・スパイスカレーのお店
・開業日は2024年4月11日
・お店の場所は京都市中京区(烏丸御池)
・広く天井が高い開放的な店内
・カウンターとテーブル席がある
・京都の飲食新店を10年以上食べ歩いてきた私の経験では費用(食事予算)は2000円
・地元のカレー好きな方向け
・駐車場なし、駐輪は可能
茄子おやじ 花レ さんは何のお店?
今回紹介する「茄子おやじ 花レ」さんは2024年4月11日に烏丸御池駅近くで新店オープンしたスパイスカレーのお店です。本店は東京・下北沢(世田谷区)で一番老舗のカレー専門店「茄子おやじ」で、吉祥寺の老舗カレーの名店(1978年創業)「まめ蔵」で働いていた方が創業したお店だそうです。現在は代替わりしていて味も屋号を受け継いで営業しています。
下北沢は私が東京に住んでいた頃は学生の街で若者文化やアンダーグラウンド文化に演劇などで知られていた街です。2012年頃からは「下北沢はカレーの街」とも言われるようになっていますが、下北沢がカレーの街と言われるずっと前の1990年4月から「茄子おやじ」さんは下北沢の路地裏で営業しています。
下北沢カレーは主にスープカレーのお店が多いのですが、茄子おやじはとろりとした欧風カレーのコクとチャツネのフルーティーな甘みの先にチリペッパーのような辛さがじわじわとやってくるカレーが食べられるお店です。
本店はテレビや雑誌でも紹介されている有名店で、以前放送していた人気番組『火曜サプライズ』の2019年9月17日放送回ではタレントのDAIGOさんがよく通っているカレー屋さんとして紹介しているのをテレビで見ていました。
こちらのお店を見つけたキッカケは、京都店の開業前にインスタグラムで告知されていたのを見てからで、東京の有名カレー店が京都にも出店と聞いてドキドキしながら開業を待っていたお店です。
ちなみに2号店である京都店の店名は「茄子おやじ 花レ」で、読みは「なすおやじ はなれ」です。はなれは「離れ(京都店)」という意味です。
※この記事は2024年4月13日に投稿されたものでメニューや値段は当時のものです。
※お店の方にブログ・SNSでの掲載許可をいただいて記事を書いています。
お店の雰囲気(外観・内観)
外観
では、茄子おやじ 花レ はどのような雰囲気のお店なのでしょうか?
お店は道路からでは奥まっていて、暖簾も掛かっているので見えません。暖簾には店名が書かれていましたが、うっかりして一度通り過ぎてしまいました。これは確信犯的にカレー屋と気が付かないようにしているお店のコンセプトのように思えましたが、元々京都にはそういうお店が多いので、それに倣っているようにも思えました。
お店の外観は至ってシンプルで一見するとなんのお店か全くわかりません。事務所と言われても外からだとそう思って飲食店だと思わないかもしれません。
ただ、オープン直後で開店祝いのお花がたくさん並んでいますので「新しいお店かな?」とは思いそうですね。
内観
手前のカウンター席も客との間の距離感がありますが、奥のテーブル席はさらにゆったりとしていました。
お店の雰囲気は観葉植物以外に余計な装飾はなく、下北沢の本店と同じくレコードから曲が流れて落ち着いた雰囲気です。大きなテーブルはアンティークな色合いで灰色に塗られた壁と相性が良く、椅子は深めのブラウンで薄めの色から濃いめの色に流れる様はイントロからサビへと向かう音楽の流れのようです。
卓上もシンプルですがセンスの良さを感じる銀色の箸&スプーン立てにドリンク用のシロップが置かれ、欧風デザインに似た紙ナプキンもシンプルなデザイン構成と色使いで印象が良いものを置いていました。
一番大きなテーブルの上にはグレイッシュブルーより青みが強い色でアントワープブルーに近いアンティークな色合いの照明が設置されて店内に溶け込んでいました。
こちらのライトは1950年代のドイツ製品なのだそうです。
メニューと値段
それでは、次に「メニュー」を確認しましょう。
基本は「ビーフ(1300円)・チキン(1200円)」で、トッピングがヘルシーな「野菜・きのこ(1200円)」もありました。
※きのこは平日限定だそうです。
定番は「スペシャル(1500円)」でメニューの記載は「チキン・ビーフ・やさい・ゆで卵」となっています。たぶん、あいがけに「ゆで卵」がトッピングされているものに思えますが、店内のイメージと同じくメニューもシンプルでややわかりづらい印象です。
スペシャル(1500円)
ビーフ(1300円)
チキン(1300円)
やさい(1200円)
きのこ(1200円 平日限定)
大盛(+200円)
生卵 or ゆで卵トッピング(+100円)
※値段は税込み価格です。
※メニューと値段は取材時点のものです。
注文方法と決済手段
注文は席で店員さんに注文するようになっていて、ブログ開設以来11年間で私が見つけた新店(飲食店)ではこの注文方法が一般的です。
支払い方法は「現金・クレジットカード・電子マネー・交通系ICカード」が利用できます。
おすすめメニュー「スペシャル(チキン+ビーフ+野菜+ゆで卵)1500円」の感想
茄子おやじ 花レ では何を食べるのがおすすめなのでしょうか?
