京都市山科区のお店とかありそうにない団地の中をぼんやり歩いていたらパン屋さんがありました。洒落た名前のお店で「雲のむこうはいつもあお空」という屋号。オープンは2019年8月20日。勧修寺柴山の西野山団地の中にポツンとある天然酵母の食パンを販売するお店で、食べたらすごく美味しかったので紹介します。
2019年8月20日オープン 雲のむこうはいつもあお空
京都市山科区の住宅街の中にポツンとある天然酵母食パンの専門店「雲のむこうはいつもあお空」さんで食パンを買ったので紹介したいと思います。
2019年8月20日に新店オープンしたお店で、実はオープンしたのを全く知らないで、たまたま山科区をブラブラしていたところお店を見つけました。
お店があるのは山科の勧修寺エリアで、西野山団地の中に一軒だけなぜかパン屋があります。
なかなかの発見困難店で、他の京都グルメブログでも紹介されていないようでした。
パンは1切れ(120円)から購入可能で、一本の半分サイズで300円、1本(1斤)で500円と気軽に買えるのが良いと思いました。
種類も豊富で、いわゆる「デニッシュ」と呼ばれる食パンを販売しています(こちらのお店では「プティ」と呼んでいました)。
このお店のメニューは?
プティの種類は豊富です。
「抹茶、こしあん、クリーム、いちご、ミルクコーヒー、チーズ&ベーコン、くるみ、レーズン、イギリス食パン」など。
この中で普通の食パンは「イギリス食パン」で、それだけは1斤(500円)での販売となっていました。
プティの値段はどれも同じで、1切れ120円、1斤の半分で300円です。
1斤サイズで500円となっていました。
イギリス食パン以外はデニッシュ(プティ)で、パンの生地に食材が練りこまれているものです。
今回は「チーズ&ベーコン(左上)、クリーム(右上)、レーズン(左下)、いちご(右下)」を食べてみます。
一言でいうと特徴は「香り」です。
食感はとても滑らかでフンワリとしたタイプ、それに天然酵母の香りを強めに感じるパンになっています。
食材にもこだわっており、防腐剤などの添加物は一切使用していませんでした。
材料は「小麦・米・麹、酵母、水」で、モッチリとした食感はお米の力で出しているようです。
一口食べて「あ、これ美味いな」と思ったのと、噛めば噛むほど食材の旨味が出てくるようになっていました。
とてもよく作られた完成度の高いパン。
まさか、こんなところでこんなパンに出会えるとは思わなかったので驚きのお店でした。
このお店への行き方や営業時間は?
では、この「雲のむこうはいつもあお空」というパン屋はどこにあるのでしょうか?
発見困難店と書きましたが、住んでいる人しか入らないような場所で「西野山団地」の中にあるお店です。
第二京阪道路の山科料金所のひとつ東側の通り、新十条通の交差点「大石神社前」を南へ下がって、石材が並んでいる「芝田造園」さんのところを左折すると西野山団地です。
左折すると公園が左手にあるので右に右折、4筋目を左折するとお店があります。
団地の中で、お店はこのパン屋さんだけなので、知らないとたどり着くことはほぼないかと思います。
営業時間:10時~15時
定休日:日曜日、祝日、月曜日(お盆、年末年始も休み)
公式サイト:https://itsumoaozora.tumblr.com/