京都・西院にある西院春日神社をぼんやり訪問したところ、鳥居のところに見たことがない難しい漢字が書かれた看板がありました。その看板には大きく「下乗」と書かれ、下に「参拝者駐車〇」と書かれています。丸の部分にその見たことがない漢字が書かれていたのです。
西院春日神社に書かれている見たことがない漢字
京都市右京区の春日通(佐井通)沿いにある西院春日神社へ行ったところ、鳥居の下に白地に黒色の文字で「下乗」という看板が置いてありました。
下乗とは「乗っているものから降りること」で、ここからは神域だから乗り物(昔でいえば馬)から降りなさいという看板です。
とまぁ、ここまでは別に不思議でもなんでもない話ではるのですが、その看板の下に見たことがない漢字が書かれていました。
書かれていたのは「参拝者駐車〇ございます」という文言でしたが、この丸の部分の漢字が読めません。
見たこともない漢字で、文面からすれば「場」に該当しそうな漢字です。
見たことがない漢字の正体は?
この漢字、上に「一」が、下には「日」、さらに聖火台のような漢字ににた「丁」っぽい文字という構成の漢字です。
見たことがないので聞いてみたところ「所という字の古い書き方では」と教えてもらいました。
所という字の古い書き方かと。
— ちんた (@occultCHINTA) October 17, 2020
そこで「漢字字形自由共有サイト グリフウィキ」で調べてみると・・・・
一・日・亇 の3文字で構成されているこの漢字が一番近い見た目でした。
漢字としては「所」に所属する文字で、どうやら西院春日神社に書かれている看板には・・・・
「下乗 参拝者駐車所ございます」
と書いてあることが分かりました。
西院春日神社
ということで、この見たことがない漢字を見たい方は西院春日神社まで行ってみてください。
特に面白いとかそういうことは全くありません(笑)
なお、行き方は阪急京都線「西院駅」を降りて、四条通を西へ、ジョーシンの左側の道(春日通)を北に上がればすぐ見えます。
ちなみに、阪急京都線「西院駅」の読みは「さいいん」で、嵐電「西院駅」は「さい」です。
ほんと、京都ってこういう難しいところが多いです。