若一神社 (にゃくいち)@京都「平清盛の楠の祟りと座敷わらし」の神社で初詣

2019年の初詣は京都の少しマニアックな神社のみを巡ることにしました。そこで選んだのが「若一神社 (にゃくいち)」です。有名な神社ではありませんが、地元の方なら「西大路通の不自然なカーブのところの神社」と言えば分かるでしょう。

南北に走る西大路通ですが、実はこの若一神社が原因で一部カーブになっている区間があるのです。

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京都の若一神社 (にゃくいち)で初詣


京都の若一神社 (にゃくいち)

京都の若一神社 (にゃくいち)

JR京都駅からひと駅のところ「西大路駅」のすぐ近くに平清盛が創建したとされる神社があります。

若一神社 (にゃくいち)」です。

南北に走る西大路通り沿いにあり、前の道は普段から通る生活道路です。

この「若一神社」の前を通るたびに思うことがありました。

なんで、西大路通はここで少し曲がっているのだろう?

という疑問です。

上の地図をご覧いただきたいのですが、この「若一神社」の前だけ道が西へズレて通っているのです。

西大路通は「祟りの楠」を避けて通っている


かなり迂回しているのが分かる西大路通のカーブ

かなり迂回しているのが分かる西大路通のカーブ

京都を南北に走る西大路通は、この若一神社の前でだけ少し何かを避けるように曲がっています。

地図では誤差に見えますが、実際に前を通るとかなり迂回しているのが分かるほどです。

歩道には「平清盛公、御手植えの楠」が植わっている

歩道には「平清盛公、御手植えの楠」が植わっている

1939年(昭和14年)に北大路通から九条通を南北に結ぶ大通りとして開通(拡張工事)したのですが、若一神社の前にある「平清盛公、御手植えの楠」を切ると祟りがあるとされ、西大路通はこの区間だけ少し西へズレて開通することになったのです。

若一神社 は平清盛が創建した神社


若一神社 は平清盛が創建した神社

若一神社 は平清盛が創建した神社

若一神社 は平清盛が創建した神社です。

若一神社の前にある楠は平清盛公が植えたもので、この場所には「平清盛八条殿跡」という石碑が設置されています。

若一神社の境内にある「平清盛八条殿跡」の石碑

若一神社の境内にある「平清盛八条殿跡」の石碑

八条殿は平清盛の邸宅で、出家するまで住んでいたとされる場所のことです。

本当の八条殿の場所は「梅小路公園」付近で、周囲には平家の一族が集まって住んでいたとされています。

その当時、若一神社付近は鎮守の森であり、平清盛一族の安寧を祈るために若一神社が設置されました。

今でも、鳥居の前には「平清盛公が御手植えしたとされる楠」が残っています(樹齢800年以上)。

楠の祟りと座敷わらし


楠の祟りは実際にあった話

楠の祟りは実際にあった話

ここで少し余談ですが、一部のブログなどで西大路通が若一神社の前を避けて通るのは「楠の祟り」によって工事関係者に災いがあったからとされています。

また、この「平清盛公、御手植えの楠」には8人の座敷わらしがいるとするブログもあります。

しかしながら、そういった話は後から言われていることです。

昔から神木などは大事にされて「切ると祟りがある」と言われてきましたが、この地でも「楠を切ると祟りがある」と言われていたのです。そのため拡張工事の際に、今の西大路通にかかる部分の根の一部が切られただけで「平清盛公、御手植えの楠」は残されることになったというわけです。

若一神社 は立身出世の神社


本来は「立身出世の神社」として祀られています

本来は「立身出世の神社」として祀られています

さて、この「平清盛公、御手植えの楠」なのですが、平清盛が太政大臣になった時の記念に植樹されたそうです。

そのため、若一神社は立身出世の神社とされています。

言い伝えでは仁安元年(1166年)に平清盛が土中に埋まった御神体を掘り起こすように御神託を受け、実際に掘ったところ土中から若一王子の御神体が発掘されたとされています。

その御神体を祀ったのが、今の社殿(若一神社)で平清盛は開運出世を願ったのだそうです。

すると、仁安2年(1167年)2月10日に平清盛は太政大臣に任命されて大出世したという言い伝えがあります。

そのため、若一神社 は立身出世の神社と言われています。

なお、この平清盛が発掘した御神体は、若一神社になるもっと前の宝亀3年(772年)に、この地のお堂で威光上人が一夜を明かした際に同じく御神託を受けてお堂に安置したものだそうです。

お守りと御朱印


若一神社 では開運出世のお守りや絵馬がたくさん授与されています

若一神社 では開運出世のお守りや絵馬がたくさん授与されています

ということで、この若一神社へ初詣へ行くと、こういった開運出世のお守りや絵馬がたくさん授与されています。

元旦の日はさすがに混雑しますが、三が日も後半になるとさほど混んでいないのでゆっくりと見ることができました。

初穂料は御朱印が300円、絵馬は500円です。

お守りは各種800円ということですが、交通安全など普通のお守りもたくさんありました。

開運鳥居 800円
開運出世絵馬 500円
開運出世 水みくじ 300円
お守り各種 800円
御神札 800円
御朱印 300円

平清盛の御神水


平清盛の御神水

平清盛の御神水

若一神社へ初詣に来たら「平清盛の御神水」もいただいていくと良いでしょう。

京都市内は昔から「欽明水」と呼ばれる地下水があり、今でもこの地下水を使って「豆腐、うどん、湯葉」などを作られている老舗があります。

軟水なので出汁をとるのに適した水ですが、やや固さもあります。

大昔の平清盛の時代、この地は鎮守の森で水が豊かな土地だったのだそうです。

若一神社 (にゃくいち)へのアクセス方法


若一神社 (にゃくいち)は東海道線「西大路駅」すぐ近く

若一神社 (にゃくいち)は東海道線「西大路駅」すぐ近く

さて、この「若一神社」ですがNHKの大河ドラマで平清盛がテーマになってから人に知られるようになりました。

とはいえ、観光地から少し離れた場所にあるので、歴史や見所はあるもののマニアックな感じがする神社です。

行き方はJR京都駅からだと東海道線に乗ってひと駅「西大路駅」から徒歩数分です。

帰りは、ここから東へ線路沿いを歩くと「京都鉄道博物館、京都水族館」のある梅小路に出ることができるので立ち寄ってみるのも良いでしょう。


2019年の元旦正月に行っておきたい京都の神社のまとめです。有名神社から空いている神社一風変わった神社まで「厳選した京都のお薦め神社」のみ紹介しています。



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