3月16日の『秘密のケンミンSHOW』(ケンミンショー)で大阪の方言(大阪弁)が紹介されます。「なんしか」という大阪弁が紹介されるのですが、この「なんしか」とはどのような意味なのでしょうか?
実は、いくつかの意味を持つ便利な言葉だったのです。
大阪弁
日本で一番知られている方言は「大阪弁」だと思います。
大きく分類すると「摂津・河内・和泉」の各エリアで違いはあるものの、関西に住んでいて感じるのは「非常に早口な方言」であるということです。
「すっきゃねん」
「かなんなあ」
「かまへん」
なんというか「息を多く吐く話しやすい」感じがありますが、スルッと言える言葉が多いなと感じます。
関西のテレビを見ていると、関西芸人さんは一言で素早く多くの情報量を話しているなとよく思います。
便利ワード いろいろな意味を持つ大阪弁
他にも、ひとつの言葉で多様な意味を持つ場合もあります。
「えらい」 → 立派・大変・つらい 等
「なんしか」 → 便利ワード?
3月16日放送の『秘密のケンミンSHOW』で、この「なんしか」が紹介されるようです。
これも、若い子が使っているのを聞くことがあります。
どういう意味なのかは、関西弁を話さない自分には少し考える時間が必要なこともあります。
なんしか
「なんしか」は大阪や奈良県でも聞く言葉です。
「なんしかおもろい」 → とてもおもしろい
「なんしかありがとう」 → ありがとう
「なんしか知らん」 → とりあえず知らない
「なんしか腹へったわ」 → とにかくお腹が空いた
これを聞いて、他府県民でも思いつくのは「なんらかしら」という意味かなだと思いますが、意味としては強調の意味が強いです。
「なんしか」というのは、「とても・とりあえず・とにかく」などの意味合いで使う言葉なのです。