皆さんは京都で「柚子胡椒(ゆずこしょう)」って見たことがありますか?京都では神社の鳥居脇に「七味屋」があるのが当たり前で「七味」は見るけど「柚子胡椒」は見かけません。あるとしても10月の柚子出荷の時期に蕎麦屋の薬味で見るくらいです。では、商品としての京都産の「柚子胡椒」は存在しないのでしょうか?
いえ、実はあるのです!それもあの柚子栽培発祥の地「水尾」で作られた柚子胡椒が・・・・
天空の柚子の里「水尾」で作った柚子胡椒はあるのか?
大分では特産品の「柚子胡椒(ゆずこしょう)」は九州ではよく使われている食材ですが、京都ではなぜか「柚子胡椒」を見ることがありません。
京都で見る「柚子胡椒」といえば、10月頃に「青柚子と青唐辛子(実生柚子胡椒)」で手作りしたものを「蕎麦屋」で見るくらいでしょう。
そこで、京都中の「七味屋」さんなどを訪ね探して聞きまくったのですが・・・・
七味屋 「京都では柚子胡椒は見ないですねぇ」
とのことで、京都ではあまり使われない調味料のようでした。
しかし、京都には天空の柚子の里「水尾」という土地があるにも関わらず「柚子胡椒」が存在しないだなんてありえません。
水尾は、14世紀から続く「柚子栽培発祥の地」とされる土地で、花園天皇が初めて柚子を植えたという伝承がある歴史ある土地なのです。
長い歴史の中で、柚子胡椒くらい作っていても良いはずなのです。
そこで、あちこちにアンテナを張り巡らせていたところ・・・・
実は京都・水尾産の「柚子胡椒」があるという情報を入手したのです。
水尾の柚子畑(柚子こしょう)
ということで、こちらがその京都・水尾産「柚子胡椒」です。
商品名は「水尾の柚子畑」という名前で販売されており、水尾では水炊きと柚子風呂で一番有名な「直八」さんの住所で登録されている農事組合法人「京都水尾農産」で製造しているものです。
なかなかのレア商品で入手は難しいのですが、地元の八百屋さんの知り合いのデザイン会社が「水尾の柚子畑」のラベルデザインをしているとのことで、そこから流してもらったものです。
ラベルには京都らしく「舞妓」さんが描かれており、手には柚子を持っています。
背景には柚子畑が描かれており、これが水尾の柚子畑です。
水尾は京都市右京区の「愛宕山」山頂付近にある天空の里で、寒暖差の激しい土地で採れる柚子は香り高いとされている最高級品です。
それを使った柚子胡椒が「水尾の柚子畑」なのです。
水尾の柚子畑 味はなんと激辛
では、この京都・水尾で採れた最高級「柚子」を使った柚子胡椒とはどのような味なのでしょうか?
さっそく食べてみたいと思いますが・・・・
もちろん、試食はあの男です。
温泉担当 「(○’н’○)モグモグ」
↓
温泉担当 「ヽ(१д१๑)ノ ヒーハー!!!」
そう、この「水尾の柚子畑」ですが、実は・・・・
激辛なのです!
青唐辛子の代わりに激辛ハバネロを使った柚子胡椒
温泉担当 「通常の3倍辛い(*﹏*๑)」
この水尾産である柚子胡椒「水尾の柚子畑」では、青唐辛子の代わりに「水尾産ハバネロ」を使っているのです。
ハバネロより辛いブートジョロキアでないのは優しさだと思いますが、それでも「ものすごい辛さ」です。
ということで「水尾の柚子畑」を食べる場合は適量より少なめで食べてください。
水尾産の柚子胡椒「水尾の柚子畑 黄」入手方法
正確な商品名は「水尾の柚子畑 黄」と言います。
値段は1個700円です。
別に「水尾の柚子畑 赤」という商品もあり、これは使用しているハバネロの色が赤色を使ったものです。
・京都水尾の完熟柚子(黄色)を使っている
・辛さは水尾産ハバネロ(緑色のもの青唐辛子の代用)
・京丹後産「琴引塩」
・赤色のハバネロを使った「水尾の柚子畑 赤」という商品もある
・容量は85gと45gの2サイズ
では、これはどこで入手可能なのでしょうか?
2018年1月の時点で伏見区竹田の「じねんと市場」で販売されているのを確認していますが(在庫4個)、柚子関連商品は10月頃が旬なので売り切れ次第でなくなるはずです。
現状では「京都水尾農産」に問い合わせるしか入手する方法はないようです。
URL:http://kyoto-mizuo.or.jp/