冥土通いの井戸 @京都・六道珍皇寺 2018年秋の特別公開

京都・六道珍皇寺小野篁の井戸が特別公開されています。次回は「2018年11月1日~11日」で開催予定なので、この機会を見逃さずに見学されることをおすすめします。というのも、この井戸は「冥土通いの井戸」と呼ばれる有名な井戸なのですが、普段は公開していないからです。

今回はこの「冥土通いの井戸」の公開期間・拝観料・井戸の中・アクセス方法など詳細に紹介します。

京都・六道珍皇寺 小野篁の井戸が特別公開


京都・六道珍皇寺 2018年秋の特別公開

京都・六道珍皇寺 2018年秋の特別公開

京都・六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)で「小野篁の井戸が特別公開」されています。

2018年秋の特別公開・寺宝展の期間中のみ一般公開されるもので、小野篁卿がこの世と冥界を行き来するのに通った井戸「冥途通いの井戸」と「黄泉がえりの井戸」を見ることができるチャンスです。

通常は遠目で隙間からチラッとだけ見える井戸が、目の前で中も覗けるということであれば行かずにはいられません。

・冥土通いの井戸、黄泉がえりの井戸
・参詣曼荼羅図(桃山時代)
・熊野観心十界図(江戸初期)
・毘沙門天立像、十一面観音立像、釈迦十六善神図
・赤松家ゆかりの名刀

開催期間


「2018年秋の特別公開・寺宝展」の開催期間

「2018年秋の特別公開・寺宝展」の開催期間

この「2018年秋の特別公開・寺宝展」の開催期間は「2018年11月1日~11日2018年11月23日~25日」です。

2回に分けて連続11日間と3日間の公開となっています。

すでに9月と10月に3日間ずつ公開されていますので、すでにご覧になった方もいらっしゃることでしょう。

拝観時間は「9時~16時」です。

2018年9月15日~17日(終了)
2018年10月6日~8日(終了)
2018年11月1日~11日
2018年11月23日~25日

拝観料


拝観料は期間で変わります

拝観料は期間で変わります

拝観料は期間で変わります。

2018年11月1日~11日の期間は「800円」で、これは「京都古文化保存協会」が主催するためです。

その他の期間は「600円」です(中学生400円、小学生300円)。

2018年11月1日~11日(800円)
2018年11月23日~25日(600円)

小野篁卿がこの世と冥界を行き来するのに通った井戸


小野篁卿がこの世と冥界を行き来するのに通った井戸

小野篁卿がこの世と冥界を行き来するのに通った井戸

今回見に行ったのは「冥土通いの井戸」です。

井戸のみ撮影可能で、一番奥の庭園に井戸があります。

冥界に行くために入った井戸が「冥土通いの井戸」ですが、帰ってきたとされる井戸もあります。

それが「黄泉がえりの井戸」です。

入口:冥土通いの井戸
出口:黄泉がえりの井戸

冥土通いの井戸(冥途通いの井戸)


冥土通いの井戸(六道珍皇寺)

冥土通いの井戸(六道珍皇寺)

冥土通いの井戸 は小野篁(802年~852年)が役人時代に、昼は嵯峨天皇に仕え、夜は閻魔大王に仕えるために通ったとされる井戸です。

大きさは90cm四方ほどで、現在も水は溜まっていますが井戸としては使われていません。

井戸も板で蓋がしてあり、当然ですが中に入ることはできません。

ちなみに、検索エンジンでは「冥土通いの井戸」としてインデックスされていますが、六道珍皇寺の特別公開では「冥途通いの井戸」と表記されていました。

冥土通いの井戸 の中


冥途通いの井戸 の中(六道珍皇寺)

冥途通いの井戸 の中(六道珍皇寺)

冥土通いの井戸 の中を覗くと、人が入れるほどの広さで、3mほど下に水面が見えます。

水揚げポンプのチューブらしきものが見え、まだ枯れていない井戸です。

普段は、この井戸の中まで見ることができないので貴重な機会が「特別公開」だと言えます。

黄泉がえりの井戸


黄泉がえりの井戸(六道珍皇寺)

黄泉がえりの井戸(六道珍皇寺)

入口があれば出口があり、入口と出口は伝説では別のものだったそうです。

近年まで入口しか井戸がないと思われていましたが、平成23年に隣接の私有地(旧境内地)から見つかった井戸が出口「黄泉がえりの井戸」ではないかとされています。

この「黄泉がえりの井戸」も見ることができるようになっていました。

黄泉がえりの井戸 の中


黄泉がえりの井戸 の中(六道珍皇寺)

黄泉がえりの井戸 の中(六道珍皇寺)