注文後に10分ほどするとお料理が運ばれてきました。提供スピードは普通なようです。
では、「定番メニュー」の紹介をしますので、メニュー選びの参考にしてください。
カレーはじっくり煮込んだ野菜・牛肉・鶏肉に20種類のスパイスを使ったピリッとした辛みが食欲を増す美味しいカレーです。
トッピングは「ゆで卵・にんにくチップ・茄子(なす)・ミニトマト・ブロッコリー・人参・かいわれ大根」で、人参は花形で抜いたものが2枚。
人参は生ですが薄めのスライスで食べやすく、その他のお野菜は適度な茹で加減で柔らかすぎず固すぎずです。
卵はトッピングだと「ゆで卵・生卵」から選べますが、スペシャルはゆで卵がデフォルトで入っていました。
メニューの内容からスペシャルは「ビーフ・チキン・野菜」の3種あいがけかなと思いましたが、食べた感じでは「ビーフ・チキン」の2種類のカレーに思えました。
食べた瞬間欧風カレーのコクと旨味が、そしてチャツネのフルーティーな甘さが口に広がります。
そのあと、赤唐辛子の辛味がジワジワと感じられ、食べ進めていくうちに汗を少しかく程度の中辛の辛さを感じました。
パッと見はルゥに色の違いはなさそうなのですが、ビーフがひと塊入っているルゥのほうがコクと旨味が強めで欧風カレーらしさを感じます。チキンが2つ入っているほうは欧風カレーのコクと旨味を感じますがビーフよりもややマイルドさを感じる味わいです。
トッピングもルゥも色々な味が楽曲の流れのように入れ替わり立ち代わり別の味が感じられる構成になっていて、公式インスタグラムにも書かれている「カレーとレコードと珈琲のお店」というコンセプトが商品のカレーにも表現されているそんなカレーのお店でした。
営業時間 / 定休日 / 行き方
それでは、最後に「茄子おやじ 花レ」の最寄り駅や行き方(アクセス方法)に営業時間や定休日などの詳細情報です。
住所でいえば「〒604-8165 京都府京都市中京区室町通三条下る烏帽子屋町485 メニービル 1F」で、大きな地図で見たい場合はこちらをクリックしてください(地図が開きます)。
記事掲載時に確認した京都「茄子おやじ 花レ」の営業時間は「11〜21時」で、定休日は「不定休」ですが、営業時間と定休日は「公式」もしくは「地図」でご確認ください。
※営業時間や定休日はお店の都合で変更になっている場合がありますので公式がある場合は直近の情報を必ず確認してください。
※売り切れ終了で閉まっている場合もあります。
茄子おやじ 花レ に駐車場・駐輪場はありませんので公共交通機関や近隣のコインパーキングをご利用ください(地図)。
駐輪場は店頭に停められるスペースがありました。
店舗情報(クリックでオープン)
店舗名 | 茄子おやじ 花レ |
---|---|
オープン日 | 2024年4月11日オープン |
ジャンル | スパイスカレー |
食事予算 | 2000円 |
営業時間 | 11〜21時 ※公式で要確認 |
定休日 | 不定休 ※公式で要確認 |
駐車場・駐輪場 | なし(駐輪は店頭に可能) |
住所 | 〒604-8165 京都府京都市中京区室町通三条下る烏帽子屋町485 メニービル 1F |
地図 | こちらをクリック(地図) |
最寄り駅 | 烏丸御池駅 |
最寄りバス停 | 烏丸三条バス停(バス停情報) |
テイクアウト | 非対応 |
イートイン | 対応 |
公式SNS | |
支払い方法(クレジットカード) |
✅ VISA ✅ MasterCard ✅ JCB ✅ AMEX ✅ Diners ✅ UnionPay(銀聯) ✅ DISCOVER |
支払い方法(電子マネー) |
✅ Apple Pay ✅ iD ✅ QUICK PAY |
支払い方法(交通系ICカード) |
✅ Kitaca ✅ PASMO ✅ Suica ✅ manaca ✅ TOICA ✅ ICOCA ✅ nimoca ✅ はやかけん ✅ SUGOCA |
公式SNS
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