いつもの観光案内ですが、今回は滋賀県近江八幡市の長命寺で、いろいろなグルメ「鳥中華」「赤こんにゃく」「甲賀コーラ(こうかこーら)」に「チョロギ(長老喜)」などを食べたり見たりしてきました。近江八幡名物「赤こんにゃく」と、なんと滋賀県で食べられる山形名物「鳥中華」を食べてきましたよ!
場所は滋賀県の長命寺にある「観光センターいのうえ」さんです。
滋賀県にある鳥中華
ある日、ボンヤリ度の増した温泉担当が、私の目の前で手を出しています。
たぶん、取材費の無心ですが、いたって気味が悪いのでやさしく問いただすと・・・・
温泉担当 「と、ととと鳥中華を食べに行くんだナッ!」
などと言い出しました。
しかし、鳥中華は山形名物です。
そこで温泉担当は重い口をかすかに動かしてこう言ったのです・・・・
温泉担当 「滋賀県にも鳥中華はあるんだナッ!」
本当かよ!(笑)
いざ、長命寺へ!(滋賀県近江八幡市)
滋賀県で「鳥中華」というのは、フード担当も知らなかったようで、そればっかりは山形名物だとばかり思っていましたが、なんと鳥中華が滋賀県にあるというのです!
ということで、面白そうなネタだったので、温泉担当だけでは不安もったいないと思い、いつものヘッポコトリオ(編集・フード・温泉)で行ってきました。
京都からはかなり遠い「滋賀県近江八幡市」(おうみはちまんし)です。
なお、道中は雨は降るわ、滋賀県民はハードな運転をしているわ、温泉担当は見えなくなるわで大変な旅でした。
そして、着いたのが「長命寺」(ちょうめいじ)という西国三十三所第三十一番札所でした。
観光センターいのうえ
着いたのは「観光センターいのうえ」さんという食事処でした。
ここは「食べログ」未掲載のお店で、創業はなんと明治45年5月という超老舗なのです!
目の前は琵琶湖の「長命寺港」があり、山側には「長命寺」への参道が続いています。
そう、ここは「長命寺」へ来る人々のための休憩所なのです。
この「観光センターいのうえ」さんは、お土産処になっており、滋賀県名物の「赤こんにゃく」や「甲賀コーラ」なんかも置かれているお店でもあります。
滋賀県近江八幡市長命寺町47-1
営業時間:8時~17時
定休日:
滋賀県で鳥中華!
さて、「観光センターいのうえ」さんに来たのはよいのですが、温泉担当が「わしには使命がある」と言い出していなくなりました。
そこで、仕方ないので鳥中華レポートはフード担当に任せることにして、編集担当は温泉担当という困ったちゃんを探しに行くことになりました。
「観光センターいのうえ」さんは、いかにも観光地の古いお店という感じで、長命寺という土地柄か、有名人の色紙などがたくさん貼ってありました。
それでいて「食べログ」未掲載だったりするわけです。
メニューはたくさんありますが、実はここ「そば・うどん」のお店なのです。
山形名物である鳥中華も、実は蕎麦屋さんで食べる中華そばのことで、そばのスープで食べるラーメンのことなのです。
鳥中華そば 600円
鳥中華そば定食 800円
赤こんにゃく 300円
長命そば・うどん 650円
きつね 550円
玉子 550円
月見 550円
天ぷら 600円
今回は「鳥中華そば定食 800円」を食べてみました。
ビジュアルは完璧に山形の「鳥中華」です。
天ぷらかす(揚げ玉)が浮かんでおり、青ネギにカマボコがトッピングされています。
前述しましたが、鳥中華というのは「そばつゆ」で食べるラーメンのことです。スープは鳥南蛮や鴨南蛮のものが使われるのです。
味は、みりんの甘い和風スープで、まさにそばとかうどんの味です。それにラーメンの麺が入っており、紛れもなく鳥中華でした。
味は結構好みで、大変おいしかったです。これはオススメできます!
赤こんにゃく
実は、この滋賀県の近江八幡では名物があって、それは「赤こんにゃく」という鉄分の入った赤いコンニャクのことです。
伝説では織田信長が派手好きだったことから、こんにゃくを赤く染めさせたのが始まりと言われています。(あくまでも一説です)
赤い色は「三二酸化鉄」(三酸化二鉄)で、赤い鉄鉱のことです。これは古くから赤い染色材として使用されてきました。
鉄の味は一切しません。そのかわり、味がついており甘く煮込んであります。
なので、食べると意外とおいしいのです。
ちなみに、さきほどの「鳥中華」にもついてきます。
甲賀コーラ(こうかこーら)
実はもうひとつ名物があります。
滋賀県南部に「甲賀市」というのがあります。
よく間違われますが「こうが」ではなく「こうか」です。
実は、その甲賀市では「甲賀コーラ(こうかこーら)」なるものが販売されているのです。
キャッチコピーは「忍者のまち甲賀からうまれた爽やかサイダー」
コーラではなく「サイダー」となっていますが、大人の事情がありそうです。
要するに「甲賀」(こうか)と「コカコーラ」のダジャレという「甲賀コーラ」なわけです。
なんと、驚きの1本200円で販売されていますよ!
チョロギ(長老喜) 長命寺名物
さて、この長命寺なのですが、実は気色悪い食べ物として知られる「チョロギ」が名物だったりします。
チョロギ(長老喜)は、長命寺名物で長寿の食べ物といわれています。
温泉担当はどこに消えたのか?
さて、初っぱなから温泉担当が消えたわけですが(いつもは最後に消える)、編集担当からメールで「5キロ先の国民休暇村にいる」と連絡がありました。
実は、今の場所の長命寺港のところに新しいスーパー銭湯ができていて、その写真をパシャパシャ撮っていたと思いきや、なんと移動して、さらに先にある国民休暇村の温泉を見に行っていたというのです。
なんともマイペースですが、食事処にいたワンちゃんもどことなく温泉担当を心配してる感じがしました(笑)
その温泉記事もありますよ!
長命ずいかくの湯(天然温泉スーパー銭湯)が2016年7月17日に新店オープンします。長命ずいかくの湯の場所は滋賀県近江八幡市で長命寺のすぐ近くです。天然温泉スーパー銭湯ですが、和食の食事処もできるようです。