今回の「京都案内」は、京都ランチで食べることができる「幻のカレー」です。その名も「幻カレー」というそのままの名前ですが、なんと500円で美味しいカレーライスが食べることができるのです。場所は京都市役所すぐ近く、お店の名前は「幻カレー SION(シオン)」と言います。週3日だけの営業で、バーの二毛作営業(間借りカレー)で昼の2時間半しか営業していないので本当に「幻カレー」です。
京都にある「バーを間借りしたカレー」幻のカレー
京都市役所のスグ近く「寺町通商店街」の北口を出た先に「幻カレー」という看板が出ています。
この「幻カレー」は、週に3日間(水曜~金曜)の昼2時間半しか営業しないという本当にマボロシのカレーライスのお店なのです。
お店の名前は「SION(シオン)」という屋号で、本来は「Bar SION」ですが、昼間にカレーライスを提供する二毛作営業(間借りカレー)をされています。
お店は建物の3階にあり、階段を上っていくと入口があります。
察しの良い方は薄々感づいておられるかと思いますが、こちら「とっても入りづらいお店」です。
分厚い事務所風の金属製ドアに「Bar SION シオン」とだけ書かれており、入った瞬間にゴツイ方々に囲まれてしまいそうな雰囲気もあります。
しかし、そこはそれ。
カラダを張って入店してみることにしましょう!
幻カレー SION(シオン)店内の様子
厚いドアを開くと、左右には本棚があり、奥にはバーカウンターとお座敷がある細長いお店になっていました。
奥には女将さんがひとりで支度をしており、普通に食事ができるお店になっていました。
入口は入りづらいけど、入ってしまえば「憩い空間」になっており、カレーの香りがほんのりしていました。
幻カレー SION(シオン)メニューと値段
この「幻カレー SION(シオン)」ですが、実はカレーライスが500円という激安価格なのです。
それでいて量もあるし、お惣菜も食べ放題という隠れた穴場ともいうべきお店だったのです。
カレーは「幻カレー(並)500円」からあり、辛口の「幻の幻」というメニューもありました。
・幻カレー(中)600円
・幻カレー(大)700円
・幻の幻(激辛、並)600円
・幻の幻(激辛、中)700円
・幻の幻(激辛、大)800円
・半々(普通+激辛、並)600円
・半々(普通+激辛、中)700円
・半々(普通+激辛、大)800円
・ナンセット 750円(カレー、ナン、サラダ、ちびごはん)
・ハンバーグセット 800円(煮込みハンバーグ、サラダ、ちびカレー、おかずとごはん)
幻カレー 実食レビュー
今回は「幻カレー(並)500円」を食べてみることにしました。
並サイズですが、普通のカレー店より少し多く、カレールーは多めにかかっています。
ややオレンジがかったカレーライスで「挽肉、人参、玉ねぎ、トマト」などが入ったカレーになっていました。
トマトの酸味が少しあって、ほんのりミートソースに似た味わいもするカレーです。
今まで食べたことがない独特なカレーライスでしたが、味は好みで美味しく食べられるカレーだなと思いました。
カレーもそうですが、サラダも100円と良心価格です。
今は野菜が高い時期で大変だと思いますが、ミニサラダも付けて600円なのだから「御池ランチ」ではかなり重宝するお店です。
しかし、これだけではないのです。
このお店・・・・
お惣菜も食べ放題だったのです。
お惣菜も食べ放題
実は、この「幻カレー SION(シオン)」では、ランチ時に19種類のお惣菜も楽しむことができるのです。
福神漬けもありますが、お漬物をメインにコールスローサラダっぽいものや、玉ねぎの和え物などをカレーと一緒に食べることができます。
食べ放題といっても、もちろん限度はありますので、迷惑にならない程度で少量ずつ全種類食べてみたところ、どれも美味しい惣菜でカレーによく合っていました。
Bar SION(シオン)行き方・アクセス方法
さて、そんな穴場的なカレーのお店「幻カレー SION(シオン)」の場所ですが、御池通の京都市役所すぐ隣にあるという立地の良いお店です。
営業時間は「11:30~14時」で、売り切れ御免の狭き門ですが、500円でカレーライスとお惣菜を食べることができるというお得なお店でもありました。
車とバイクの駐車場(駐輪場)は「京都市御池地下駐車場(地図)」があり、車は「昼間30分250円(上限1500円)、夜60分250円(最大1500円)」です。バイクは「昼間30分100円(上限500円)、夜60分100円(最大500円)」となっています。
自転車の駐輪場は「京都市役所」の正門左手に1日1回150円と有料駐輪場があります(地図)。こちらは7時~22時までの営業となっています。
営業時間:11:30~14時(売切れ終了)
定休日:土曜~火曜