今回の「京都秘境ハンター」はとんでもない秘境にある謎の市場「鷹峯メルカート」へ行って来ました。イタリア料理界のレジェンド福村氏の「フクムラ山の家」で毎週日曜日に開催されている市場でレストラン「フクムラ」の味を今でも楽しむことができます。また今回は謎のヘリポートも紹介したいと思います。
【鷹峯ヘリポート】鷹峯山中にポツンとある謎の高見台の正体

京都・鷹峯に謎の高見台が!なんだコレ?
京都市北区に鷹峯(たかがみね)という地区があります。
私の地元でもあり、JRの広告で広く知られるようになった「源光庵」や「光悦寺」に「常照寺」といった紅葉名所があるところで、皆さんもよくご存じだと思います。
しかし、その鷹峯の山中にポツンとある物が存在するのはあまり知られていません!

それは鷹峯の山奥にある林道の先にある
鷹峯の山中にポツンとある物?
そう、それは「とんでもない山奥」にあります。

民家もない鷹峯の山道
そこへ行くには・・・・
民家もない山道を歩き続けなければなりません。

その場所へ行くにはとんでもない悪路を進みます
また、その道は・・・・
とんでもない悪路で、車やバイクに自転車で行くのはとても困難な道です。

周囲に民家はありません
周囲には民家もなく・・・・
その道を通る人もいません。

道幅も狭い道です・・・・
でも、それはそこにあったのです・・・・

道の先にあるものとは・・・・
その道の先にあったものとは・・・・

謎の高台
鷹峯の山中にポツンと高台があったのです。
この場所には前はこんなものはありませんでした。

廃墟だった時の名残である門石
ここには元は朽ちた廃墟がありました。
朽ち果てた洋風の建物があって、地元ではちょっとした心霊スポットにもなっていた場所でした。
それは最近まで存在していたのですが、上の写真のような高台に変わっていたのです。

高台の先まで道が続いています
ノーディレイ 「観光用の高見台でも作ったのだろうか( ꒪⌓꒪)?」
鷹峯といえば地元の山です。
普段からこの山に登っているのに、忽然とそれまで無かった異質な風景があったわけです。
まさかの観光用高見台?!
道が続いていたので上がってみると・・・・

ヘ~リ~ポ~ト~(*ᅙㅂᅙ)
ノーディレイ 「なんじゃこりゃぁぁああああ(*ᅙㅂᅙ)!!!」
そこには想像もしなかった「ヘリポート」があったのです。
ノーディレイ 「ありえない!ありえない!ありえない(*ᅙㅂᅙ)!」
私有地もしくは公共地だと思われたのでそそくさと退散しましたが、地元民でも想像しなかったものがそこにはあったのです・・・・。
【フクムラ山の家】鷹峯山中にポツンとある謎の一軒家の正体
さて、先ほどの謎のヘリポートは「鷹峯ヘリポート」と呼ばれているようです。
上の衛星写真を見ていただければ納得すると思いますが「山奥」にポツンと言うに相応しい場所にあります。
そして、ここでひとつ思い出すことがありました。
ノーディレイ 「まさかのフクムラさん(*ᅙㅂᅙ)?」

まさかのフクムラさん看板にはヘリポートのイラストが!?
実はこの近くには謎のポツンと一軒家があるのですが、通称「フクムラさん」と呼ばれる建物のことです。
先ほどのヘリポートの場所から悪路を南に下がるとある謎の一軒家です。

ばっちりヘリポートのイラストが!
昔は「FUKUMURA」とだけ書かれた小さい看板があっただけなのですが、今はとても立派な看板に代わっていて・・・
そこにヘリポートの絵が描かれていました。
さっきのヘリポートはフクムラさんのもの?!
まぁ、先ほどのヘリポートがこの看板に描かれたヘリポートのことなのかは分かりませんが、なにか関連があるのかもしれません。

謎の「FUKUMURA」さん宅へ続く道
ちなみに、謎の「FUKUMURA」さんって誰のことなのでしょうか?
実は京都市役所近にイタリア料理店「Ristorante STRADA(リストランテ ストラーダ)」というお店があります。
2005年にオープンした立派なレストランですが、そのレストランのオーナーシェフをしていたのが京都におけるイタリア料理のレジェンド福村賢一氏です。
その彼の家が「フクムラ山の家」と呼ばれるこの場所なのです。

しかし、もっと重要なものを見つけました
実は、この「フクムラ山の家」はもう何年も前から存在は知っていました。
当然ですが私有地であり個人の住宅なので入ったことはありませんでしたが・・・・
ここでひとつの事実に気が付くのです!

