今回の「京都スイーツ」は幕末「慶応2年(1866年)」に創業したお店で作られている謎スイーツ「KATAPAN」の紹介です。ものすごく甘いホットケーキに似た生地で作られているお菓子で、中がトロッとしたものから固すぎるものまで3種類の「KATAPAN」が売られています。お店は「カタパン屋」で河原町八条にあります。
京都の謎スイーツ「KATAPAN」とは!?
京都の某所に、そこでしか買えない謎のスイーツがあります。
そのスイーツとは・・・・
「KATAPAN」
です。
この「KATAPAN」が売られているお店が・・・・
「カタパン屋」
です。
総称として「KATAPAN」としていますが、正確には「まるぱん、さんかく、かたぱん」の3種類があります。
創業はなんと!江戸時代だとか。
今回はこの「カタパン屋」の雰囲気やどんなメニューがあるのかを紹介します。
さんかく 140円
かたぱん 150円
まるぱん
上の写真が「まるぱん」です。
見た目はホットケーキですが、食感がやや違って、ホットケーキの少し固いやつというと分かりやすいかもしれません。
味わいはとにかく・・・・
素朴
ホットケーキに近い生地を木炭でじっくりと焼き上げた甘いパンに近い食べ物です。
じっくりと焼いたものが「まるぱん」というスイーツなのですが、作り方を変えて中がふんわりと仕上げたものが「さんかく」というスイーツです。
さんかく
こちらが「さんかく」です。
生地の中が焼き上がる前に、中のトロッとした状態を表面で包んだものです。
こちらは半生の状態で食べるようになっており、食べていると中からトロッとした生地が出現してきます。
じっくり焼いた「まるぱん」よりも甘味を強く感じるのが特徴。
こちらも昔懐かしい素朴な味わいです。
さて、これらを究極に固くしたバージョンも存在します。
それが「かたぱん」です。
かたぱん
乾燥させた煎餅のようなバージョンもあります。
かたぱん
お店の屋号にもなっているスイーツです。
分かりやすく言うと・・・・
固いホットケーキ
これがまた、とても固いので手で力任せに砕いてからでないと噛むのが難しいというスイーツです。
カタパン屋「KATAPAN」はこうして作られる
このカタパン屋「KATAPAN」は昔ながらの作り方で出来ています。
ベースの生地となるものはホットケーキとは少し違う生地で、とても甘い味付けです。
昔ながらというのは、竹炭の鉄板焼で作られているからです。
ご年配のご夫婦が二人三脚で、注文を受けてから「まるぱん、さんかく」を焼いてくれます。
固い「かたぱん」は日保ちもするので、すでに出来たものが売られていました。
この「KATAPAN」は京都の某所でしか買えない謎スイーツです。
ではどこで購入することができるのでしょうか?
実はお店は河原町通沿いにあるのです。
亀井商店(カタパン屋)
お店は「カタパン屋」ですが、正式な屋号は「亀井商店」さんと言います。
河原町八条から一筋南へ下がったところにお店があります。
分かりやすいうと「たかばしの東隣りの河原町通の線路下くぐった先」で、通称「銭座」。
住所でいえば「〒601-8006 京都府京都市南区東九条東岩本町12−2」で、地図で見たい場合はこちらをクリックしてください(Google Mapsが開きます)。
お店は6月~9月までは休業で、夏以外でしか売られていません。
ちなみに、幕末の「慶応2年(1866年)」に創業したという老舗だったりします。
ちょっと珍しい京都の謎スイーツ!
京都駅から歩いていける距離なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!