1日3便 京都バス55系統(貴船口~大原)全バス停を写真で紹介

2018年12月3日放送『帰れマンデー見っけ隊!!』で京都の秘境路線バス「京都バス55系統(貴船大原線 10.7km)」の旅が紹介されます。デヴィ夫人西川貴教さんがゲストで京都の貴船と大原を旅したそうです。

今回はこの「京都バス55系統」の全停留所と『帰れマンデー見っけ隊!!』で立ち寄った場所をまとめました。

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京都の秘境路線バス「京都バス55系統」が『帰れマンデー見っけ隊!!』で紹介


静原の集落を走る「京都バス55系統」

静原の集落を走る「京都バス55系統」

2018年12月3日放送『帰れマンデー見っけ隊!!』で、京都の秘境路線バス「京都バス55系統(貴船大原線 10.7km)」の旅が紹介されると予告されています。

旅をするのはサンドウィッチマンの二人、ゲストはデヴィ夫人と西川貴教さんとなっています。

京都バス55系統は1日3便(往復6便)のみという希少路線で、2017年3月18日から運行が開始された路線です。

区間は「貴船口~大原」で、95系統という年1本(春分の日)のみ走る「免許維持路線」とほぼ同じコースを走ります。

95系統と55系統の違いは別途記事にて解説したことがありますが、今回はデヴィ夫人と西川貴教さんが旅した路線と場所を含めて・・・・もっと詳細に紹介したいと思います。

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京都バス55系統の全区間を完全解説!


京都バス55系統の出発は「貴船口」から始まります

京都バス55系統の出発は「貴船口」から始まります

京都バス55系統の出発は「貴船口」からです。

番組でも朱色の鳥居から始まるはずで、この鳥居は「官幣中社 貴船神社(きふねじんじゃ)」のものです。

とはいえ、貴船神社(きふねじんじゃ)はまだまだ奥で、この場所は「貴船口」と言います。

京都バス55系統は、この鳥居のお向かいにある「貴船口バス停」から乗車することになります。

貴船口バス停


貴船口バス停(京都バス)

貴船口バス停(京都バス)

1日3便「京都バス55系統」はこの「貴船口バス停」からスタートです。

ここまでは「32系統(京阪出町柳駅から乗車)」もしくは「52系統(国際会館駅から乗車)」で来ることができます。

京都バス55系統は1日3便のみ

京都バス55系統は1日3便のみ

時刻表を見ると、京都バス55系統は1日3便のみです。

出発は「9時49分、11時47分、14時30分」となっており、ここから目の前にある「二ノ瀬トンネル」を経由して静原と大原へ向かうバスです。

京都バス55系統 全停車バス停と乗車賃


京都バス55系統 全停車バス停と乗車賃

京都バス55系統 全停車バス停と乗車賃

京都バス55系統の全停車バス停と乗車賃を書いておきましょう。

貴船口バス停から大原までは、乗車賃(料金)380円となっています。

・市原 160円
・静原口 160円
・鬼谷橋 160円
・ネクタイ団地前 210円
・しずはうす前 210円
・静原御旅町 210円
・静原下の町 240円
・静原 240円
・静原上の町 240円
・静原学校前 250円
・城山 250円
・江文峠 290円
・江文神社 330円
・江文峠口 350円
・野村 350円
・野村別れ 350円
・大長瀬町 380円
・梅の宮前 380円
・大原 380円

