浦島太郎が通った「龍穴」@京都・与謝郡の場所はどこ?『世界の何だコレミステリー』で紹介

今回の「京都秘境ハンター」は、京都・与謝郡にある謎の龍穴を見に行って来ました。その「龍穴」は、浦島太郎が龍宮城から戻って来る際に通ったと伝承が残る小さい洞窟(風穴)で、その先は1.3km離れた海へと繋がっていると言われています。この浦島太郎の通った「龍穴」が、なんと!2018年4月11日放送『世界の何だコレミステリー』で紹介されるというのです。

では、この浦島太郎の通った「龍穴」とはどこにある、どんな穴なのでしょうか?

浦島太郎が通った「龍穴」が『世界の何だコレミステリー』で紹介


浦島太郎が通った龍穴(京都府与謝郡伊根町)

浦島太郎が通った龍穴(京都府与謝郡伊根町)

世界の何だコレミステリー』で、また京都を紹介してもらえるようです。

2018年4月11日放送の予告を見ていると「浦島太郎が竜宮城からの帰りに通ったと言われている京都の龍穴をアンガールズ・田中卓志隊長が潜入調査」と書かれています。

詳細な場所などは書かれていませんが、これは京都府与謝郡伊根町「浦嶋神社」に残る浦島伝説としては最古の伝承と密接な関係にある「龍穴(風穴)」のことなんです。

浦嶋子(浦島太郎)が竜宮城から戻って来た道「龍穴」

浦嶋子(浦島太郎)が竜宮城から戻って来た道「龍穴」

ちなみに「龍穴」の読みは「りゅうあな」ではなく「穴=けつ」で読んでください。

では、この「浦島太郎が竜宮城からの帰りに通ったと言われている京都の龍穴」とは、いったいどんな龍穴なのでしょうか?

それを確認すべく、ウチのリサーチャーを現地に急行させることにしました。

浦島太郎が通った「龍穴」を探せ!


浦島伝説が残る最古の神社「浦嶋神社」

浦島伝説が残る最古の神社「浦嶋神社」

さて、この浦島太郎が通ったという伝承が残る「龍穴」があるのは、京都府与謝郡伊根町という所です。

有名な「伊根の舟屋」が立ち並ぶ丹後半島の最北端にあります。

京都府最北端とも言える場所ですが、なんと京都市内から下道を通って片道6時間という大行脚となりました。

伊根の舟屋

伊根の舟屋

せっかく、ここまで来たのだから「伊根の舟屋」や「天橋立」などの有名観光地も見に行きたいところですが・・・・

実はひとつ大問題がありました。

それは・・・・

「龍穴」の場所がわからない

という大問題です。

頑張って到着した「浦嶋公園」なにか手がかりはないのか?!

頑張って到着した「浦嶋公園」なにか手がかりはないのか?!

今回の目的地である「浦島太郎が通ったという龍穴」ですが、地図にも登録されていないし、ネットに場所の情報もありません。

それも、わずかな手がかりが「浦嶋神社の近く」というものなのです。

そういうこともあって、何も準備もなく「浦嶋神社」まで遠い道のりをやって来たのですが、龍穴の場所は現地の「浦嶋伝説スポット案内板」にも掲載されていません。

片道6時間もかけてやってきたのに「龍穴」を見ずに、この記事は終わってしまうのでしょうか?!

浦島太郎が通った「龍穴」を発見!


国道178号「浦嶋」の民家で聞くことにしました

国道178号「浦嶋」の民家で聞くことにしました

刻一刻と日没が迫る中、ここまで来て「龍穴」の写真が撮影できなくなるという事態だけは避けたいところです。

京都市内から6時間もかけて「丹後半島」の最北端まで来たのだから、絶対に「龍穴」だけは見て帰りたいのが人情というものです。

そこで、我々もイイ大人ですから奥の手を使うことにしました。

その最終手段とは・・・・

「近くの民家で聞く」

です(笑)。

すると、あっさりと場所が判明

やはり旅の醍醐味は現地の人々との触れ合いです!

遂に発見した「龍穴」

遂に発見した「龍穴」

さて、龍穴があるのは国道178号「浦嶋」から府道623号を東へ入って約650メートル先(徒歩5分)くらいの場所でした。

右側は川が流れ、左には山が連なっており、その崖際に「浦嶋太郎が龍宮城から戻る時に使った龍穴」がありました。

龍穴は元はただの穴だったようですが、周囲を石組みで囲んで補強してある状態で存在していました。

浦嶋太郎が龍宮城から戻る時に使った龍穴

浦嶋太郎が龍宮城から戻る時に使った龍穴

上の写真が「龍穴」です。

確かに奥から風が流れてきており、どこかに通じているようでした。

伝承では、この龍穴を浦嶋子(浦島太郎)が通って来たということになっており、ここから1km以上も離れた海岸まで続いているのだそうです。

浦島太郎が通った「龍穴」とは何なのか?


浦島太郎が通った「龍穴」は浦島太郎伝説と密接な関係がありました

浦島太郎が通った「龍穴」は浦島太郎伝説と密接な関係がありました

では、この龍穴とはいったいどのような穴なのでしょうか?

