの場所は京都府京都市北区の紫野で北大路駅からバスで7分と徒歩で10分のところ。バス停だと船岡山バス停から徒歩7分です。
住所でいえば「〒603-8243 京都府京都市北区紫野今宮町21」で、大きな地図で見たい場合はこちらをクリックしてください(Google Mapsが開きます)。
店舗情報(クリックでオープン)
店舗名 | 一和・かざりや |
---|---|
ジャンル | 和菓子 |
食事予算 | 1000円以内 |
営業時間 | 10時~17時 |
定休日 | 水曜日 |
駐車場・駐輪場 | なし |
住所 | 〒603-8243 京都府京都市北区紫野今宮町21 |
地図 | こちらをクリック(Google Maps) |
最寄り駅 | 北大路駅からバスで7分と徒歩で10分(約2km・ルート) |
最寄りバス停 | 船岡山バス停から徒歩7分(約500m・ルート・バス停情報) |
テイクアウト | 対応 |
イートイン | 対応 |
京都の紫野にある「一和・かざりや」まとめ
・一和は西暦1000年創業で日本最古の飲食店と言われているのでおすすめ
・かざりやも老舗で落ち着いた雰囲気でおすすめ
・空いているほうに並ぶのが良い
・観光シーズンや年末年始は行列ができる
このお店「一和・かざりや」を、この記事を見て気になった方はぜひ一度行ってみてください。
一和・かざりやは接客もきちんとされているので気分よく食事ができる京都市北区(紫野)の和菓子店です。