二ノ瀬トンネル


京都バス55系統は二ノ瀬トンネルを通ります

京都バス55系統は二ノ瀬トンネルを通ります

京都バス55系統は出発してすぐにある「二ノ瀬トンネル」を通ります。

年に1便の95系統は、トンネルを通らずに旧道(二ノ瀬の集落)を通るのですが、京都バス55系統はこのまま市原を目指してトンネルで近道をするのです。

延長828メートルのトンネルで、2014年7月に開通しました。

市原バス停


京都バス55系統は、一旦「市原バス停」まで行ってから戻ってきます

京都バス55系統は、一旦「市原バス停」まで行ってから戻ってきます

京都バス55系統は、静原へ向かう道を一度通り過ぎて「市原バス停」へと向かいます。

この界隈は住宅も多いので、便宜上ここを経由しているのだと思われます。

静原口バス停


京都バス55系統「静原口バス停」

京都バス55系統「静原口バス停」

市原を出発すると来た道を戻って「二ノ瀬トンネル」の手前で府道40号を静原方面へと向かいます。

そこが「静原口バス停」です。

近くには「近畿砕石株式会社京都工場」があるだけで、静原の集落はまだ先です。

乗降客がいるとしても「近畿砕石株式会社京都工場」関係者のみでしょう。

鬼谷橋バス停


京都バス55系統「鬼谷橋バス停」

京都バス55系統「鬼谷橋バス停」

近畿砕石株式会社京都工場を通り過ぎてすぐにまたバス停がありますが、それが「鬼谷橋バス停」です。

ここは意味のあるバス停とはいえず、周辺には何もありません。

バス停名はこの先に「鬼谷橋」があるからで、そこに少し民家があります。

ネクタイ団地前バス停


京都バス55系統「ネクタイ団地前バス停」

京都バス55系統「ネクタイ団地前バス停」

ネクタイ団地とはまた珍しい名称ですが、西陣織のネクタイを生産していた工場があります。

バス停には「静原西陣織ネクタイ団地前」と書かれています。

目の前には「有限会社 匠弘堂」という社寺建築を専門にする有名な会社があります。

匠弘堂


匠弘堂

匠弘堂

この「ネクタイ団地前バス停」にある「匠弘堂」さんが紹介されるそうです。

工房の様子を取材したと匠弘堂公式Twitterで告知されています。

しずはうす前バス停


京都バス55系統「しずはうす前バス停」

京都バス55系統「しずはうす前バス停」

さて、サンドウィッチマンの一行は先ほどの匠弘堂さんから歩いて次のバス停「しずはうす前バス停」行くはずです。

そもそも1日3便しかないのだから、一度降りたら次のバスに乗車するのが難しい路線です。

予告でも「老人保健施設しずはうす」と「静原集落」が映っているので、たぶん静原集落までは徒歩です。

静原御旅町バス停


京都バス55系統「静原御旅町バス停」

京都バス55系統「静原御旅町バス停」

静原集落に入る手前にあるバス停が「静原御旅町バス停」です。

ここには「特別養護老人ホーム 静原寮」があるのと「京都ローンテニスクラブ」があるだけです。

静原集落


静原集落へ入る分岐

静原集落へ入る分岐

京都バス55系統は、府道40号から静原集落へと入ります。

95系統はそのまま府道40号を直進するので、95系統と55系統の違いはここにあります。

静原集落内を走る京都バス55系統

静原集落内を走る京都バス55系統

集落内には「静原下の町バス停、静原バス停、静原上の町バス停」という3つのバス停があるので、そこを経由していくのです。

サンドウィッチマンの一行は、先ほどの「しずはうす前」から、この静原集落まで行っているのが確認できていますが、たぶん徒歩だろうと思われます。

静原下の町バス停


京都バス55系統「静原下の町バス停」

京都バス55系統「静原下の町バス停」

静原下の町バス停は灯籠があるバス停です。

近くには以前紹介した「静原の大銀杏」があります。

撮影ロケ日はたぶん2018年11月16日なので、まだ大銀杏が色づいていたころです。

静原バス停


京都バス55系統「静原バス停」

京都バス55系統「静原バス停」

サンドウィッチマンの一行が静原の集落を散策しているのは確かなのですが、バスで来たのか「しずはうす前」から歩いて来たのかは不明です(たぶん歩き)。

さて、静原の中心が「静原バス停」です。

飲食店はここまでゼロ軒で食べるところはありません。

ただし、この先の「静原上の町バス停」近くにある「静原里の市」の開催場所で食事をしているのが予告から分かります。

静原上の町バス停


京都バス55系統「静原上の町バス停」

京都バス55系統「静原上の町バス停」

サンドウィッチマンの一行は、この「静原上の町バス停」近くで静原を散策しているのが確認できています。

立ち寄ったのは「静原川の木造橋」と「静原里の市会場」の2ヵ所です。

手前が「静原川の木造橋」で、奥が「静原里の市会場」です

手前が「静原川の木造橋」で、奥が「静原里の市会場」です

予告では、デヴィ夫人と西川貴教さん達が、この「静原川の木造橋」を渡っているのが映っていました。

また、この先にある府道40号線沿いの「静原里の市会場」で食事をしているシーンも映っています。

静原里の市


帰れマンデー見っけ隊の予告では静原里の市で食事をしています

帰れマンデー見っけ隊の予告では静原里の市で食事をしています

静原里の市は毎週日曜日に開催されている朝市のことです(静原里の市の紹介記事はこちらです)。

ただ、撮影ロケ日は11月16日と思われ、その日は金曜日です。

もし16日であれば朝市は開催されていない日のはずです。もしかしたら、日曜日に撮影ロケをしたのでしょうか。

静原里の市でデヴィ夫人と西川貴教さんが食事をしたベンチ

静原里の市でデヴィ夫人と西川貴教さんが食事をしたベンチ

日曜日であれば「おにぎり、寿司、佃煮」などが販売されているので、このベンチで食べることができます。

他にも「鯖寿司(1000円~2000円)も販売されています。

静原里の市で売られている鯖寿司

静原里の市で売られている鯖寿司

予告ではうどんを食べている様子が映っています。

追記:うどんの販売は知らないのですが、番組では京都で評価一番のレストランの店主さんが来ていると紹介されていました。そのレストランとは京都一予約が取れないと言われる「草喰なかひがし」のことで、そこの店主である中東久雄さんが毎週この里の市に仕入れに来るという内容でした。

