謎の円形古墳?巨大ピラミッド?!私市円山古墳公園@京都府綾部市 【京都秘境ハンター】

今回の「京都秘境ハンター」は、謎の円形古墳巨大ピラミッド?!という「私市円山古墳公園」に行ってきました。実はここは「トンデモナイ規模を誇る巨大古墳」で、山の頂きに6万個の葺石を敷き詰めてつくったピラミッドのような古墳だったのです。

綾部市で「京都秘境ハンター」始まります!

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京都にある巨大ピラミッド?!


なにやら怪しげな丘を登る温泉担当

なにやら怪しげな丘を登る温泉担当

ある日、うちの困ったちゃん温泉担当から「一枚の丘の風景」が届きました。

もちろん「京都」ですが、まさに「ライブ」で彼はこの丘に登っているようです。

温泉担当 「遂に我が闘争は・・・・(ㆆдㆆ)」

なんかまた異世界にすっ飛んでいるようなので現世に呼び戻しましょう!

編集 「感情移入している最中に申し訳ありませんが、そこはどこですか?

すると彼は重たい口をわずかに動かしてこう言ったのです・・・・

温泉担当 「私市円山古墳公園∑d(*゚∀゚*)(きさいちまるやまこふんこうえん)」

遠っ!

そう、ここは綾部市です。

しかし、その綾部市でも誰も知らなそうな、まさに秘境とも言える場所に、うちの困ったちゃんは向かっているようなのです。

綾部市にある謎の巨大円形古墳


綾部市の山の頂きに見える珍風景

綾部市の山の頂きに見える珍風景

私市円山古墳公園(京都府綾部市)は、舞鶴若狭自動車道のトンネル上にある円形古墳のことで、それも京都府最大級という巨大円墳です。

まさに「綾部の誇る観光地・・・・」と言いたいところですが、今のところあまり知られていない場所だったりします。

勝利の丘ではなく謎の巨大円形古墳のようです

勝利の丘ではなく謎の巨大円形古墳のようです

しかし、約1500年前(古墳時代中期)の王族の墓とされるほど歴史のあるもので、全長80メートルにもなる円墳というのが、その正体だったのです。

京都最大級!私市円山古墳公園(京都府綾部市)に行ってきました


若干漂うB級スポット感がいい感じです

若干漂うB級スポット感がいい感じです

京都市内をバイクで出てから、ウロウロというなの迷子になりつつ、京都府綾部市にある「私市円山古墳公園(きさいちまるやまこふんこうえん)」に到着しました。

入口はJR山陰本線「高津駅」という駅の北にある由良川の橋を渡るしか周囲にはルートがない場所です。

周囲にはあるのは「川と畑と民家」だけという秘境ではありますが、古墳は史跡公園として整備されています。

公園入口からは10分程度の登山があります

公園入口からは10分程度の登山があります

古墳は小さな山の頂にあり、1500年前のかなり有力な王がこの地にいたようです。

山頂までは約10分程度かかり、軽い登山ですが、山頂からの眺めはなかなか良さそうな場所にあります。

それではさっそく登ってみましょう!

誰も知らなかった超巨大古墳


実はこの古墳・・・・最近見つかったのです

実はこの古墳・・・・最近見つかったのです

この円形古墳ですが、全長80メートルという京都府最大級の巨大古墳なのですが、発見されたのは昭和63年と最近のことなのです。

舞鶴自動車道建設の際に行われた事前発掘によって発見されたばかりの古墳ですが、山の山頂に6万個の石を敷き詰めて、高さ10メートルの円形古墳が作られていました。

周囲には千体の埴輪鎧と兜をつけた二人の王がこの山頂に並んで埋葬されていたのです。

とんでもない規模の巨大古墳だった

とんでもない規模の巨大古墳だった

全長80メートル
古墳時代中期(5世紀)の王の墓
発見は昭和63年
山頂に高さ10メートルの古墳
葺石(ふきいし)6万個使った巨大ピラミッド
周囲には千体の埴輪が埋められていた

山頂から綾部市を眺められる場所


山頂から綾部市を眺めることができます

山頂から綾部市を眺めることができます

しかし、これだけの規模を誇りながら、発見されたのは最近で、綾部の田舎にあるということで、京都でもあまり知られていない史跡だったりするのです。

とはいえ、人はいないし、山頂から綾部市を眺めることもできるということで、なかなか面白い場所でもあります。

山頂へは右回りで行くと楽です

山頂へは右回りで行くと楽です

山頂へ向かう道は2本あるのですが、右回りで山頂へ向かう階段を登っていくと比較的楽に上まで登ることができました。

それでは山頂に走って向かってみましょう!

山頂かと思ったら・・・・まだ先がありました

山頂かと思ったら・・・・まだ先がありました

などと意気揚々と向かうと落とし穴があるので、ゆっくり登っていきましょう(笑)

実は、山頂かと思ったらさらに10メートルほどの葺石で作られた古墳があるのです。

その先は綾部市を見下ろせる絶景スポットでした!

その先は綾部市を見下ろせる絶景スポットでした!

そして、その山頂は「綾部市を見下ろせる絶景スポット」でもあり、古代の王が埋葬されていた古墳がある場所になっています。

古代王の墓


山頂には古代王の墓がありました

山頂には古代王の墓がありました

山頂には、1500年前にこの綾部市にいた古代王と思われる墓が2つありました。

並んで配置されて、すでに埋め戻されてはいますが、発掘時の様子がわかるように写真プリントされたタイルが貼られており、当時の様子を知ることができるようになっています。

長さが異なる2つの木棺があったようです

長さが異なる2つの木棺があったようです

「第2主体部」とされる石室

「第2主体部」とされる石室

史料も書かれていました

史料も書かれていました

石室のような古墳ではなく、木棺が粘土質の土で保護されるように埋葬されたようです。

木棺自体は腐ってなかったとのことですが、埋葬品には鎧に兜金箔の矢袋などが発見されており、当時は相当な権力を持っていた者の墓であるとされています。

この山自体が何かの信仰の地で、周囲には集落があったのでしょう

この山自体が何かの信仰の地で、周囲には集落があったのでしょう

あくまでも推測ですが、この丘はこの地域の信仰の象徴であり、祭りごとの場所であり、ここを中心に由良川の自然の恵みを得る集落があったのでしょう。

王は後に、この山に埋葬されるのですが、これだけの規模の古墳を作るのだから、相当大規模な集落(クニ)だったに違いありません。

そのクニは後にどうなったのか?

それは分かりませんが、ひとつ言えることは、その歴史は今に繋がっているということだけです。

私市円山古墳公園 基本情報


私市円山古墳公園への行き方

私市円山古墳公園への行き方

ということで、今回の「京都秘境ハンター」は京都府綾部市にある「私市円山古墳公園」へ行ってきました。

バイクでも自動車でも、公園前に100台は駐車できるレベルの駐車場がありますので気楽に行くことができます。

JR山陰本線「綾部駅」から、あやバス西坂線「湯殿(私市円山古墳公園前)」で下車しても行くことができますが、自家用車が良いでしょう。

古代王にふさわしい場所でした

古代王にふさわしい場所でした

京都府綾部市私市町 京都府綾部市私市町円山
URL:http://www.city.ayabe.lg.jp/bunkazai/kyoiku/kanko/koen/kisaichi.html


京都の秘境案内「京都秘境ハンター」。京都の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。京都の起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。


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