京都・田中里ノ前にある昭和のアパート「松里アパート」が2018年に解体されることになりました。1964年1月に建築された鉄筋コンクリの3階建てのアパートで、昭和の香りがよくする佇まいです。見ても分かるレベルの老朽化な建物ですが、やはり取り壊しも老朽化が理由とのことでした。
昔懐かしい感じのアパートでしたが、やはり人も建物も年には勝てません。
京都・田中里ノ前にある昭和のアパート「松里アパート」が2018年に解体
1964年1月に建築された京都市左京区の「松里アパート」が老朽化を理由に取り壊しになることが決まっています。
「松里アパート」は田中里ノ前町にある古いアパートで、鉄筋コンクリの3階建て住宅が19戸あります。
2018年2月以降に解体工事が行われるということで、廃墟好きとか古い建物好きの方は、見るなら年末年始が最後のチャンスになりそうです。
松里アパートの間取りは1DKで家賃は月額25000円程度です。
築50年以上の相当古いアパートですが、京都にはそんなアパートは結構まだ残っています。
1964年といえば、東京オリンピックの年です。
ベトナム戦争の頃ですが、日本では初めて洋行(海外旅行)が自由化された年でもあります。どうでもいいけど、世界で初めてコンピュータ言語「BASIC」が動いた年です。
昔は子供などもいて活気があったのでしょうけど、今は高齢者の一人暮らしなどです。
このアパートもひっそりと京都の街中で佇んでいましたが、来年には取り壊しになり、またひとつ京都の歴史がひとつ幕をおろすことになります。
なお、1階にある「うどんわだ」さんは1月21日まで営業して、2月に一乗寺へ移転となりますよ。
松里アパート 行き方
松里アパートの場所ですが、叡電「元田中駅」から徒歩5分くらいの場所です。
東大路通の「田中里ノ前」交差点を東へ(中華料理 華祥さんのある所)、一本目を右折(南へ下る)です。
京都大学の近くですが、学生街という感じではなくひっそりとした住宅街にあるアパートです。