的兵みかん(まとひょうみかん)という京都市中央卸売市場でしか買えない最高級みかんが京都にはあります。
京都市中央卸売市場でしか買えないミカン
的兵みかんは11月中旬頃に出荷される「早生(わせ)みかん」で、主に贈答品として購入する方が多い「知名度の高いミカン」です。
ただし、市場価格も高くて、京都市中央卸売市場での仕入れ値で「2017年は5kgで12000円、2016年は3kgで13000円」もしたという超最高級みかんでもあります。
いわゆる「有田みかん(ありだみかん)」のことですが、的場清さんという農家で出荷されているブランド蜜柑のことです。
この「的兵みかん」は京都でしか買うことができないミカンで、京都中央卸売市場にしか出荷されていない幻の蜜柑です。
・和歌山の有田みかん
・的場清さんという農家で出荷されているブランド
・知名度が高く最高級みかん
・値段は「2017年は5kgで12000円、2017年は3kgで13000円」
・京都にしか出荷されないミカンは「的兵、味心、国東(くにさき)の岸田」がある
的兵みかん(まとひょうみかん)とは
この「的兵みかん(まとひょうみかん)」ですが、味は甘すぎず、酸味も普通で特徴はあまりないミカンと言えますが、これが「京都らしい」とことで、甘すぎず、酸っぱすぎずというミカンなのです。
まろやかな味わいで知られており、別名で「まろやかみかん」とも呼ばれています。
上の写真が実際に的場清さんの「的兵みかん(まとひょうみかん)」の化粧箱を撮影した写真ですが、赤いパッケージがもはやブランドになっているという「田口みかん(有田みかん)」です。
紀伊水道を5kmほど入った温暖な標高50m~150mの南向き斜面で栽培されたミカンで、上質の魚粕を肥料に使っています(有機栽培)。
貯蔵性を高めるために「石灰と硫黄」を混合したものを振りかけているので白いみかんになっていることもありますが、品質には問題ありません。
なぜ京都市中央卸売市場でしか買えないのか?
この「的兵みかん」ですが、赤箱の独特なパッケージで知られており、赤箱といえば「的兵みかん」が思い浮かぶほど有名なミカンです。
では、なぜこの「的兵みかん」は京都市中央卸売市場でしか買えないのでしょうか?
実はこれ単純な話で、生産者の的場清さんが昔から「京都中央卸売市場」にだけ出荷しているからです。
これはよくある話で、特に果物のように年1回くらいしか出荷されないものを扱う農家さんは全国の市場に出荷するほどの生産量もパワーもないので、お付き合いのある市場に出荷するからなんです。
だから「京都市中央卸売市場でしか買えないミカン」というわけです。
的兵みかん 実食レビュー
ということで、この最高級「的兵みかん」を入手できましたので紹介します。
味は「まろやかな甘味」ですが甘さに濃くがあります。
それでいて、適度な酸味があるのですが「酸っぱさ」というのはあまり感じません。
甘さもスッパさも「過ぎず」な味わいになっているのです。
「京都らしい」何事にも「過ぎず」な味わいがします。
糖度は14度くらいで適度な甘さで美味しいミカンでした。