京都の錦市場には「チョコレートコロッケ」という奇食グルメがあります。老舗佃煮店「井上佃煮店」の意外すぎる名物のことで、チョコレートにパン粉を付けて油でサクッと揚げたスイーツ・グルメです。本来は佃煮屋さんですが、いつの間にかメイン商品を凌ぐ人気の名物メニューになっています。
今回はこの「チョコレートコロッケ」を紹介します。
最新情報:こちらのお店は2019年12月14日で閉店しました。
一度は食べたいチョコレートコロッケが京都にはある
今回の「京都案内」は、錦市場で売られている一度は食べてみたい・・・・
チョコレートコロッケ
の紹介です。
まさに奇食グルメですが、チョコレートにパン粉をまぶしてサクッと揚げたコロッケです。
これが結構・・・・おいしいのです。
老舗「井上佃煮店」のチョコレートコロッケ
京都の台所といえば「錦市場」です。
細い通りに老舗が何軒も並ぶアーケード商店街で、一昔前までは「京都の台所」と呼ばれていました。
今でもそう呼ぶ方もいらっしゃいますが、最近では「観光客向けグルメ」が多数を占めており「京都の台所ねー」という京都人も多いかと思います。
しかし、そこはそれ。
我々も商売ですから、目にとまるようなグルメを提供していかなければ生き残ることはできません。
ということで「チョコレートコロッケ」なわけです。
販売しているのは錦市場の老舗「井上佃煮店」さんで、店頭でもイチオシの商品として掲示されていました。
値段も1個120円なのでお気軽な京都の食べ歩きグルメです。
欧米人が大好きなチョコレートが日本風にコロッケになっているので、外国人観光客が珍しそうに見ていたりもしました。
日本人からしても珍しいので、今回はこの「チョコレートコロッケ」を食べてみることにしましょう!
チョコレートコロッケ 実食レビュー
これが噂の「チョコレートコロッケ」です!
見た目は近江牛コロッケみたいですが、中を見ればそんな妄想は吹き飛びます。
15年ほど前に、バレンタイン商戦で考案した商品ということで、今ではこれが錦市場の名物にもなっています。
コロッケをわってみると、中には本当にコロッケが入っています。
おおよそ冗談だと思っていたのですが、具材は100%チョコレートで、それ以外の混ざり物は一切ありません。
100%ピュアなチョコレートが入ったコロッケなのです。
このチョコレートコロッケ、サクッサクとした香ばしい衣の中から、甘味と粘りの強いソフトチョコレートが入っているコロッケです。
味はもちろん「チョコレート味」で、甘いチョコレートと香ばしいパン粉や妙にマッチングしています。
揚げたてを食べるとトロッとしているのですが、冷めるとチョコが餡のようになります。
トースターで温めなおすと、またサクットロッとした感じになるので、持ち帰って家で食べる場合はトースターで温め直すのがおすすめです。
井上佃煮店 営業時間と定休日
では、このチョコレートコロッケが売られている「井上佃煮店」さんはどのようなお店なのでしょうか。
大丸京都店側から錦市場に入って、ひと筋越えたら右側にお店があります。
店頭にはアイデア商品が多く「ハリネズミドーナッツ」なども並んでいて「ここって佃煮屋さん?」という雰囲気です。
営業時間は「9時~18時」で、定休日は「水曜日」となっています。
井上佃煮店 アクセス方法
錦市場の「井上佃煮店」へ行くには、寺町通から錦市場に入るか、大丸京都店の北側から錦市場に入るかです。
道が狭いので自家用車で行くような場所ではなく、駐車場や駐輪場は「大丸京都店」の有料駐車場を使うのがおすすめです。
電車で行く場合は阪急京都線「烏丸駅」から歩く方が近いですよ。