今回の「京都スイーツ」は初夏に食べたい爽やかな和菓子「麸饅頭(麸まんじゅう)」の紹介です。麸饅頭といえば京都の「麩嘉(ふうか)」さんが有名で、麩嘉府庁前本店(要予約)と麩嘉錦市場店があります。熊笹の葉で包んだ生麸の中に丹波大納言の最高級こし餡が入った瑞々しい和菓子です。今の時期、京都に来てこの麸饅頭を食べないなんてどうかしているというくらい美味しいスイーツなんです。
麸饅頭(麸まんじゅう)、京都で食べる京都らしい和菓子として「かなりオススメ」なのですが、どんな和菓子なのでしょうか。
初夏に食べたい爽やかな和菓子「麸まんじゅう」
京都も暑い日があったりと初夏のような陽気ですが、暑くなってくると食べたくなる和菓子があります。
それが・・・・
麸饅頭(ふまんじゅう)
です。
この時期になると、実家にはこの「麸饅頭」があって、若い時分には好みではなかったのですが、歳をとると風味を味わうようになってくるので、食べたくなるお菓子です。
これを食べるためだけで京都へ来ても良いくらい美味しい「麸まんじゅう」
この「麸饅頭」、笹の葉に包まれた麸の中に丹波大納言の最高級こし餡が入った和菓子のことです。
笹の香りがして、とても瑞々しいので夏向きです。
暑い日に冷やして食べても、そうでない日でも、一度食べるとやみつきになるくらい美味しいので、よく買っています。
その美味しさは、この「麸饅頭」を食べるためだけに京都へ来ても後悔しないほどです。
口の中に記憶が残るので、時折思い出しては「また食べたい」と思い、今回も「麸饅頭」を買いに行って来ました。
麩嘉で「麸まんじゅう」を購入する方法
今回は「麩嘉 (ふうか)府庁前本店」さんへ行って来ました。
行ってきたというか、たまたま近くに用事があって買いに立ち寄りました。
こちらは本店で、錦市場にも支店があります。
この「麩嘉 (ふうか)府庁前本店」ですが、実は「要予約」というお店で、予約なしでも購入できる錦市場店とは違います。
原則「要予約」ではありますが、そんなこと知らないお客さんだっていらっしゃいますので、そこはそれあれば売っていただけます。
今回も無事に購入、錦市場とか混んでて行きたくないので助かります。
とはいえ、観光客の方だったら「麩嘉(ふうか)錦市場店」へ行く方が予約もないし便利だと思います。
値段は「5個 1050円、10個2100円」、決してお安くはありませんが、1個換算だと200円程度です。
本店さんへの予約は電話もしくはFAXでお願いします。
麩嘉「麸まんじゅう」食べ方
すでに「麸饅頭」の写真は掲載しましたが、袋から出すとこんな感じになっています。
紙包をとると、中からは笹で包まれた麸饅頭が出てきます。
笹で包まれた麸饅頭は5個1束になっていますので、茎の部分の結びをほどいて1個ずつに分けていきます。
ここまでの作業は簡単なのですが、難しいのはこの先です。
この「麸饅頭」なのですが、取り出すのに苦労されている方も多いと思います。
これ笹から中の麸を取り出すのが難しいのです。
無理に笹を剥いて食べるのでも良いのですが、ここはスマートにやってみましょう。
上の写真のように「茎を押すように」して取り出すと実は簡単に取り出すことができるのです。
笹の茎で結んであるという表現がわかりやすいでしょうか。
この結びを取ると、中から半分は笹に包まれた麸饅頭の状態で食べることができます。
これで食べると麸饅頭を手で持つことないので、手が汚れることなく食べることができます。
麩嘉「麸まんじゅう」紹介
こちらの「麸饅頭」は、笹の香りがよくする麸なのですが、この麸には青のりが練り込んであって、それがとても良い風味を出しています。
これ知らないと「青のり」だと分からないかもしれません。
でも、この青のりが風味のポイントで麸のやわらかい味わいに、旨味を加えているのです。
食べると「麸と青のりってとても相性が良い」というのがわかるはずです。
中に入った最高級の丹波大納言「こし餡」が適度な甘さで、麸の味にワンポイントを添えてくれています。
これがまた「めちゃくちゃ美味しい」ので、5個は一瞬で無くなりました。
麩嘉(ふうか)への行き方(アクセス方法)
さて、今回行った「麩嘉(ふうか)府庁前本店」さんですが、要予約なのでご注意ください。
本店さんへは電話予約後に、京都府庁の前の道「釜座通」の1本西にある「西洞院通」へ入るとお店があります。
この麸饅頭(麸まんじゅう)、京都で食べる京都らしい和菓子として「かなりオススメ」です。