今回は京都・伏見大手筋にあるレトロなパン屋「ササキパン」さんの紹介です。関西ではテレビなどでも紹介されるパン屋さんで、昔ながらのパッケージがかわいい菓子パンが多く並びます。関西特有の「サンライズ」や関西で言うところの「メロンパン」など、京都の方なら懐かしいパンが並ぶお店です。
実はここ、創業は大正10年という老舗パン屋なんです。
ラグビーボール型のメロンパンがある大正10年創業のレトロなパン屋さん
今回は京都・伏見大手筋にある「レトロなパン屋」の紹介です。
テレビなどでもよく紹介されるのでご存知の方も多いと思いますが「ササキパン」という大正10年創業の老舗パン屋さんです。
老舗といっても堅苦しいことはなく、町の小さなパン屋さん。
しかし、そこで売られているパンは昔さながらのパンばかりなんです。
商店街の中にあり、お店ではおじいちゃんがポツンと座ってパンを売っている・・・・
とても懐かしい雰囲気のパン屋さんでもあります。
・大手筋につながる「納屋町商店街」にあるパン屋
・売られているのは「昔さながらのパン」ばかり
ササキパン で売られている懐かしいパン
伏見大手筋にある「ササキパン」は、「懐かしい感じがするパッケージ」が特徴的なパン屋です。
透明なパン袋に「ジャムパン、メロンパン、サンライズ」などわかりやすく商品名が書かれています。
実はこれ若干の関西ルールがあって、メロンパンは普通のメロンパンではありません。
また「サンライズ」という聞き慣れないパンもありますが、実はこれは誰でも知っているパンだったりします。
パンの値段
ササキパン の値段です。
菓子パンなどは130円のものが多く、今回紹介するつもりのパンは全部130円のものです。
他にも調理パンが200円、食パンが230円~300円と一般的なパン屋さん(よりやや安い)です。
・むしぱん 130円
・メープルクーヘン 130円
・調理パン 200円
・高級サンド 200円
・三角サンド 140円
・ミニサンド 130円
・オニオンペッパーチーズパン 130円
・あらびきミートのボロネーゼ 130円
・抹茶クリーム 130円
・スティック 220円
・アップルクリスタル 160円
・ベビードール 160円
・バターロール 160円
・ロール 135円
・カタヤキフランス 65円
・バケット 280円
・食パン 230円~300円
さて、懐かしい「菓子パン」とは、どんなパンなのでしょうか!食べてみたいと思います。
サンライズ (菓子パン)
関西ではメロンパンのことを「サンライズ」と呼ぶことが多いです(特に京都と兵庫)。
もちろん、昔の言い方ですが、それが「ササキパン」さんのパン名称には残っています(他店でも名前は残っています)。
袋には「サンライズ」と表記されていますが、食べるとメロンパンそのものです。
ラグビーボール形のメロンパン (菓子パン)
京都と兵庫など関西の一部では「メロンパン」はラグビーボール(楕円形)型のソフトパンで、中には「白あん」が入っています。
もっちりした食感で、サクサク感などはありません。
白あん入りラグビー型のメロンパンは「京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、広島県」など一部地域での特色ですが、楕円形メロンパンの発祥は広島県です。
昭和11年に広島県呉市のパン屋さんが開発した楕円形のメロンパンが関西に広まったため、関西には楕円形のメロンパンを発売するお店が多いのです。
ちなみに、ラグビーボール型と言われることが多いこの形ですが、実は「マクワウリ」の形がヒントになっていると言われています。
・兵庫県
・滋賀県
・奈良県
・広島県
ジャムパン (菓子パン)
特においしいのが「ジャムパン」です。
やわらかい生地に甘いジャム(苺)が入っているパンですが、いかにも昔のジャムパンという味わいです。
最近は健康志向のパンも多いのですが、個人的には昔ながらの菓子パンは大好きなので、ドンピシャのお味でした。
営業時間や定休日などの店舗情報
ササキパンの営業時間は「7時~19時」です。
パン屋さんなので朝早いですが、商店街にあるので19時までと遅めの閉店時間です。
定休日は「火曜日」になっています。
営業時間:7時~19時
定休日:火曜日
アクセス方法
ササキパン の場所は、大手筋の西出入口につながる「納屋町商店街」です。
南北にお店が並ぶ商店街で、大手筋よりはずいぶんと長さも店舗も少ない商店街ですが、大手筋の商店街とつながっています。
駅から徒歩が便利で、最寄り駅は京阪本線「伏見桃山駅」か近鉄京都線「桃山御陵駅」です。
京阪本線「伏見桃山駅」か近鉄京都線「桃山御陵駅」どちらで降りても「伏見大手筋」の商店街を西へ歩いて6分ほどかかります。
お店は商店街の中ではなく「三菱UFJ銀行 伏見支店」が見えたら手前の道を左(南)に曲がってスグですよ。