京都の京北で咲く桜を紹介する時に、一箇所絶対に外せない桜の名所があります。それが「魚ヶ渕吊り橋の桜」です。京都の桜マニアが絶賛するほどの桜なのですが、あまり知られていないこともあってか人が少ないのが良い超穴場的名所です。
今年は2019年4月16日に満開見頃を迎え、すぐ隣の吊橋との美しいコラボレーションを見せていました。
京都の桜マニアが絶賛する「魚ヶ渕吊り橋の桜」
京都市内の桜が散った頃から咲き始めるのが右京区の奥座敷「京北」の桜です。
この京北には桜の名所が100か所もあって、今の時期にはどこを歩いても桜が咲いているという場所なのです。
そこにひとつの桜の名所があります。
人しれず、優雅に咲く桜の木が吊橋のたもとにあるんのですが、京都の桜マニアでもなかなか知らないという桜の名所です。
それが・・・・
魚ヶ渕吊り橋の桜
魚ヶ渕吊り橋の桜とは
魚ヶ渕吊り橋の桜の木が美しいのは、まるで計算されたかのように大きく枝を広げた姿だからです。
とても雄大な桜で、上から下へ末広がりに桜の花が咲いているのがとても印象深い桜なのです。
京都市内の数多くの桜を見てきましたが、この桜だけは絶対に見逃せないなと思うほどの美しさです。
たぶん京都でも屈指の美しさだと思います。
魚ヶ渕吊り橋は個人宅へと行くだけの橋ですが、誰でも渡ることができるので、この橋から桜を撮影するのも良いと思います。
この桜、樹齢は60年ほどなのだそうです。
近くのご年配の方が20歳代の頃に植えた桜の木で、その方の思い出が詰まった桜でもあります。
人がほとんどいないので、桜を中心にいろいろな角度から撮影をしてみたところ、土手の川べりからの撮影が一番見栄えの良い写真になりました。
車で行く時はなるべく土手の方の手前側に駐車して、桜の木の近くには駐車しないようにすると写真がより良くなるかと思います。
今年は4月12日には満開となりましたが、京北は桜が2週間ほど続く場合もあるのでまだ見頃だと思います。
魚ヶ渕吊り橋の桜 への行き方
では「魚ヶ渕吊り橋の桜」への行き方(アクセス方法)も紹介します。
京北を流れる弓削沿いで、風光明媚な魚ヶ渕集落にあります。
バイクか車でしか行けないのですが、車なら国道162号線で京北のファミマ手前にある橋からアクセスすると楽かと思います。
駐車は土手に入れるのですが、北から来ると土手のほうへ曲がれないので、どこかで切り替えしてくる必要があります。
もしくは反対側の477号から魚ヶ渕を目指す方法もありますが、そちらはやや離合困難な道なのでご注意ください。