静原学校前バス停


京都バス55系統「静原学校前バス停」

京都バス55系統「静原学校前バス停」

さて、一行はこの「静原学校前バス停」でバスに乗るはずです。

というのも、この先は峠で山道だからです。

また、しばらくは何もない道が続くからで、ここでバスに乗車しないと厳しいコースになるからです。

なお、この静原には唯一の飲食店(カフェ)があります。それが「CAFE MILLET」さんなのですが通常は営業されていないと思います。

城山バス停


京都バス55系統「城山バス停」

京都バス55系統「城山バス停」

城山バス停は、たぶんスルーしていると思います。

先ほどの小学校からすぐ近くで、特になにがあるわけでもありません。

江文峠バス停


京都バス55系統「江文峠バス停」

京都バス55系統「江文峠バス停」

さて、京都バス55系統は峠を越えて大原へと向かいます。

途中にあるのが峠のバス停「江文峠バス停」です。

ここからは「金毘羅大権現」へと向かう山道があるだけで、他には何もありません。

江文神社バス停


京都バス55系統「江文神社バス停」

京都バス55系統「江文神社バス停」

峠を越えると「江文神社バス停」があります。

年に1便の95系統が話題になった時に、この「江文神社バス停」が最も多くシーンとして使われていました。

追記:ここでは「小松美術館(休館中)」に立ち寄ったと番組で紹介されていました。

ちなみにバス停表記は「江文神社前」とシールが貼られています。シールの下には「新田」と書かれているはずです。

江文峠口バス停


京都バス55系統「江文峠口バス停」

京都バス55系統「江文峠口バス停」

次の停留所は「江文峠口バス停」です。

ここには飲食店が一軒あって「野むら荘 鳥亭」という軍鶏鍋のお店があります。

「野むら荘 鳥亭」の看板、完全予約制の軍鶏鍋のお店です

「野むら荘 鳥亭」の看板、完全予約制の軍鶏鍋のお店です

ドラマの撮影ロケ地でよく使われているのですが、完全予約制なので「帰れマンデー見っけ隊」で寄っていたらおかしい話になります。

追記:番組を確認したところ、デヴィ夫人と西川貴教さんの知名度で予約なしで食べに入っていました。

野村バス停


京都バス55系統「野村バス停」

京都バス55系統「野村バス停」

大原へ入ると「野村バス停」があります。

ここは大原行きのバス停は標識がないバス停なので、上の写真は貴船口行きのバス停になります。

また、年に1便の95系統のバス停は別の場所で十字路の北側にあります。

近くには「道の駅 大原」があります。

野村別れバス停


京都バス55系統「野村別れバス停」

京都バス55系統「野村別れバス停」

もうすぐ大原という場所にあるのが「野村別れバス停」です。

ここにはコンビニがあり、大原三千院へと向かう道のひとつがあります。

たぶん、ここも下車しないでスルーしてます。

大長瀬町バス停


京都バス55系統「大長瀬町バス停」

京都バス55系統「大長瀬町バス停」

京都バス55系統「大長瀬町バス停」です。

ここも何があるわけではなく、民家がいくつかあるだけのバス停です。

梅の宮前バス停


京都バス55系統「梅の宮前バス停」

京都バス55系統「梅の宮前バス停」

大原のひとつ手前のバス停「梅の宮前バス停」です。

紅葉がキレイで、すぐ隣は寂光院へと向かう「役場橋」というシンプルな橋があります。

ここも、終点手前なのでスルーです。

大原バス停


京都バス55系統終点「大原バス停」

京都バス55系統終点「大原バス停」

お疲れ様でした、こちらが京都バス55系統終点「大原バス停」です。

デヴィ夫人と西川貴教さんたちはここから「大原三千院」と「寂光院」へ行ったそうです。

ここまで来れば観光地なので飲食店はたくさんあります。

大原三千院


大原三千院の紅葉は東洋の宝石箱と言われています

大原三千院の紅葉は東洋の宝石箱と言われています

デヴィ夫人と西川貴教さんたちは「大原三千院」で紅葉を見たそうです。

ここは「東洋の宝石箱」と言われるほどの紅葉名所で、12月初旬でもまだまだキレイな紅葉具合です。

現地の方に確認したところ、三千院にデヴィ夫人がいたのは事実だそうです。

京都府京都市左京区大原来迎院町540
公式サイト:http://www.sanzenin.or.jp/

紅葉の五右衛門風呂(大原の里)


紅葉の五右衛門風呂(大原の里)

紅葉の五右衛門風呂(大原の里)

この大原では、大原の里の五右衛門風呂が紹介されるようです。

予告では「紅葉の五右衛門風呂」が映っているのですが、これは「大原の里」の日帰り入浴で間違いありません。

紅葉(もみじ)散る露天風呂はアルカリ泉質の単純温泉ですが気持ちの良い温泉です。

入浴料は1000円でドリンクなどがサービスで付きます。

この大原の里の入浴レビューもありますので、ぜひご覧ください。

京都府京都市左京区大原草生町41
公式サイト:http://www.oohara-no-sato.co.jp/