今回の「京都案内」はワンコイン500円で買える激安「すぐき(すぐき漬)」の自販機を紹介します。すぐき自販機があるのは京都市北区の鷹峯で源光庵に向かう坂の途中です。ちょうど12月初旬から「新物すぐき」が出回っており今が旬の食材(野菜)です。
通常だと1000円くらいするものなので500円は安いと思います。
すぐき漬け 上賀茂神社が発祥の京都・乳酸菌発酵食材
冬の京野菜というと「聖護院かぶ」ですが、他にも「すぐき」があります。
「すぐき」も「かぶの一種」で、京都ではこれを乳酸菌で発酵させた「すぐきづけ」が有名です。
乳酸菌は善玉菌「ラブレ菌」と呼ばれるもので、独特の酸っぱさがある漬物です。
贈答品などで好まれ、普通に買うと1000円以上のものですが・・・・。
実はワンコインで買える場所があるのです!
京都・鷹峯にワンコインで買える「すぐき漬け」の自販機がある!?
とある冬の寒い日に、我々は「すぐき」(すぐき漬け)の話題で盛り上がっていました。
12月初旬から初物が出回り、安土桃山時代から京都で作られている名物だからです。
発祥は京都・上賀茂神社とされる地元の食材で、1804年創業の老舗漬物店「京都なり田」さんが比較的知られている存在ですが、小さいものでも1000円以上と結構なお値段がしたりします。
すると、うちの困ったちゃん温泉担当が、寒さでボンヤリしながら激安情報を提供してくれたのです!
温泉担当 「鷹峯に無人販売の自販機が、ああ・・あああっ!アルんだなっ!(* ॑꒳ ॑* )」
温泉担当によると、そこでは「すぐき」が最安で500円というのです。
これはさっそく行ってみるしかないということで、大雪の降る1/17に京都・鷹峯までバイクで行ってきました。
場所は、鷹峯の「源光庵」に向かう坂道の左沿いで、小さい「すぐき」のノボリがある場所です。
京都・鷹峯のセブンイレブン前にひっそりとある「すぐき」自販機
ちょうど「セブンイレブン」がお向かいにあるところに、漬物をつくってそうな生産工場があるのですが、そこの前に自販機がありました。
価格は500円~900円程度で「進物用・家用」で価格が異なっていました。
通常だと1000円以上するものなので、500円であれば半額ということになります。
すぐき(家用)500円~
すぐき(進物用)700円~
辛味大根 300円~
自販機は100円玉と500円玉が使えるもので、千円札は使えない上におつりが出ないということなので小銭が必要です。
しかし、ご家庭用とはいえ500円ですぐきが買えるなら安いと言えます。
商品は赤いランプがついているところのボタンを押すと、ロックが外れるようになっていました。
「すぐき」は切って使うため、なるべく形が良いものを選んだ方が良いのですが、開けないとわからないので適当に選んでみました。
ということで、これが500円の「すぐき」です。
形の悪いもので一般には出荷されないため500円というお値段になっています。
形の良いものだと切った際に「半月型」になるのですが、この感じだと見た目はややデコボコになりそうです。
自販機で買った「すぐき」紹介
自販機で買った「すぐき」ですが、実際に切ってみたところご家庭で食べるには問題のないものでした。
さすがに宣材写真とかでは使えませんが、うまく盛り付けて撮影してみました。
口に運ぶと「かぶ」の香りと、さわやかな酸味があり、若干苦みのある食感でおいしいものでした。
お茶漬けと一緒に食べるとさらにおいしいし、乳酸菌で発酵したものなので免疫効果が期待できる食べ物でもありますね。
京都・鷹峯にある「すぐき漬け 自販機」の場所
ということで、今回の「京都案内」はワンコインで買える京都名物「すぐき」の自販機を紹介しました。
場所は「千本通」なのですが、源光庵に向かう途中の坂にあります。近くには「セブン−イレブン京都鷹峯藤林店」があるのでわかりやすいです。
京都市バスだと「北1系統・6系統」でバス停「上の町」というのが一番近いです。
四条大宮駅からは「6系統」を利用、北大路駅からなら「北1系統」を使うことになります。
少し北には野菜の露店販売や、セブンイレブンの北には漬物専門店「長八」さんもあり、源光庵も近いのでブラブラするには良い場所です。
京都府京都市北区
後日談:京都繊維大学の近くにも「すぐき」自販機があった!
この記事を投稿した後、我々はとあるTweetを見逃しませんでした。
工繊大の南側にも「すぐき漬けの自販機」あるよ → すぐき漬け 自販機@京都・鷹峯にあるワンコインで買える「すぐきづけ」 – お墨付き! – https://t.co/S3XBK0hZ4z
— Kuny3298 (@Kuny3298) 2017年1月18日
そこで、速攻でこの「すぐき自販機」を見に行ったところ、最安で200円から「すぐき」が売られていたのです。
もちろん、その分小さいのですが・・・・
我々は先に買った「すぐき」を持て余していました(笑)
ここなら少量の「すぐき」が買えるということで、なかなか便利な場所だと思ったしだいです。
先日「鷹峯」で購入したものはまだ1/100も食べていないのにも関わらず、300円のものを購入してみました。
形や見た目などは鷹峯のものよりもキレイな感じですが、やはり良い形のものはここにもないようです。
このあたりは学生さんのアパートも多いエリアなので、小さいもののほうが売れるのかもしれませんね。
場所は「京都繊維大学」の南側でアパートの敷地内にありました。
後日談2:御薗橋の鴨川沿いにも「すぐき」自販機があった!
以前は直販野菜を販売していた無人販売の自販機が、鴨川の御薗橋東詰にあったのですが、そこが「すぐき」自販機になっていました。
たぶん、最近だとは思いますが、ここでも400円程度で「すぐき」の販売がされています。
桜のシーズンだと人が多いので売れかもしれませんね。