先日、朝早くに京都府亀岡市へ行った際に雲がとても低い位置にたくさん出ていました。亀岡といえば「雲海」で知られる街ですが、山に囲まれ田んぼや畑が多いのでこういった風景を見ることができるのです。今回はそれを下から見てきました。
亀岡の雲海
2020年12月7日の早朝、京都府亀岡市の朝はとても寒かったのですが、天気が良くて陽が照っていた日のことです。
国道9号で京都市内から亀岡市内に入ったところで、近くの山が雲で見えなくなっているのに気が付きました。
そう「雲海」です。
雲といえば空高くに浮かぶものですが、そこにあったのは民家の屋根と同じくらいの高さにある雲でした。
亀岡は畑が多く、土中の水分が太陽の熱で蒸発。
それが低い位置にたまって雲となっていたのです。
亀岡の雲海 下から見るか? 上から見るか?
これは高台に上がって「亀岡の雲海を見るチャンス」と思って、急いで「霧のテラス」に向かおうと思ったのですが・・・・
ふと思いました
「亀岡の雲海 下から見るか? 上から見るか?」
上から見るのが「雲海」ですが、それはよく他でもたくさん報じられていることです。
「なら下から見てみよう!」
その場から雲に向かって進んでみました。
向かってみると、畑からは大量の水蒸気が立ち上っていました。
とても寒い日だったのですが、太陽が照っており、それで土中の水分が放射冷却で水蒸気となっていたのです。
標高の高い地区に住んでいるとよく見ますが、すぐ近くの山にポツンと雲があったりすることがあります。
山は水分を多く含むので雲が上に発生するからです。
また、池などがあったりするとその真上に雲が出来ていたりするので間近で見ることも稀ではありませんが、これほどの大きな雲はなかなか見ることがありません。
ついでだったので、亀岡の「霧のテラス」へ行ったところ雲海はありませんでした。
その日は亀岡市の東側で雲が出ていたのですが、「霧のテラス」は真北から北西しか見えないので、下で見た雲はここからは全く見えませんでした。
ちなみに、亀岡市で雲海が発生した時の写真がこちらです。
亀岡の雲海 下から見るか? 上から見るか?
上からは見えないものが下では見られるし、下からは雲海は見られません。
今回は下からしか見られない「雲海の発生現場」を見ることができましたが、あなたはどっちの方が見たいですか?
かめおか霧のテラス
上から見たい方は「かめおか霧のテラス」に秋から冬にかけて早朝に行くと見られることが多いようです。
前日、雨が降った快晴の翌日とか良さそうです。
国道9号の亀岡市役所のところから国道372号を南西へ、風ノ口の交差点で京都縦貫道が上を走るのですが、その手前を左折(出雲大社京都分院 方面)すると「かめおか霧のテラス」へ行く近道です。
実はライブカメラがあってネットでも見ることができたりします。