今回は、おそらく日本一の急カーブがある国道477号(百井別れ~百井峠ルート)を走ってきました。その「日本一の急カーブ」があるのが「百井別れ」というところで、酷道マニアの聖地になっているところです。
おそらく日本一急カーブな道(百井別れ~百井峠ルート)を走ってきた
日本で有名な酷道はいくつもあるのですが、その中でも特に有名なのが「国道425号、国道477号」でしょう。
国道477号(大阪~京都~滋賀~三重)
酷道といっても全区間が悪路というわけではなく、国道425号では「龍神~十津川」が、国道477号では「百井別れ~百井峠」が最難関と呼ばれているコースです。
前者の国道425号は2016年8月に「龍神~十津川ルート」を完走。その様子をブログで書いたところたくさんのアクセスをいただきました。
今回は、後者の国道477号「百井別れ~百井峠ルート」を走ってきたのでレポートしたいと思います。
というのも、実はこの国道477号「百井別れ~百井峠ルートには、おそらく日本一の急カーブがあるからなんです。
日本一急カーブな道(百井別れ)
さて、ある天気が良い日に国道477号「百井別れ(ももいわかれ)」へと行って来ました。
この百井別れには「おそらく日本一の急カーブ」があることで知られています。
一見すると普通のカーブに見えますが、実は撮影している場所は国道477号ではなく府道38号線です。
実は、国道477号は府道38号線と一本道のように接続しているのですが、国道477号線自体はこの「百井別れ」で急カーブして細い道へと入っていくのです。
上の写真が「百井別れ」の急カーブです。
交差点でが鋭角カーブになっているところで、一回では曲がれないほどの急カーブになっています。
これ、地図で見ると分かりやすいかと思います。
地名の「百井別れ」というのは京都バスのバス停名にもなっています。
これ読みは「ももいわかれ」です。
平たくいえば「百井方面へ向かう道」という意味で「分かれ道」のことです。
ちなみに、2020年3月17日放送の『ちゃちゃ入れマンデー』で、この「百井別れ」の難所が紹介されるそうです。
では、ここから難所コースの「百井峠」まで行ってみましょう!
国道477号の最難関コース「百井別れ~百井峠ルート」を走る
今回走る「百井別れ~百井峠ルート」は全長1.6kmほどと短いコースです。
国道425号の時は劣悪な道が延々と45kmも続きましたが(笑)、今回はだいぶ短いので気楽ですね。
しかし、道はかなりの悪路で離合困難路線です。
離合困難というのは車一台分くらいの幅しかない路線のことで、対向車が来たら離合ポイントまでバックしなくてはいけない場合もあります。
そのため、大型車での通行は制限されている道でもあります。
「百井別れ~百井峠ルート」は登山道みたいな道になっています。
国道425号の時は川沿いの崖っぷちな道でしたが、こちらの国道477号は「道がデコボコな登山道」のようです。
3年ほど前まではガードレールがなかったのですが、最近は柵が設置されてちょっと安心になりました。
柵がなかった頃はバイクで走破するのが怖い道でしたが、今回はスイスイと進んでいきます。
と思ったら「柵」がない区間もありました。
崖下は杉林ですが、落ちたら危険なので慎重に進んでいきます。
国道425号の時は山水で濡れて崩落した道でしたが、こちらはそんなことがないのでだいぶマシです。
カーブも少なめだと思います。
さて、国道477号の難所は「百井別れ~百井峠」の1.6km 区間だけで、それを抜けると百井集落へと入ります。
この百井集落で地元の方に「おすすめスポット」を聞いたのですが・・・・
水と空気はキレイだけど何もない
と話してくれました(笑)
ということで、今回は国道477号「百井別れ~百井峠ルート」を走ってきました。
4月以降であれば日曜日だけ営業しているカフェ「いっぷく」さんが営業しているので休んでいくと良いでしょう。
今年は暖冬なので雪はありませんが、例年であれば降雪が多い地域なので、走破するなら「夏」がオススメです。
理由は冬は立ち寄るところがないからです!