【京都秘境ハンター】5/4、原谷から鳴滝白砂へ抜けるケモノ道(原谷ルート)

この記事は京都の「沢ノ池」と「沢山」を攻める記事の第四弾です。過去、我々は過去3度も京都市北区と右京区にまたがるエリアの未踏地区を探索するというヘタレ企画を行ってきました。道なき道を行くシリーズですが、今回は未だ謎とされてきた「鳴滝白砂~原谷」間を踏破してまいりました。

メンバーは毎度の温泉担当と他2名(フード担当と編集)でございます。

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ワシは京都の「沢山」に登りたいんジャ!


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第三弾の記事で登った京都市北区の「沢山」です。

近くには、京都に近いのに遠いという「沢ノ池」という超穴場スポットがあるエリアです。

我々は、過去3度このあたりのルートを探索してきました。

第一弾「沢ノ池」を車で行けるルートで制覇!(整備林道)
第二弾「沢ノ池」を林道から最短ルートで制覇!(原谷弁財天ルート → 失敗)
第三弾「沢ノ池」(坂尻ルート → 成功)

今回は、第四弾ということで、謎として残っていた「鳴滝白砂」からの「沢山」方面へのルートを探すべく、「原谷」にあるらしい、もうひとつの未踏ルートを探索してきました。

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上の地図でいうと、右上の赤線始点から左下の終点(鳴滝白砂)まで行ってきました。その途中に「沢ノ池」方面(沢山)へぬけられるルートがあると聞いたからです。

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「わら天神」から原谷へ行く


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今回の入り口があるのは、京都市北区の「原谷地区」です。ここは、戦後すぐに戦地から帰還した兵隊さんが新しく住む場所として開拓された地域です。

「原谷」に行くには、市バス205か204系統で一度「わら天神」か「立命館大学前」まで行き、そこから「M1系統」に乗り換えて行きます。バス停は、わら天神の少し北にある「BigBoy」前に小さなM1系統専用のバス停があります。

「立命館大前」からM1系統に乗るのであれば、バス停の一番手前(坂下)のバス停から「原谷行」が出ています。中央のバス停にも「M1系統」があるのですが、原谷を経由しないで北大路まで行くバスなので、バスの行先が「原谷」になっている必要があります。(時刻表

我々はケチなので、歩いていきました(笑)

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立命館大近くの「くら寿司」のお向かいの道を入っていきます。

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北上すると、突き当りで左の坂(氷室道)を登っていきます。

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この道は広いのですが、大変な激坂で、軽だとエンジンが唸ります。

原谷から沢山方面(鳴滝白砂経由)に抜ける林道ルートに入る

バスで行くと「豊Corp.」の付近で終着なので、そこまで行きます。

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そこから、150メートルほど南に「けものみち」の入り口があります。

入って2メートルほどで左右に道が分かれていますので、それを右側に進みます。

平坦な道の方(川沿い)のコースになります。

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川沿いのケモノ道を進むと、広い沢が!


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この道は、右手に川が流れていますが、結構下の方にあり、崖で降りることはできません。

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でも、川の流れる音がずっと聞こえており、天気が良いとちょうど良い温度で歩きやすいです。道はほぼ平坦か下がり道なので、だいぶ楽でした。

これまでのルートの中では圧倒的に楽です(笑)

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途中、細くぬかるんでいる場所が下りであります。ここは危ないので滑らないように進みます。もちろん、滑りましたが。

逆向きの登りだと、ややキツイ場所もあります。そういう場所ではロープがあるので、それに掴まると良いでしょう。

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下り坂が終わると、広い沢がありました。

沢山から流れていくる沢が出現!


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下り道を降りると、沢のところに広い場所がひろがります。

この沢は「沢山」から流れてきています。

実は、この「沢山」の周囲は広範囲で、結構水が豊富に流れているところが多くあります。

府道31号沿いにも名水がありますが、住宅地の中でも山からの水が激しく湧き出る場所があったりもします。

「沢山」言うだけあります。

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この場所からは、沢山方面に登れそうな沢があるのですが、この道は第二弾「沢ノ池」で失敗したルートに向かっていそうです。

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しかし、今回は「沢登り装備」でないのと、ヘタレ二名(フード&編集)がいるので断念しました。

鳴滝白砂に抜ける道


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最初にも載せた今回のルートですが、現在はルートの半分まで来ています。

ここから、沢に沿った道を南に向かうと、鳴滝白砂に出ることができ、そこから沢山に向かうルートのある場所まで行くことができます。

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第三弾「沢ノ池」で載せた地図ですが、この地図の一番下にある「82」番から「R鳴滝」に向かうコースです。

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今回は「鳴滝白砂」まで行くことにしました。

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途中で小さいダムがあります。

高さは20メートルくらいありますが、細いダム上を先端まで行ってみました。とても危険です。

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先ほど行った先端を側面から見ると、高さがわかります。

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ダムの先は、沢沿いの平坦な道が続きます。だいぶ楽な道でした。

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流れはゆるやかで、水もきれいなので、夏なら泳ぎたいくらいです。(ただし、降りるには高い)

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とってもキレイです。

鳴滝白砂へ、沢山への登山道


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鳴滝白砂に近くなると、造園屋さんが見えてきます。といっても、その手前で出迎えてくれるのは廃墟ですが。

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ここが、鳴滝白砂から沢山へ入るルートのある場所です。

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左に行くと鳴滝白砂にまだ林道が続きますが、右手の沢を渡ると整備林道に出ます。すると、すぐ「沢山ルート」があります。

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ここにある造園屋さんが、整備林道の脇にキレイに植樹した道をつくってました。

紅葉もいいけど、今の4月は新緑もなかなか良いものです。

鳴滝白砂


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鳴滝白砂から、整備林道方面を見た入口のところです。

鳴滝白砂は、スタートの原谷と同じで、不便なところのせいか、家賃15000~25000円程度で探せばアパートがあったりする地域です。

山の上にある住宅地なので徒歩や自転車はかなり厳しい
街中に出るにはM1系統の市バスがあるので金閣寺付近まで出られる
なにげにコンビニとスーパーがある

山の中腹にある寺院などがあるきれいな住宅地
国道162号が近いので街中へは近いが、バスの便などが不便
コンビニやスーパーがちと遠い

京都で激安物件探すなら、鳴滝付近は穴場だと思います。

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京都秘境ハンター

京都の秘境案内「京都秘境ハンター」。京都の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。京都の起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。


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ノーディレイ

京都市在住の著者「ノーディレイ」が毎日京都の街中を100km以上巡って探してくる飲食新店の中からおすすめ出来るお店を選んで紹介しています。口コミサイトや他グルメブログで紹介されていない店舗を優先して紹介しているので他ではレビューされていない魅力的な飲食店が多数掲載されています。しかし、弱小ブログであるためすぐにドメインパワーの強い似たようなサイト(街中調査をしないでネット情報だけで飲食新店を探すサイト)に新店舗情報を引用および流用されるため鳴かず飛ばずで10年以上ブログを運営してきました。毎日の京都街歩きで見つけて掲載したグルメ(飲食新店)は3500軒以上(街ネタを含めると4700件以上)ある新店ハンターの先駆けです。特に京都のラーメン新店やカフェ新店の情報は掲載が速いことで知られています。X(旧Twitter)のフォロワーには京都の飲食店経営者やマスコミ関係者が多く京都のグルメ情報の情報源(一次ソース)ブログとも言われています。

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