いわゆる「風穴」というもので、穴の奥を覗くと奥からは冷たい風が流れ込んできます。

かなり小さい穴が石組みの中央にあり、かつては崖にぽっかりと開く穴だったことがうかがえました。

北側の海まで約1.3km そこまでこの龍穴は繋がっているようです

北側の海まで約1.3km そこまでこの龍穴は繋がっているようです

この場所から北側は山(ヲニ山)になっているのですが、その向こう側は断崖絶壁の海岸線があります。

そこまで約1.3km、この小さい穴は海まで繋がっていると言われています。

当然、中へは「立入禁止」ですが、穴は頭ひとつ分くらいしかないので入ることはできそうにありませんでした。

「龍宮 ?来 則爰龍穴ト云」と書かれた石碑

「龍宮 ?来 則爰龍穴ト云」と書かれた石碑

上に置かれている石碑は、かなり古いもので読み取るのが難しいのですが・・・・

龍宮 ?来 則爰龍穴ト云

と書かれているように見えます。

今の言葉でいうと「龍宮から戻ってきた場所、これを龍穴と云う」というところでしょうか。

浦島太郎が通った「龍穴」の中はどうなっている?


「龍穴」の中はどうなっているのか

「龍穴」の中はどうなっているのか

では、この「龍穴」の中はどうなっているのでしょうか?

奥は深く真っ暗で、入ってすぐに右にカーブしていました。

上には苔がむしており、下は石や落ち葉で湿っています。

入ってすぐに右へカーブしており奥は見えません

入ってすぐに右へカーブしており奥は見えません

頭だけ中に入れてみましたが、中は薄暗くて、頭を入れると光も届かずに真っ暗になります。

実際には、この右に曲がったスグの所で行き止まりとなっており、石が崩れたように積み重なっているだけの洞窟です。

しかし、奥から冷たい風が吹いてきて、この先の出口には何らかしら繋がっているようです。

では、この出口はどこにあるのでしょうか?

浦島太郎が通った「龍穴」はどこに繋がっている?


ヲニ山の北にある海岸の洞窟に出ると言われています

ヲニ山の北にある海岸の洞窟に出ると言われています

浦島太郎が通った「龍穴」は、山(ヲニ山)を越えて約1km先の海岸にある断崖絶壁の洞窟だと言われています。

これは地元の方の言い伝えでしかないので確認された話ではありませんが、かつて海の洞窟から犬を放したところ、この龍穴から出てきたという言い伝えがあります。

その話がいつのことかも定かではありませんが、常に風が流れていることから海の近くにある洞窟だと考えるのが妥当です。

風の流れは洞窟内で生じる波によって生まれる気流のはずだからです。

上の写真は「龍穴」から東へ数分行った「本庄浜」ですが、丹後半島の海側は断崖絶壁で大きな穴がたくさん存在しています。

浦島太郎伝説と浦嶋神社の伝記


浦島太郎(浦嶋子)は1500年前の権力者で、海の向こうの国に渡ったと考えられています

浦島太郎(浦嶋子)は1500年前の権力者で、海の向こうの国に渡ったと考えられています

童謡にある「浦嶋太郎」は明治の頃に出来た作り話で、この話の元になる伝承が古文書に残されています。

浦島太郎は筒川に住んでいた「浦嶋子」というこの地域を治めていた権力者「日下部」の一族で、西暦400年代の頃の人物(男性)とされています。

童謡では「海中の竜宮城」へ行った事になっていますが、本来のお話では「海中=海の中」にある島(国?)へ舟で渡ったということになっています。

そこで乙姫と夫婦となるのですが、望郷の念にかられて帰国することになり、その際にたどり着いたとされるのがこの「龍穴」付近だとされています(一説では休んだ場所とも)。

浦嶋神社の創建は825年7月22日で浦嶋子を祀るために淳和天皇の命で「小野篁」によって作られました

浦嶋神社の創建は825年7月22日で浦嶋子を祀るために淳和天皇の命で「小野篁」によって作られました

浦嶋子が戻って来たのは約300年後とされており、今で言えば「タイムスリッパー」ですが、かの有名な「玉手箱(=化粧箱)」を開けると一気に老けて亡くなってしまったと言います。

その一連の話を聞いた淳和天皇は、その浦嶋子を祀るために、小野篁を勅使としてこの地へ派遣して「浦島神社」を創建したと伝えられています(創建は825年7月22日)。

若狭湾には「冠島地図)」という「常世」と呼ばれる島が実在するのですが、「常世=蓬莱(ほうらい)」のことで、徐福が旅で探していた場所でもあります。

不思議なことに、この伊根町には「新井崎神社地図)」という「徐福伝説」が残る(祭神が徐福)神社もあります。

徐福は紀元前3世紀の人物なので、浦嶋子よりもっと昔の話ですが、共通するキーワードは「長生き(不老長寿)」です。

かつて、この地に不老長寿の薬草が自生していたのかもしれませんが、なんらかしら「徐福伝説」や「浦嶋伝説」が生まれるような風土があったのかもしれませんね。

浦島太郎が通った「龍穴」の場所はどこ?