黄泉がえりの井戸 の中は発見後に整備されたのか「輪廻転生」と書かれた小さい穴があるだけです。

この井戸自体はまだ水が湧いているとされていました。

深さは約100mと、かなり深い井戸であることから、古くからある井戸というのには疑問が残ります。

六道珍皇寺 について


六道珍皇寺

六道珍皇寺

六道珍皇寺の創建は平安時代・鎌倉時代には真言宗・東寺に属した寺院だったそうです。

その後、建仁寺の僧により再建されて「臨済宗寺院」となっています。

それより以前の起源については平安時代の文献には出てくるものの諸説あってよく分かっていないのが実情です。

京都府京都市東山区小松町595
公式サイト:http://www.rokudou.jp/

六道の辻 について


六道の辻の石碑

六道の辻の石碑

この「六道珍皇寺」がある場所は、かつては埋葬地(鳥辺野)へ向かう道の分岐点だった場所です。

そのため「この世とあの世の境目」と呼ばれ、仏教用語の「六道(ろくどう)」からとって「六道の辻」と呼ばれていました。

六道というのは「地獄餓鬼畜生修羅人間天上」というすべての生き物が生前の善悪によって必ず行くとされる冥界のことで、平安時代の役人であった小野篁(おののたかむら)が閻魔大王に仕えるために冥界を行き来していたという伝説が残っている地です。

この伝説は平安時代末期から室町時代には存在しており、「六道珍皇寺」に小野篁が冥界に行くために通った井戸があったと言われてきました。

アクセス方法

六道珍皇寺 へ行くには電車とバスを使うことになります。

場所的には「東山」で清水道の近くなので、清水寺の観光ついでに立ち寄ることも可能です。

京都市バス「清水道バス停」を降りて、少し南へ戻ると「清水道」の交差点(松原通)がありますので、坂道を下がると「六道珍皇寺」があります。

・京都市バス「206系統」で清水道バス停下車
・京都市バス「207系統」で清水道バス停下車

駐車場がありませんので行くことはないと思いますが、車の場合はひとつ北の「八坂通」を入り、突き当り「大和大路通」で左折して、一本目(松原通)を左折する必要があります。これは「松原通」が一方通行だから仕方がありません。

評判(口コミ)


京都・お墨付き

京都の穴場案内 「京いってみた」 や「京都秘境ハンター」。京都の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。



京都で話題グルメ・名物の記事を探す
京都で話題グルメ・名物

キーワードで探す
 | ランチ | ニューオープン | 激安 | オスミシュラン | 

場所で探す
 | 北区 | 上京区 | 左京区 | 中京区 | 東山区 | 下京区 | 南区 | 右京区 | 伏見区 | 山科区 | 西京区 | 福知山市 | 舞鶴市 | 綾部市 | 宇治市 | 宮津市 | 亀岡市 | 城陽市 | 向日市 | 長岡京市 | 八幡市 | 京田辺市 | 京丹後市 | 南丹市 | 木津川市 | 大山崎町 | 久御山町 | 井手町 | 宇治田原町 | 笠置町 | 和束町 | 精華町 | 南山城村 | 京丹波町 | 伊根町 | 与謝野町 | 

カテゴリーで探す
 | ラーメン | カレー | カフェ | スイーツ | パン | その他グルメ | 新店順 | 京都秘境ハンター | 観光・ニュース | 京野菜・食材 | 温泉 | 花見名所 | 紅葉名所 | 


京都関連の記事を書いているライター
ノーディレイ

京都関連の記事を書いているライターは飲食新店調査やグルメ実食レビューに定評のあるライター「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。1970年東京生まれ東京育ち・早稲田卒・学生時代から食べ歩きをしつつ上場企業などで新規事業開発課長・システムエンジニアを20年経験して早期退職。京都で第二の人生を送ることを決意して移住。記事にした新店情報は1600件以上あり、テレビ番組のディレクターやグルメ雑誌の編集者に注目されているリサーチャーです。カテゴリー「京都ラーメン速報」や「京都ラーメンマップ」が京都ラーメンマニアから注目されています。このブログに掲載した「新店情報」は大手グルメ情報サイトの新店リストにそのまま転載されたりもしています。他のローカルグルメブログからも注目されており、京都の新店情報を一番速く提供しています。お問い合わせ方法はこちらのページを参照してください。


テレビ関連の記事を書いているライター
まこちゃん

テレビ関連の記事を書いているライターは全国のフードを食べ歩く旅人「まこちゃん」により書かれています。1965年東京生まれ千葉育ち・千葉県の大学卒。通称「編集」として記事に登場しています。社会人になってから京都に在住し、休みの日には近畿地方をメインに食べ歩く毎日。京都に来て、東京との経済格差に驚き「地方をなんとかしたい」と強く感じてブログを始める。テレビ大好きっ子なのでカテゴリー「テレビで話題のグルメ・名物」の執筆を担当。その他にも当ブログの人気コンテンツ「京都秘境ハンター」の大部分を執筆しています。このブログの発起人だが、2016年に京都の情報を独自に入手していたノーディレイをブログにスカウト。現在の代表はノーディレイになっている。