2019年1月17日放送『秘密のケンミンSHOW』で茨城県の方言(茨城弁)が紹介されます。「いやどうも」という茨城弁が紹介されるのですが、この「いやどうも」とはどのような意味なのでしょうか?
なんか普通に使われている言葉ですが、関西では聞かない表現です。
茨城県の方言(茨城弁)

関西で通じない関東地方の方言、使ってしまうことがあります
元々は関東で生活していたので、東京でも茨城の方言はよく聞くし、よく使いました。
たとえば流行り言葉として「とっぽい」というのがあったのですが、中学生時代に「とっぽい」といえば「不良」という意味でした。
なんで「とっぽい」と使いだしたのかわかりませんが、テレビでは不良をテーマにした作品なんかも多くて話題になることが多かったから聞く機会も多かったのでしょう。
他にも「つんのめる」とか普通に言いますが、これも新潟とか茨城あたりの方言です。
歩いていて倒れる直前のように前に傾くことを言いますが、石につまずいた時に「つんのめる」とか使います。
友達とかと会話していると「しゃーんめ!」と言うことがありますが、これは「仕方がない」という意味です。
なんかちょっとワルっぽく振る舞う感じで使われることが東京でも多かった言葉ですが、これらは茨城県あたりの方言です。
つんのめる = 体が傾くくらい前にでる
しゃーんめ = しかたがない
んじゃ = そんじゃ(それでは)
いやどうも = 相手より歓迎を表す

いやどうもぉ~、挨拶では普通に聞く言葉です
その中でも「いやどうも」という方言があります。
これ、かなり使う表現なのですが、実はコレも方言なんだそうです。
「いやどうも = 相手より歓迎を表す」
人と会った時、先に挨拶をされた時に瞬時に返す挨拶で使うのですが、「いやいや、こちらこそどうもコンニチワ」という意味で、相手より歓迎の気持ちが強いことを表現する言葉です。
茨城では、こういった挨拶の流れで「いやどうも」と言われたら「かえってどうも」と返されます。意味は「かえってどうも = むしろ、ありがとう」という意味です。
「いやどうも」茨城では「なんでやねん」とかでも使える言葉

いやどうもぉ~、挨拶以外にも使える言葉
「いやどうも」が茨城の方言と言われてもピンと来ないかもしれませんが、茨城県ではいろいろな意味で使われる表現です。
東京でも「いやどうも」にはいくつか意味がありました。
いやどうも = ふーん
いやどうも = だよねー
いやどうも = ごめんごめん
いやどうも = まいったねー
いやどうも = すごいねー
いやどうも = いや、それはちょっとー
地域で意味が異なるのですが、相手に返す言葉という使い方ということでは「いやいや、こちらこそどうもコンニチワ」と同じです。
東京でも「いやどうも = ごめんごめん、まいった」という意味では使いました。
ちなみに、これ有名な話なのですが茨城弁の「うまかっぺ、うそだっぺ、いやどうも」はどれもラーメン店の店名にも使われていたりします。
関西に来てから一度も使ってない言葉なんで、なんか懐かしいですね。
ラーメン
「うまかっぺ」
「うそだっぺ」
「いやどうも」
全て茨城県にある茨城弁をそのままもじって店名にしてるの草 pic.twitter.com/QvyDfSgPVx— Kazuya Watahiki@JOBAN🎞pic (@k_watahiki) 2018年9月11日
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記事を書いている人は飲食新店調査やグルメ実食レビューに定評のある「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。1970年東京生まれ東京育ち・早稲田卒・学生時代から食べ歩きをしつつ上場企業などで新規事業開発課長・システムエンジニアを経験して退職。京都で第二の人生を送ることを決意して移住。記事にした新店情報は2400件以上あります。お問い合わせ方法はこちらのページを参照してください。