今回の「京都案内」は「ロパのパン屋」さんです。「ロパのパン屋」は京都発祥の有名な移動販売のパン屋さんのことで、戦後すぐ頃から西日本で移動販売されていたのはご年配者ならご存知でしょう。しかし、今回はパンを買うわけでも食べるわけでもありません。
この「ロパのパン屋本部」が近所の上賀茂にあるので見に行ってきたのです。
ロパのパン屋とは
「ビタミンパン連鎖店本部」
そう書かれた、赤い色が目立つ移動車には「ロバのパン屋 」と書かれています。
明治34年に岐阜で生まれた桑原貞吉氏(創業者)が、大正時代に京都でパンを作り始め、昭和6年に「ビタミンパン連鎖店本部」というチェーン展開を始めたのが始まりのパン屋さんです。
有名になるのは、戦後の昭和29年に創業された「ロパのパン」という移動販売チェーンからで、西日本を中心にチェーン展開されていました。
この「ロパのパン屋」さんですが、京都が本部というのは知られているのですが、京都のどこにあるのかまではあまり知られていません。
・京都本部
・岐阜県岐阜市(代理店)
・三重県四日市市(代理店)
・高知県高知市(代理店)
・徳島県阿波市(代理店)
「ロパのパン屋 本部」は京都・上賀茂にある
実は「ロパのパン屋 本部」は京都・上賀茂にあるのです。
場所は、京都・上賀茂の京都産業大学へ向かう道の途中にあるコンビニの脇道を入った先にあります。
しかし、これがまたわかりづらいのです。
「サークルK京都産業大学前店」の2つ北にある道を西に向かうのですが、2つの道はほぼ隣り合って存在しています(2020年時点でサークルKはありません)。
コンビニの脇道を間違えると到達できませんので間違えないようにしてください。(2本目です)
その道をまっすぐ行くと住宅が真正面にあるのですが、その左側に沼があります。
その脇のヤブの道を進むと(車不可)、すぐ右手に「ロパのパン屋 本部」があるのです。
こちらでは販売ではなく製造だけしていますので購入はできません。
「ロパのパン屋」さんは京都市内をこの移動販売車で巡回しているので、それを狙って購入するしかありません。
ちなみに、私がよく見かけるのは「三条通」にある「中京郵便局」の角のところです。(地図)
ロバのパンと呼ばれていますが、正式名称は「ビタミンパン連鎖店本部」です。
ロパのパンで販売しているのは実は蒸しパンだけではありません。
創業者が饅頭職人であったことから「みたらし団子」も販売していて、こちらも人気があります。
(株)ビタミンパン連鎖店本部
「(株)ビタミンパン連鎖店本部」さんの場所は、京都・上賀茂にあります。
山と田んぼと沼と京都産業大学があるようなエリアですが、農家さんが多い場所です。
軽自動車がやっと1台通れるような道の先ですが、運が良ければ「ロバのパン屋 移動販売車」を見ることができます。
京都府京都市北区上賀茂東後藤町48−5
営業時間:
定休日:
URL:http://www.robanopan.net/
評判(口コミ)
お兄ちゃんがロバのパン屋の車走って追いかけてクリームパン買ってたし
うまいし pic.twitter.com/3zJKc3oevR— ゆうゆな (@yunadasi) 2017年9月14日
「ロバのパン」の蒸しパン♪#このタグを見たら好きな和菓子をつぶやけ pic.twitter.com/Ndxry73fB3
— nekonekonet527 (@nekonekonet527) 2017年9月6日
念願のロバパンGET・:*+.(( °ω° ))/.:+#ロバのパン#ロバパン pic.twitter.com/ns9YdPp4WQ
— ハマー (@jr8600kei) 2017年8月20日