焼き菓子とカフェ「歩粉 (hoco)」が京都市北区の大徳寺近くに移転オープンすることになっています。開店日は2018年10月11日、元は恵比寿にあった行列店です。磯谷仁美さんという焼き菓子の本も出版されている方がオーナーです。
恵比寿で9年ほど行列のできるカフェだったとのことで開店が楽しみです。
歩粉 (hoco)が京都に2018年10月11日移転オープン

歩粉 (hoco)が京都に2018年10月11日新店オープン
大徳寺の北側、今宮通と大徳寺通が交差する所に焼き菓子店が新店オープンします。
お店の名前は「歩粉 (hoco)」、開店日は2018年10月11日となっていました。
初夏の頃だったか、今まで古民家の納屋だった建物を改装しているのを見かけて、ケーキ屋さんっぽいなと思っていたテナントです。
ただ、場所や営業時間に定休日などの情報が少なく、別途入手していた「恵比寿の焼き菓子店が京都に移転してくる」という情報と重ね合わせて判明に至りました。
歩粉 (hoco)について

茜色(べんがら)に塗られた元は納屋を改装した「歩粉 (hoco)」
この「歩粉 (hoco)」ですが、厳密には移転オープンという話です。
東京・恵比寿で9年間「歩粉」という同名店舗があったのですが、そこが閉店して京都に移転することだけが告知されていました(恵比寿のカフェは2015年2月22日に閉店)。
焼き菓子の本を書かれている磯谷仁美さんという方がオーナーです。

「歩粉 (hoco)」からすぐ東を見ると今宮の商店街が見えます
家からも5分くらいの場所で、今宮通の商店街から「今宮通」を西へ入ったところに店があります。
大徳寺の「京豆腐 小川」の目の前なので、よく通る道です。
歩粉 (hoco)お菓子について

「Dessert & Tea time」と書かれているのでカフェです
この「歩粉 (hoco)」では焼き菓子の販売とカフェが併設されています。
店頭に「Dessert & Tea time」と書かれており、これは恵比寿にあった時も同様でした。
お菓子は「焼き菓子」で「ビスコッティー、スコーン、パン、ドライフルーツのソフトクッキー」などです。
・スコーン
・パン
・ドライフルーツのソフトクッキー
・りんごのバターケーキ
・ココナッツ団子
歩粉 (hoco)ケーキセット 実食レビュー

歩粉 (hoco)ケーキセット
ということで、早速「歩粉 (hoco)」へ行ってみました。
カフェなので店内でスイーツとドリンクを注文することになります。
今回は「デザートSセット(1900円)」を注文してみました。
歩粉 (hoco)デザートSセット

「洞爺の北風農園かぼちゃのバターケーキ、スコーン、豆乳くずもち」のデザートSセット
上の写真は「洞爺の北風農園かぼちゃのバターケーキ、スコーン、豆乳くずもち」のデザートSセットです。
Sセットとフルセットの違いは皿数で、Sセットの場合はフルセットの一皿目と内容が同じということですが、私の場合は個別で選んでくれたのか混合でスイーツが3種類盛ってありました。
ホイップクリームや蜂蜜(森養蜂場)、自家製のジャム(スタート時は、和歌山あさみ農園のいちじくジャム)などでいただくようになっています。
スコーン、豆乳くずもち(自家製小豆餡)、エッグクラッカーサンド
【2皿目】
洞爺の北風農園かぼちゃのバターケーキ、静岡市丸子の有機紅茶のシフォンケーキ、北風農園のかぼちゃプリン黒糖ソース添え

スコーンはサクサクでものすごく香ばしいです(歩粉)
スコーンはサクサクでものすごく香ばしくて、自家製のジャムや蜂蜜を付けたり、ホイップクリームでいただきました(クリームはおかわり可)。
味については「完璧」で、ひさしぶりに「おいしいスコーン食べたな」と感動しました。
もうひとつ「かぼちゃのバターケーキ」もかぼちゃの甘味とコクがよい塩梅に出ており、甘すぎず素材の味を楽しめるケーキになっていました。温かい状態で出てくるのも良いと思いました。
歩粉 (hoco)ハーブティー

ドリンクは「ハーブティー(+150円)」を注文しました(歩粉)
ドリンクは珈琲か紅茶のセットですが、今回は「ハーブティー(+150円)」を注文しました。
料理家である森田久美さんという方のスペシャルブレンドで「ミント(2種)、レモングラス、ホワイトセージ、オレンジピール、マンゴー、アップル、ローズヒップ、シナモン」というフルーティーで爽やかなハーブティーです。
すべてオーガニックにこだわったハーブティーで香りがとても良くおいしくいただきました。
ハーブティーはポットに「差し湯」ができるので4杯分くらいになります。
歩粉 (hoco)店内の様子

店内は明るく開放的で木のぬくもりがあります(歩粉)
ケーキも美味しいのですが、お店の雰囲気もステキでした。
白壁に木のぬくもりを感じる床で、天井も高くて開放的です。
中央に6名テーブル、周囲にカウンターが8席で、広さ的には普通のケーキ屋さんとかパン屋さんくらいの広さでした。
二階にも席がありましたが、基本的には一階を利用されているみたいでした。

