京都大学の名物教授で数学者の森毅(もりつよし)さんが愛した喫茶店カレーが、12月5日放送のNHK『サラメシ』で紹介されます。「森毅の愛した喫茶店カレー」と予告されており、可能性が高いのは京大北門前にある老舗喫茶店(カフェ)「cafe進々堂(進々堂 京大北門前)」さんのカレーです。
どこが紹介されるかは今のところ未定ですが、京都が紹介されるということなので楽しみです。
森毅の愛した喫茶店カレー『サラメシ』で紹介
12月5日放送のNHK『サラメシ』で「森毅の愛した喫茶店カレー」が紹介されると予告されていました。
森毅(もりつよし)さんというのは、10年以上前にテレビによく出演していた評論家なのですが、この方は京都大学の数学者です。
名物教授として有名な方なので、40歳以上の方なら大抵はご存知だと思います。(2009年に亡くなっています)
予告では「京都大学の名物教授、数学者・森毅の愛した喫茶店カレー」としか書かれていないので、どこのカレーなのかが気になるところです。
京都の北野天満宮界隈でカレーを食わせたら西陣一の温泉担当に聞いてみたところ、彼はあるお店を予測していました。
温泉担当 「キョ!きょきょッ!京大北門前の進々堂だと思うだな!ダナっ!(*⁰▿⁰*)」
ほう!「京大北門前の進々堂」とはいったいどんなお店なのでしょうか?
森毅の愛した喫茶店カレー
「進々堂 京大北門前」というのは、京都大学の北門前にある老舗のカフェのことです。
レンガの洋館に威風堂々とした看板のお店は、1930年にオープンした京都では一番古参の喫茶店です。
こちらには「カレーパンセット」や「カレー(ライス)」があるカフェで、フランスパンを京都で初めて販売したお店でもあります。
今でもその風格はそのままで、歴史があることから著名人も多く利用したと言われます。
京都大学前なので、京大生や教授の御用達カフェというのも、今回紹介されそうな要素だと思われました。
そのため、ここで森毅さんがカレーを食べていても全く不思議ではないし、NHKが紹介するのであれば京都最古のカフェである「進々堂 京大北門前」以外考えられないのです。
ちなみに「カレーパンセット」はカレールーとパンが一緒に出てきます。(一般的なカレーパンではありません)
予告ではカレーとしか書かれていないので、もし「進々堂 京大北門前」であれば「カレー(ライス)」が紹介されるのだと思います。
進々堂 京大北門前(cafe進々堂)
地図では「進々堂 京大北門前」となっていますが「cafe進々堂」というのが正しいと思います。
京都にはパン屋の「進々堂」が他にもあり、それと区別する必要があるからです。
現在、京都市内にある「進々堂」は別経営なので、その公式サイトには「進々堂 京大北門前」が掲載されていません。これは「進々堂 京大北門前」が本家で、それ以外は親戚筋の経営だからです。
昭和の時代には京都市中に多くの「進々堂」の看板を掲げるほど有名で、京都ではよくある有名になったら親戚がチェーン展開したという話です。(京北や太秦に廃屋が残っています)
ということで「進々堂 京大北門前(cafe進々堂)」は京都大学の北門前にあるお店のことなので間違えないようにしてください。
営業時間:8時~18時
定休日:火曜
サラメシ 12月5日 予告
サラメシ 12月5日 予告は以下の通りです。
横浜税関の海上パトロールに同行。ランチの食べっぷりで新人の成長が分かる?▽甲府の女性が1年半続ける月曜のメロンパンランチ。そのワケは?▽森毅の愛した喫茶店カレー
横浜税関の監視部で新人・ベテランペアの海上パトロールに同行。輸出入が禁止されている物品を取り締まる。船上から5台のカメラを駆使し監視。ランチの食べっぷりで新人の成長が分かる!?▽毎週月曜は同じパン屋のメロンパンをランチで食べています!という投稿が甲府の女性から。1年半も続く月曜のメロンパン、そのワケとは?▽京都大学の名物教授、数学者・森毅の愛した喫茶店カレー。