今回の「京都案内」は、太秦にある「大映通り商店街」の道に隠された謎についてです。通称「キネマストリート」とも呼ばれ、撮影所がある街の商店街ですが、この道にはあるデザインが施されているのです。
そのデザインとはいったいどんな模様なのでしょうか?
京都・太秦「大映通り商店街」の道路には秘密がある
今回の「京都案内」は、地元の商店街「大映通り商店街」の秘密です。
秘密というかなんというか、ほんのちょっとしたことなのですが、人に知られていないことが「大映通り商店街」の道路にあるのです。
上の写真は「大映通り商店街」を東から西に見た風景ですが、この道を見てみると気が付くことがありませんでしょうか。
そうです!
よくわかりましたね、道の両脇になにやら不思議な模様があるのです。
大映通り商店街のストリートはフィルムがデザインされている
実は、この模様は映画など撮影用フィルムの縁に一定間隔で開けられている細長い送り穴をモチーフにしたものなのです。
英語で「Perforations」と呼ばれる穴で、昔のカメラフィルムにも付いていたので見たことも多いでしょう。
この模様は、大映通り商店街の端から端まで均等に並んでいるのです。
京都・太秦は映画会社「松竹京都映画撮影所」と「東映 京都撮影所」がある映画の街です。
キネマストリートとも呼ばれ、こういった映画をモチーフにしたデザインになっています。
一番最初の写真にあった「商店街の看板」にもキャメラがデザインされています。
こういうのを見ながら、通りを歩くと散歩は面白いと思います。
大映通り商店街 基本情報
大映通り商店街(キネマストリート)の場所は、京都の太秦という所にあります。
北野白梅町駅から嵐電(京福)で「太秦法隆寺駅」もしくは「帷子ノ辻駅(かたびらのつじえき)」がちょうど商店街の両端にあたるので、両駅どちらからか行くのがオススメです。
映画通りには「アララ」さんという元SMAPのキムタクが行った洋食店もあったり、キネマキッチンという映画館をモチーフにしたカフェレストランもあります。
観光スポット「東映太秦映画村」に行った場合は、この「大映通り商店街」を通ってみると良いでしょう。
京都府京都市右京区太秦桂ケ原町17−70