二階にも席がありました(歩粉)
歩粉 (hoco)メニューと値段

メニューと値段 (歩粉)
歩粉 (hoco)のメニューと値段です。
店内メニューと持ち帰りメニューがあり、店内ではケーキセット、持ち帰りは焼き菓子が4種類ありました。
基本的にはカフェですが、持ち帰りをするお客さんも結構いらっしゃいました。
歩粉 (hoco)セットメニュー 値段

歩粉 (hoco)のセットメニューと値段
スイーツとドリンクのセットがあり、一番安価な「スコーンセット」が1500円です。
フルセットだとスイーツ2皿(スイーツは一皿3種類)にドリンクがついて2600円というお値段でした。
セットのケーキは月替りということなので、季節に応じたものが食材になってくるようです。
この界隈の方(地元の方)にはちょっと手が出しづらい価格ですが、Sセットでもケーキがいくつも付いてくるし、素材にこだわってくるとこうなりますよね。
・デザートSセット 1900円
・スコーンセット 1500円
セットの飲み物を変更する場合は追加料金「ハーブティー+150円、アップルジュース+100円、ワイン+150円、シードル+200円」となっています。
・ポットハーブティー 800円
・珈琲 620円
・カフェオレ 670円
・アップルジュース 740円
・ワイン 780円(赤、白)
・シードル 840円
歩粉 (hoco)持ち帰り 値段

焼き菓子の持ち帰りのみも可能です(歩粉)
テークアウトというか「持ち帰り」で焼菓子を買っていくお客さんも結構いらっしゃいました。
焼き菓子は4種類あり、値段は300円~850円です。
数が少ないので、開店してすぐに売り切れの可能性もあります。
午後だと売り切れの可能性がありそうなので、買いに行く場合は午前中の開店直後が良いかもしれません。
・スコーン 300円
・クッキー 700円
・グラノーラ 850円
歩粉 (hoco)お子様の入店について

歩粉 (hoco)ではお子様の入店はできません
これは恵比寿にお店があった時からなのですが、歩粉 (hoco)ではお子様の入店はできません。
親が一緒でも小さい子供は入店できませんので、テークアウトの時でも外で小さい子供は外で待つことになります。
・親が一緒でも不可
歩粉 (hoco)営業時間や定休日

歩粉 (hoco)@京都・大徳寺の近くです
歩粉 (hoco)の営業時間は「10時~18時」で店頭に記載がありました。
定休日は店頭に「Thu Sun」とだけしか書かれていないので分かりづらいです。まさか「営業日2日」ということもないかと思います。
実際の定休日は「月曜日、火曜日、水曜日」で、営業日は「木曜日~日曜日」となっていました。
営業時間:10時~18時(LO.17時)
定休日:月曜日~水曜日(営業日は木曜日~日曜日)
公式サイト:http://www.hocoweb.com/
Instagram:https://www.instagram.com/hoco_hitomi/
歩粉 (hoco)アクセス方法
歩粉 (hoco)への行き方です。
わかりやすい行き方は北大路駅から京都市バスで「大徳寺前バス停」まで行き、そこから徒歩(6分ほど)です。
駐車場は近くのコインパーキングを使うことになります。
最寄りのコインパーキングは店舗すぐ北の「大徳寺通」沿いにあるので便利です。
・北大路駅バスターミナルから京都市バス「206系統」で大徳寺前バス停下車(230円)
評判(口コミ)
今宮通沿いに歩粉さんが
オープンされました。
北区も更に賑やかになりました。 pic.twitter.com/UgeAb0YSB6— ALFRED (@alfred_kyoto) 2018年10月11日
恵比寿の「歩粉」さん。少し前に東京のお客さんに聞いたらすでに閉めてはるみたい。ちょっと立ち寄っただけやったけど印象的なお店やったな。 pic.twitter.com/Zh17McORkR
— コウジロウ (@roomchamchachai) 2018年9月27日
先週はtocoro cafeさんのアトリエで歩粉さんの出版イベントのお話会がありました。ポートランドと聞いてもピンとこなかったけどこの本をぱらぱらと読んだだけでいつか行ってみたい場所に☺︎
お土産のグラノーラとクッキーも❤︎ #歩粉 #歩粉のポートランドandバークレー案内 pic.twitter.com/WJIvQQUg9f— emiko꒰*´∀`*꒱バッグ作家 (@peana_emiko) 2018年5月21日
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※本ブログは非商業系であるため、お店には客として訪問しています(業者ではありませんので掲載費用の徴収や商品販売の勧誘などは一切していません)。内容も客としての視点でのみ書かれたものです。
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記事を書いている人
記事を書いている人は飲食新店調査やグルメ実食レビューに定評のある「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。1970年東京生まれ東京育ち・早稲田卒・学生時代から食べ歩きをしつつ上場企業などで新規事業開発課長・システムエンジニアを経験して退職。京都で第二の人生を送ることを決意して移住。記事にした新店情報は2600件以上あります。お問い合わせ方法はこちらのページを参照してください。