浦島太郎が通った「龍穴」の場所を公開

浦島太郎が通った「龍穴」の場所を公開

さて、この浦島太郎が通った「龍穴」ですが、ネット地図には掲載されていません。

また、詳細な場所(座標)を記したネット情報もありませんが、現地でGPSを使いその座標を特定してきました。

場所は「35°43’45.6″N 135°15’46.0″E(35.729340, 135.262782)」の地点です。

伊根バス「浦嶋神社前バス停」下車して徒歩5分もかかりませんが、自家用車で行くのがベストな方法です。

駐車場は浦島神社に隣接する「浦嶋公園」にあり、そこに駐車して歩くと良いでしょう。

※写真は諸事情により無断転載厳禁です。

京都府与謝郡伊根町本庄宇治

※地図に登録しておきました。


京都の秘境を走る路線バスが2018年5月20日放送『ニチファミ!・タカトシ温水の秘境路線バスの旅SP』で紹介されます。紹介されるのは山路を走る「京都バス花背線」と海路を走る「丹海バス経ヶ岬線」の2路線です。タレントのタカトシさんと温水さんが路線バスに乗って、その土地のグルメや名所を紹介する番組で、今回は京都の秘境路線バスが特集となっています。「京都バス花背線」は地元を走る路線で「鞍馬、百井峠、花背(花脊)」など経由して広河原バス停まで行くバスです。「丹海バス経ヶ岬線」は日本海を望む路線で「天橋立屋、浦嶋神社、伊根の舟」などを経由して宇川温泉よし野の里バス停まで行くバスになります。


世界の何だコレ!?ミステリー 2018年4月11日 予告


世界の何だコレ!?ミステリー 2018年4月11日 予告は以下の通りです。

衛星写真の謎エリアへ!山奥で発見(秘)建物…正体は▽砂漠地帯に出現!奇妙「50万個ナゾの穴」直撃▽深夜の学校で怪現象…突然ドアが…▽密着!衝撃の洞窟探検家
■アイルランドの中学校で、監視カメラが捉えたポルターガイスト映像が話題に。その映像には、摩訶不思議な現象が数々記録されていた。特別に許可を頂き、深夜モニタリング調査へ!当番組でおなじみのゴーストハンター・リッチさんと一部始終を見守る!すると、続々と起こる怪現象!?
■これまで世界1000カ所以上の洞窟に潜入してきた洞窟探検家に完全密着・第4弾!石垣島のジャングルの中にあった、前人未踏の洞窟に挑むということでカメラが密着!探検中に続々と飛び出す洞窟探検家・吉田勝次の驚き行動・哲学に注目!
■奈良県の山奥にあった三角形の謎エリアへ!中心あたりに、建物らしきものがあるが周囲は森に囲まれて、そこへつながる道は確認できない。謎エリアを大調査!
■ナミビアの砂漠地帯に不可思議な光景が。穴のようなものが無数にボコボコとあり、その数は50万個にも及ぶという。一体何なのか?
■皆様の「何だコレ!?投稿」を調査する!京都府の少年から「学校の近くに“龍穴”という穴があります。昔“浦島太郎”が竜宮城からの帰りに通ったと言われています。是非調べてください!」という投稿が。アンガールズ・田中卓志隊長が体を張って潜入調査!

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「世界の何だコレミステリー」で紹介されたお店の場所などを確認しています。地元の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。



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京都関連の記事を書いているライターは飲食新店調査やグルメ実食レビューに定評のあるライター「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。1970年東京生まれ東京育ち・早稲田卒・学生時代から食べ歩きをしつつ上場企業などで新規事業開発課長・システムエンジニアを20年経験して早期退職。京都で第二の人生を送ることを決意して移住。記事にした新店情報は1600件以上あり、テレビ番組のディレクターやグルメ雑誌の編集者に注目されているリサーチャーです。カテゴリー「京都ラーメン速報」や「京都ラーメンマップ」が京都ラーメンマニアから注目されています。このブログに掲載した「新店情報」は大手グルメ情報サイトの新店リストにそのまま転載されたりもしています。他のローカルグルメブログからも注目されており、京都の新店情報を一番速く提供しています。お問い合わせ方法はこちらのページを参照してください。


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テレビ関連の記事を書いているライターは全国のフードを食べ歩く旅人「まこちゃん」により書かれています。1965年東京生まれ千葉育ち・千葉県の大学卒。通称「編集」として記事に登場しています。社会人になってから京都に在住し、休みの日には近畿地方をメインに食べ歩く毎日。京都に来て、東京との経済格差に驚き「地方をなんとかしたい」と強く感じてブログを始める。テレビ大好きっ子なのでカテゴリー「テレビで話題のグルメ・名物」の執筆を担当。その他にも当ブログの人気コンテンツ「京都秘境ハンター」の大部分を執筆しています。このブログの発起人だが、2016年に京都の情報を独自に入手していたノーディレイをブログにスカウト。現在の代表はノーディレイになっている。