京都・祇園にミシュラン二つ星のお菓子とお惣菜が買える「白(はく)」が2018年2月22日に新店オープンしていました。お店の名前が「白(はく)」で、実はあのミシュラン二つ星の名店「高台寺和久傳(こうだいじわくでん)」の料理とお菓子を直売している「おもたせ専門店」なのです。
今回はこの「白(はく)」さんが、どういうお店なのか詳細にレビューしたいと思います。
祇園にミシュラン二つ星のお菓子とお惣菜が買える「白(はく)」が新店オープン

祇園四条に「白(はく)」とだけ書かれたお店がありました
今回の「京都スイーツ」は、ミシュラン二つ星の高級割烹「高台寺和久傳(こうだいじわくでん)」の「おはぎ」を紹介します。
普通はなかなか行くことができないお店ですが、その「高台寺和久傳」の味を気軽に楽しめるお店があるのです。
それが、2018年2月22日に開店したばかりの新店「白(はく)」というお店です。
実は、高台寺和久傳としては「初 おもたせ専門店」で、まだ出来たばかりでほとんど知られていません。

竹かご弁当に入った「おはぎ」これがかなり美味しいのです
お惣菜とお菓子を販売する持ち帰り専門店ですが、「高台寺和久傳」の超一流料理人が作ったものばかりを直売するお店なのだから「味・品質・値段」ともに超一流です。
上の写真は「おはぎ」で、竹かご弁当に油紙をしいて「おはぎ」が6個入っています。
これでお値段1500円(税別)。
でも、1個あたり250円だし、気配りのあるお土産にも使えるように「竹かご弁当」に入っているのです。
これ、決して高くありません。
行ってみたくなりましたよね?
では、この「祇園 白(はく)」とは、どのようなお店なのでしょうか。
祇園 白(はく)とはどんなお店なのか

祇園 白(はく)とは、こういうお店です
実は、この祇園に新しくオープンした「白(はく)」さんなのですが、店の前を通ってもほぼ気が付かないかとおもいます。
大和大路通と花見小路のようなメイン通りではなく、外からはなんのお店かは一切分からないようになっているからです。
上の写真の右側に小さい入口があるのですが、そこにも「白」としか書かれておらず、初めてこの店を見た時は「ギャラリーかな?」と思ったほどです。

ここが入口です
そこで、あまりにも気になったので、少し覗いてみようかと入店したところ・・・・
なんと、お惣菜とお菓子のお店だったのです。
お店の方のお話では、あのミシュラン二つ星の高級割烹「高台寺和久傳」の初の直営店(もちかえり専門)として新店オープンしたばかりとのことでした。
ということで、写真撮影も快諾していただいたので、どんな商品を扱っているのかを紹介したいと思います。
祇園 白(はく)お惣菜やお菓子の紹介

日向夏かん 3個 2500円(税別)
この「祇園 白(はく)」さんでは、「高台寺和久傳」の一流料理人が最高の食材を使って調理したお菓子やお惣菜を販売していました。
上は「日向夏かんのゼリー」で、3個で2500円(税別)です。

こちらは「干し柿」3個 2000円(税別)
干し柿は、中に百合根のあんと金柑の蜜煮を詰めたお菓子になっていました。
こちらは3個で2000円(税別)です。

これは「おみき」というお菓子で7個1200円(税別)
上の写真は「おみき」というお菓子ですが、丹後産の「イセヒカリ」という伊勢神宮へ献上される米から作ったお酒「和久屋傳右衛門」の酒粕に「水、米、豆」を合わせたものです。
値段は7個入りで1200円(税別)となっています。

和糖をまぶした昆布 1000円(税別)です
これは「霜かわら」というものですが、昆布に和糖をかけて甘いスイーツにしたものです。
お値段は20個ほど入って1000円になっていました。

お惣菜を使ったサンドイッチ
さて、次は「お惣菜を使ったサンドイッチ」なのですが、お値段は書かれていませんでした。
これも美味しそうだし、食事になりそうな商品です。

へしこ寿司 7個2300円(税別)
そして、丹後産の鯖のぬか漬け(へしこ)の寿司です。
レモンの皮と果汁で酸味をつけた飯とへしこを柿の葉で巻いたお寿司になっています。
値段は7個入りで2300円(税込み)です。

麸すし 5個入り1500円(税別)
こちらは玄米と餅米を合わせたおこわ風の寿司飯に利休麸をのせた「麸すし」です。
香り用にクミンもついて、お値段5個入りで1500円(税別)となっていました。

