今回は「京都の味噌汁」をテーマに定番の味噌汁を紹介したいと思います。京都といえば白味噌が定番、京都の味噌は西京味噌とも呼ばれています。今回はそんな京都の名物味噌汁店や老舗味噌屋を紹介します。
マツコの知らない世界で紹介されない京都の味噌汁
2020年10月27日放送の『マツコの知らない世界』の予告を見ていたところ、元官僚のたけうち和久さんが1000種から厳選した味噌汁を紹介すると予告されていました。
最強の具の組み合わせなどを紹介するようですが、パッと見は京都の味噌汁が紹介される感じではありませんでした。
でも、皆さん。
味噌汁といったら京都ですよね?(そうか?)
出汁にこだわる関西で白味噌を使ったのが京都の味噌汁です。
ということで、今回は「京都の味噌汁」をテーマに定番の味噌汁を紹介したいと思います。
本田味噌本店の「一わんみそ汁」
私は京都の味噌汁というと一番最初に思い出すやつがあります。
それが・・・・
本田味噌本店の「一わんみそ汁」です。
本田味噌本店といえば京都の老舗味噌屋で1830年(天保元年)創業です。
室町一条(御所西)にある宮中にお料理用の味噌を献上していたのが始まりとされています。
京都でよく聞く「西京味噌」というのはこの本田味噌本店が発祥です。
ちなみに、なんで京都ではなく「西京」と呼ぶのかですが、明治維新で江戸を「東京」と呼ぶようになった時に京都を「西京」と呼ぶことがあったからです。
だから「京都味噌=西京味噌」なんですね。
麩焼きの中に「豆腐、味噌、わかめ」のフリーズドライが入っているので、お椀に入れてお湯を入れて溶かして飲む味噌汁です。
今風にいえば保存が効くインスタント味噌汁ですね。
お店は京都高島屋地下一階にもありますよ。
志る幸 利休辯當(弁当)
さて、京都の味噌汁といって次に思い出すのが「志る幸(しるこう)」です。
昭和7年創業の懐石料理店ですが、味噌汁が名物です。
屋号の「志る幸」は質素を良しとした「汁講」が由来だとか。
店内は能舞台を模したカウンターがあり、それを眺めながら「利休辯當(2500円)」を食べることができます。
ちなみに「辯當」は「べんとう(弁当)」と読みます。
味噌汁は「白味噌、赤味噌、すまし」の3種類から選べますが定番は白味噌です。
上の写真は「はまぐり」が具になっています。
具はデフォルトで豆腐ではありますが、追加料金で「たい、はまくり、くしら、とせう、はも、たいあら、かき、おとしいも、ししみ、しゅんさい、ゆは、ゆすふ、なめこ」に変更できます。
ちなみに「はまぐり」は800円追加でした。
具材のメニューに濁点がないのは「出汁が濁らないように」という気持ちからそうなっています。
京都の味噌汁を飲んでみたいという方にお薦めのお店です。
石野味噌
さて、先ほどの「志る幸」の味噌は「石野味噌」のものです。
創業は1781年(天明元年)で、先ほどの本田味噌より老舗で、京都の白味噌といえば「石野味噌」ともいえる存在です。
創業以来変わらぬ技で作る「石野の白味噌」という商品が知られており、京都の割烹でも使われている白味噌です。
購入は京都高島屋地下一階の店舗で可能です。
マツコの知らない世界 2020年10月27日 予告
マツコの知らない世界 2020年10月27日 予告は以下の通りです。
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