京出汁で食べるカレー屋「じぷしーはうす二条」で創作カレーを食べて来ました。「じぷしーはうす二条」は関西ローカル番組などで紹介されたり、雑誌にも掲載されるお店ですが、京町家で食べる京風カレーのカレー屋さんです。
町家の座敷で食べるのですが、いわゆる京都の古いお宅で食べるのが観光客にウケそうな感じがします。
京出汁で食べるカレー屋「じぷしーはうす二条」
今回の「京都案内」は、京都は二条駅の近くにあるカレーハウス「じぷしーはうす」のカレーを紹介します。
2014年3月3日に新店オープンしたお店で、これまでに関西ローカル番組などでも紹介されたことがあるのでご存知の方も多いでしょう。
「じぷしーはうす」は京町家で食べる「京風出汁+スパイス」のカレーライスのお店です。
カレーの辛さ(スパイス感)よりも「出汁のうま味」を活かした京都風のカレーになっています。
関西は「出汁文化」なので、ラーメンなども「醤油ダレは薄口」で「出汁の味わいを強調」するという食文化があります。
京町家で食べるカレー
京都らしいカレーを提供する「じぷしーはうす二条」は、京町家をそのまま使ったお店にもなっています。
いわゆる長屋ですが、玄関を入ると「店の間(見世の間)」があり、奥には「座敷」と「縁側・坪庭」と繋がっていました。
客間は「京間で三畳+四畳半」程度の和室があり、そこに炬燵(コタツ)が2つほど置かれています。
ギリギリお店ですが、ほぼ普通のお宅という雰囲気も良い感じだなと思います。
入口の「店間」にもカウンター4席に、二名テーブルがありますので、好みで選ぶと良いでしょう。
メニューと値段
今回は「あいがけ 880円」を食べてみることにしますが、カレーは4種類の中から選ぶことになっており「京風だしキーマ+旅するカリー」でを食べてみました。
カレーの種類は4種類(ひとつが週替わり)で以下から選べるようになっています。
ほうれん草チーズ 800円
豆と旬野菜 800円
旅するカリー(週替わり)850円
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全種盛り 1000円
ナパティプレート 980円
あいがけカリー(2種盛り)880円
「京風だしキーマ」は「鶏ベース、カツオ、煮干し、昆布、セロリ、ニンジン、豆腐」が使われたカレーです。
「旅するカリー」は週替わりで、今週は「節分カレー」という「大豆、白ネギ、菊菜、牛ひき肉、高野豆腐」の入ったカレーでベースに「砂糖、みりん、酒、醤油」を使った和風カレーになっていました。
あいがけカリー(2種盛り)紹介
今回は「あいがけカリー(2種盛り)880円」を「京風だしキーマ」と「旅するカリー」で食べてみました。
「旅するカリー」は週替わりで、大豆をたくさん使ったカレーになっています。
「京風だしキーマ」は鶏ベースで「カツオ、煮干し、昆布、セロリ、ニンジン、豆腐」などが溶け込んだカレーでした。
和風出汁の味がするカレーで、それにほんのりとスパイスがカレーらしさを出していました。
辛いカレーではないので入っている材料を楽しむのがコンセプトだと思われました。
「節分カレー」は大豆と高野豆腐がメインで「白ネギ、菊菜、牛ひき肉」などのカレーです。
みりんで少し甘味がついており、こちらの方が好みでした。
大豆の香ばしさと、みりんが染みた高野豆腐はほんのり甘みがあります。
これをターメリックライスで食べるのですが、固定概念にしばられない発想のカレーで、材料の味を確認しながら食べると面白いと思います。
じぷしーはうす二条 への行き方(アクセス方法)
じぷしーはうす二条 への行き方(アクセス方法)です。
JR山陰本線「二条駅」から徒歩5分くらいの立地で、メインストリートからは離れた細い道の途中にあります。
BiVi二条の南西のブロックで「三条通」の「卸売りひろばタカギ」の北というと分かりやすいかもしれません。
バイク駐輪場は「BiVi二条」の南西角のコインパーキングを使うと良いでしょう。また、駐車場も二条駅にコインパーキングがあります。
営業時間:11:30~14:30
定休日:不定休
URL:http://althema.com/gypsyhouse/
Twitter:https://twitter.com/gypsy_house