とち餅 3個入り1200円(税別)
さらに「とち餅」もあって、これは栃の実のお餅で白味噌餡を包んだものになっています。
栃の餅は山間部では今でも作られているのですが、手間がかかるお料理です。
値段は3個で1200円(税別)となっていました。

おはぎ 6個入り1500円(税別)
そして、最後に紹介するのが最初に写真を掲載した「おはぎ」です。
6個入りで1500円(税別)でした。
いずれの商品もお値段はしますが、どれも竹のカゴや入れ物に入っているのでお土産にすると喜ばれそうなものばかりです。
センスの良い品揃えが気に入ったので、今回は好物の「おはぎ」を買って帰ることにしました。
商品が用意されるまでお茶&へしこ寿司でおもてなし

店内の様子、イートインではありません
さて、この「白(はく)」さんというお店では、注文をしてから用意されるまでの間に・・・・
お茶、へしこ寿司を出していただけます。
お店に入ってすぐにカウンターがあるのですが、それを見て「イートインかな?」と思っていた場所で「お茶、へしこ寿司」を食べて待つという嬉しい心遣いがあるのです。
これは、なかなか他のお店では真似できないサービス(おもてなし)ですよね。

へしこ寿司、ひとくちサイズですが美味しいお寿司でした

お茶は2杯いただきました
高台寺和久傳 おもたせ「おはぎ」実食レビュー

買って帰った「おはぎ」を食べてみましょう
ということで、買って帰った「おはぎ」を食べてみました。
上はまだ開封前ですが、お土産にすると喜ばれそうなセンスの良い包装になっています。
さすが「おもたせ専門店」というべきでしょうか。

竹かご弁当に入っています
この「祇園 白(はく)」さんの商品は「竹かご」などの容器に入っており、京都のお土産として買うと「センスが良い」と思われるものばかりです。
こちらの「おはぎ」も再利用できそうなお弁当箱に入っていました。
こういうのが旅行の思い出にもなるので嬉しい配慮です。

今まで食べた「おはぎ」では一番おいしいと思いました
もちろん、食材もこだわっており、「おはぎ」も小豆をこれでもかと使って、和三盆で豊かながらもシツコクない甘味をつけた味になっていました。
ひとくち食べるごとに豆の豊かな味が広がり、和三盆も柔らかい甘さは豆の風味を損なわない味付けです。
いままで食べた「おはぎ」の中では、ダントツの美味しさで、今回はなかなか良い買い物をしたなと思わざるを得ませんでした。
ということで、とてもオススメな「祇園 白(はく)」さん、すぐにでも行っていただきたいお店で、リピート確定となりました。
祇園 白(はく)への行き方

落ち着いたギャラリーのようなお店で優雅な時間をお過ごしください
さて「祇園 白(はく)」への行き方(アクセス方法)ですが、祇園四条の落ち着いた場所にあります。
四条通を八坂神社方面へ、縄手通の南に「大和大路通」があるので、それを南へと下ります。
左手に「GYOZA8」というお店がある所で「東」の道を入ると、お店があります。
外見からは一切判別できませんが、通り沿いの入口に「白」とだけ書かれた看板がありますので分かると思います。
ということで、あのブログとか「偶然見つけました的な京都速報ブログ」が後追い記事を書きそうなお店を見つけてきました。なんとかトピでも紹介されると思いますので、知られる前に食べたい方はお早めにどうぞ!
超オススメのお店なので、ぜひ行ってみてくださいね。
補足:ここでは「おもたせ」という言葉を使っていますが、厳密には「お土産」を持っていった方が訪問先で一緒に食べる時に自分が持ってきた土産を「おもたせ」と表現します。
営業時間:11時~18時
定休日:不定休
京都の穴場案内 「京いってみた」 や「京都秘境ハンター」。京都の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
主に関西の新規・リニューアルオープンをご紹介します。店舗などをまとめ、それを参考に商品開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
※本ブログは非商業系であるため、お店には客として訪問しています(業者ではありませんので掲載費用の徴収や商品販売の勧誘などは一切していません)。内容も客としての視点でのみ書かれたものです。
※紹介したいお店は「美味しいお店」ではなく「気持ちよく食事ができるお店」です。お客様に対して失礼な対応があるお店は記事掲載後でも削除しています。
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記事を書いている人
記事を書いている人は飲食新店調査やグルメ実食レビューに定評のある「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。1970年東京生まれ東京育ち・早稲田卒・学生時代から食べ歩きをしつつ上場企業などで新規事業開発課長・システムエンジニアを経験して退職。京都で第二の人生を送ることを決意して移住。記事にした新店情報は2400件以上あります。お問い合わせ方法はこちらのページを参照してください。