今回は京焼の名家『清水六兵衛』家の分家である清水大介さんのお店「トキノハ」さんの紹介です。トキノハでは「京焼・清水焼」の陶器を製造・販売しています。京都の山科区にある「清水焼団地」にある窯元さんなんです。
では、トキノハさんではどんな陶器を作られているのでしょうか。
清水焼団地にある陶工「トキノハ」
京都の焼き物(陶器)といえば・・・・
ご存知ですよね!「清水焼」です。
京都の陶器は江戸時代の清水寺参道付近に窯元が多く存在していたことから「清水焼」と呼ばれるようになりました。
現在は京都市山科区にある「清水焼団地」と呼ばれる工業団地で多くが作られています。
そこにあるのが、今回紹介する窯元「トキノハ」さんです。
トキノハの清水焼の特徴を紹介
今回は、とあるご縁で清水焼の窯元「トキノハ」さんを見せていただく機会がありましたので紹介します。
清水焼団地の中にある窯元でショップも併設されています。
清水焼は正確には「京焼・清水焼(きょうやき・きよみずやき)」とブランド名が付いています。
京都で作られる焼き物(陶器)は「京焼(きょうやき)」と呼ばれ、清水寺参道付近で作られた京焼を「清水焼」と呼ぶからです。
現在では「東山、山科、宇治」で作られている京焼を「京焼・清水焼」と呼ぶようになっています。
清水焼の特徴は一概に言えるものではありません。
決まった技法や釉薬(うわぐすり)はなく、装飾性の高いものから、普段使いのものまで、多種多様な陶器が作られています。
トキノハさんでは、普段から食卓で使ったり、飲食店(特にカフェ)などでオシャレに使える清水焼がたくさん揃っていました。
お値段は色々なので、なんとも言えませんが、上の「スクエアフラットプレート」の小さいもので3000円、大きいもので7500円くらいがトキノハさんでの価格です。
お店によって違いますので値段については参考なのですが、トキノハさんは若干お安く設定していると思いました。
清水焼団地の「トキノハ」さんでは好みの形や色合いなどを作家さんと打ち合わせをして作っていただくことも可能です。
上の写真のように、商談スペースもありますので、飲食店経営者の方でオリジナルの食器をお考えの方には最適なお店です。
ちなみに、伺ったのはカフェさんの陶器発注のためです。
本ブログ「お墨付き!」は単に京都をいろいろ紹介するだけのブログではなく、地域の経営者様と協働してお店づくりやメニュー開発なども行っているからで、今回はカフェで使う陶器の発注に同行しました。
宝ヶ池の「HOTOKI」
さて、京都のカフェへ行くと、こんな感じのコーヒーカップに出会うことがあります。
上の写真は仁和寺近くの「きぬカフェ」さんのアイスコーヒーですが、これは京焼の名家『清水六兵衛』家の分家であるカフェ&ショップ「HOTOKI」で販売されているものです。
今回訪問した山科の「トキノハ」さんですが、実は「HOTOKI」も経営されています。
つまり、京焼の名家『清水六兵衛』家の流れにある窯元なのです。
トキノハ アクセス方法
ということで、今回は清水焼団地にある「トキノハ」さんの紹介でした。
京都の焼き物(陶器)「京焼・清水焼」のお店で、カフェやレストランで使える清水焼の食器などを製造・販売されています。
宝ヶ池ではカフェ&ショップ「HOTOKI」も経営されており、そちらでは陶芸教室やカフェも兼ね備えたギャラリーになっています。
今回訪問したのは窯元である清水団地のお店で、こちらは商談スペースやギャラリーのある窯元です。