鷹峯メルカート?
鷹峯メルカート
とも書かれていたのです。
メルカートとはイタリア語で「市場」のことですが・・・・
それが毎週日曜日に「フクムラ山の家」で開催されているというのです!
これは行かなくてはいけません!
鷹峯山中にポツンとある謎の市場【鷹峯メルカート】とは!

毎週日曜日に鷹峯で開催されている市場(鷹峯メルカート)
ということで「鷹峯メルカート」に潜入です。
この「鷹峯メルカート」について知っている京都人はほとんどいないと思います。
実は2020年7月5日から始まった日曜市場のことなんです。

鷹峯山中にポツンとある謎の市場「鷹峯メルカート」
ということで、一度見てみたかった謎のフクムラさんのお宅が上の写真です。
よく分かりませんが、なぜか感慨深いものがあります。

食材の露店もありました
大規模なものではありませんが10店舗ほど露店があるようです。
食材の露店もあったので色々と物色します。
この「鷹峯メルカート」ですが、福村さんが毎週日曜日に開催している市場のことで誰でも見ることができます。
入場無料だし誰でも見に行ってOKです。

氷室の野菜や米、梅干しやワインにオリーブオイルなどの露店
会場には氷室の野菜や米、梅干しやワインにオリーブオイルが立ち並んでおり、なかなか立派な市場です。
木工製品やレザー製品に食器や調理器具の販売もありましたね。
中古のレードルが500円で販売されていたり、ワイングラスが6個で500円とか掘り出し物もありました。

野菜の露店、ネギを買いました!(100円)

普通は買えない幻の氷室米を5kg購入!(2.5kgで1000円)

原木なめこ、3袋購入!(1袋300円)

トリュフオイルを4本買いました(1本500円)

梅干しや梅酒もありますね~

イタリアワインも揃っていました

まな板を3枚購入!

ぜんざいの販売もあります(1杯300円)

木工製品やレザー製品の販売も行われていました

大阪・能勢のレザーグッズ店も出店

手書きペイントの露店

食器やグラスの販売、レードルを4本買いました!(レードル中古1本500円)

木工製品の露店

芦屋小雁グッズ店
・木のまな板、ワイン、オリーブオイルなどの販売
・ぜんざいの販売
・イタリア料理店(福村さん)
・レザー製品(RODY’S STABLE)
・手書きペイント(アート工房ちょび)
・食器やグラスの販売
・木工製品(オクシゲ工務店、株式会社ギルド)
・芦屋小雁グッズ店

レジェンド福村氏のイタリア料理も販売しています
そして、もう引退された福村さんのイタリア料理を楽しむこともできるのがこの市場の特徴ですね。

炭で焼いたローストチキンや芋のロースト
炭で焼いたチキンは1羽4000円(半身2000円)で販売していました!
芋のローストは400円です。

レジェンドのフリッタータを堪能しました!(1切300円)
レジェンド福村氏が作ったブロッコリーのフリッタータも絶品でした!
平たく言えばイタリアのオムレツです。
ほんのりとニンニクが効いていて食材の美味しさを引き出したフリッタータでした!

めちゃ楽しかった「鷹峯メルカート」
ということで「鷹峯メルカート」をなんかめちゃ楽しんで来ました。
地元の誰も通らない林道の奥に、こんな市場があるだなんて・・・・
もし、興味があれば皆さんも行ってみてくださいね!
協力:京都・上七軒のフィンランドカフェ「ポーヨネン」店主「えみぞう」さん(バルトアウトロー)。同店舗スイーツ部長(鷹峯の暴れん坊)。